幸せだったと・・・
2008年 10月 29日
裕福な家庭で育ち、優秀な成績で大学を卒業した青年が、2年の放浪の後、
アラスカの荒野に向かった。「完全なる自由」を求めて。
そして、「完全なる孤独」の中、死んだ。
悲惨な餓死・・・しかし、彼の絶筆には「ぼくの一生は幸せだった。」とある。
彼は得たのだ。ただ、帰れなかっただけ。
実話である。
彼の死は、当時(92)全米に波紋を呼んだらしい。その頃、ちょうどアラスカに
行き始めたころだったが、残念ながら全く知らなかった。
いい映画だったが、ついつい、細かいところも気になったので、これから原作
を読まなくては。
とりあえず・・・教訓「かの地のことは、かの地の人に聞け」
いきなり荒野に入る前に、それまで旅の途中でしてきたように、数週間でも
地元の人と暮らしていれば、彼は死ななかったかもなぁ。
これは映画への感想ではなく、彼のやり方に対してです。あくまでも。