昨日、急ぎ足で登りながらも、石の上だと目立つのでついつい拾っていたブナの実。
思ったより拾えてました。
ドングリもブナもそこそこ落ちているけれど、クマが満腹するほどではなさそう。
既に里に降りてきているようですなぁ。
会社の車に乗り合いして行くと電話があった。
うげげ。
自分の車が横付けできれば、必要なものを車からすぐ出せるし、雨や強風時に逃げ込める
から安心なのだが、乗り合いとなると、必要装備をまとめておかないといかーん。
朝置いて行かれたら、夕方迎えが来るまで、そこにあるものだけしか使えない。しかも、ここ
の現場は携帯が通じない上に、無線すら隣の地点の人にしか通じないときたもんだ。
雨は大丈夫そうだが、寒さ対策が微妙な時期だなぁ。
まだ厳冬期仕様は不要だが、朝夕は寒いと3度くらいになるかもしれず、それに風があれば
冬仕様は必要か・・・
博物園で再生実験のためにバラバラに切断されたのに、もうすっかり再生してました。
体の大きいのは切断を免れた3匹。条件がいい頭部や腹部からの再生君もフルサイズに近い。
短い子は、不利なシッポだけからの再生君だろう。しかし、分割した数より一匹多く、異常に小さい
子がいる。
縦割りからの再生君?にこぶができてる。そして、やたら体を捻る。このコブが分裂してまた一匹
になるんだろうなぁ。
やと10時近くにやっと出発。
途中の大カツラは黄葉全盛にあと一歩。まだ甘い香りはしていなかった。
博物園から装束場コースを、小屋より少し上のポイントまで行って、体調がよくなれば姥周りで
姥沢に下り、大門海コースでぐるりと周るか、そのまま装束場を下って原生林のんびりして帰る
か・・・と考えていた。
しかし、11時過ぎに博物園に着いて、まずはのんびりウズムシ観察していると、スタッフのM氏
に「2時まで戻るよね?」と話しかけられた。
「なんで?今から装束場方面だよ」と言うと「無理だな。行けないな。」とにやり。だから、なんなん
だー?
結局2時頃にスペシャルゲストが到着するということなのだった。おいらがいても、いなくても問題
なさそうなんだけど、会ってみたい方ではあったので、2時戻りを頭に11時半出発。
1時に折り返すつもりでも、ついつい装束場まで行けそうな気がして飛ばし気味で歩いていたが、
ゆっくり紅葉の撮影するために来たんだったよと歩を緩めた。
とはいえ、ある程度上に行かないと視界が広がらないので、絶景ポイントまでがんばる!
んーっ、ちょうど橋折れのあたりが絶景であった。美しい・・・
ここはたまにワシも見られるので、あまり時間はないがカップ麺ランチしながら、空を見張る。
ここでますます天気がよくなれば、2時博物園は断念して、山でゆっくりしようかと思うところだが、
雲が出てきたし、風が寒いので、おとしなしく帰ることにした。
でも、お茶くらい飲まないと・・・
そうこうするうち、走らないと2時に間に合わないことに気づく。
膝に悪い石畳の道を走って博物園に2時ちょうど着。
しかし、お客様は来ない。けっきょくいらしたのは4時近く。上でもっとゆっくりして、ブナの実拾い
しながら下れたのに・・・
まぁ、文字通りの駆け足とはいえ、山を楽しんだけど。
スペシャルゲストさんとは名嘉睦捻さんでした。今博物園で作品展を開催していることもあり、出羽
三山を観光する途中で立ち寄ってくださったようです。
名嘉さんの大ファンだという地元の方が、自宅にあった作品を持参し、サインをいただき、記念撮影
して感無量に。
サインもアートでした。
千歳栄先生がずっと同行し、歴史や魂の話をされていました。
いろいろ聞いてみたいことはあったけれど、二人の世界を邪魔せぬよう、見守るだけに・・・
ちょっと外にいる間に体が冷え切りました。気温3度で風があるので、もう冬の服装でなければ、の
博物園(その日の天候によりますが)
事務室に逃げ込むと、見慣れぬ実が・・・
そのブツブツの実なに?見たことないけど、このへんにあるの?と聞いてみたが?
よく見たら東根の豆糖だった(笑)しかし、この並びって・・・