またずいぶんと更新が怠っていて、間にいろいろあったのですが、取り急ぎのお知らせ月山の頂上小屋さんが、水不足で現在営業ができない状態です。水源が雨不足で干上がる寸前。(今年は雪渓から水を引くための発電機が搬送できてないため、雨が降らないと水不足に)
植物は今のところ青々として元気ですが・・・
神仙池の水がほとんどなくなり、ひび割れてきている!
頂上小屋の水はここから引いて、ろ過して使っています。以前は大雪城からポンプで水を揚げていましたが、今年は発電機が届いてなくて下から引けないのだそう。
月見が原方面で割と近くから水が汲めるところがあったのが、そこもすぐに干上がり、いよいよ大雪城まで水を汲みに行かないと、小屋の生活水もなくなるとのことで、もともと大雪城まで雪ちょしに行くつもりだったので、どこで水を汲めるか調査する任務を承りました。
例年なら夏場は毎週のように通う大雪城に、この夏はたまたまずいぶんと間が空いてしまった。
この猛暑で東万年雪残っているのか?とちょっぴり心配しながら下ったが、思ったよりあった!!まだ道の近くにも小さいながら雪渓が残っている。
分割されて、同じくらいのサイズと、大き目のもあるが、大きくても道から遠いのは移動が大変なので、ここが水汲み候補。
こんな感じ。少し離れてて見えないが、この向こうにも雪渓が2つ残っている。
さっきの雪渓下部には雪解け水がじゃんじゃん流れていて、しばらくはここで水が汲めそう。
ここが使えるうちは比較的山頂に近いし、登山道からの足場もよい。
西万年雪にも参ります。短時間にざっと降る雨があったのであろうか、雪の表面の黒いゴミが流されて白くて美しい。左下に2本見えているロープは、登山道を示すもので、このあたりは雪の下になっている時期が長すぎて道にならないので、ロープから離れないように歩きやすい石を伝う。
今日も雨雲レーダーでも、登山天気でも、雨が降るような予報だったのにほとんど降らず。
歩くには降らない方が助かるけれど、水不足は困る。
夏に特有の午後からの雷雨も、来るかなーと思っても一瞬降ってすぐに止んでしまい、本当に変な気候だ。
局所的に豪雨になって、降ってほしいところに降らない。
我こそは最強の雨男だ、雨女だ、と自負する方は、すぐに月山に登って雨を降らせてください。