まだまだ花めぐり
2008年 07月 06日
1日既に満開だったキヌガサソウ。花の色が移ろわぬうちにと、Oさんを
ご案内。山頂付近は、新たな花はもう少し後であろうと、今回は柴灯森
までで、後は装束場を下りながら花を見ることに。
思ったとおり、1日はまだ咲いていなかった場所のアカモノやアオノツガ
ザクラなどがいい感じになっきた。
雪ばっかりのときでも、天気がいいと撮影しまくるが、花の撮影はいちいち
しゃがみこむし、揺れなくなるのを少し待ったりするので、時間がいくらあっ
ても足りません。
登山道脇の石の上や、空中でヒバリのようににぎやかにさえずっているの
は、ビンズイです。
夏!を感じさせるニッコウキスゲやコバイケイソウが咲き始めたけれど、雪
が遅くまで残っていた沢沿いは、まだシラネアオイの蕾がある。
タゴガエルの卵が石の上で乾きかけていたので、水路に戻した。なにが
あったのだろう?イクラくらいの大きさがあり、大粒の卵を少なく産み、大きな
卵黄のおかげで、カエルになるまで卵の中で成長するらしいが。
このちと怖い場所も、来週には舌端が落ちて歩きやすくなるだろう。
姥はガスって肌寒かったが、風のないところは、もわーと暑く、そして
小さな沢を渡るときや雪渓の上は冷気がすぅーと。
かなり下って、ブナが太くなってきても、雪が遅くまで残っているところが
あり、そこは今ようやっと春がきたばかり。色白のフキノトウが顔を出し、
ブナがこれから芽吹いたり、タムシバが咲いたり。
春先と夏が同じ日に見られてしまうのが、月山の魅力。
金姥にあったこの花、ウスノキだろうか??いやに赤いのだけれど・・・
どなたか教えてくださいまし。