石見堂、赤見堂
2008年 04月 25日
下山時に尾根を間違いそうで、単独では行けないなぁと思っていた。
そこへ昨夜、たまたま弟分のぴぐちゃん(ヒッチM。このところ、相棒のおじょ
より専属モデル率高し)が仕事暇だから一人で赤見堂に行くとわかり、急遽
同行することに。
山形を出るときはもう雨があがっていたけれど、西川はまだ降っていた。
でも虹が! ちょいと車を止めて撮影。ううっ、さむっ!!
7時半過ぎにぴぐちゃんと合流。地図を見て当たりをつけ、とりあえず車で
移動。このへんだなーと車を止めると、以前清水屋さんの案内で石見堂の
途中まで行ったのと同じあたりでした。8:05am歩き出し。
道路脇いきなり急なので、まずはつぼ足で・・・おっ、雪の上にブナの花が
落ちている。マンサクも咲いている。雪が消えた尾根道はイワウチワの小道。
今朝は、冬がぶり返したような寒さですが、春爛漫!
一部尾根の上の道を歩いたが、後はなんとか雪がつながっていて、びぐ
ちゃんショートスキー、おいらはスノーシューでハイク。寒さで雪が締まり、
登りだけど汗をかかずに済む。んでも、青空欲しい、と思っていたら
だんだん晴れてきました。天気予報通りです。
クマ棚発見。昨秋のものだ。
枝があらかた折られてしまい、かわいそうなことになっている。
石見堂山頂には11:20am着。立派な岩があったけれど、藪藪で近づけず。
本当に赤見堂まで行けるかなと思っていたが、このペースなら問題なしか。
しかし・・・
赤見堂方面はまだどんより。でも、これから晴れるはずなのじゃ。
ほらね。
石見堂から赤見堂は、思ったより近く、12:35着。霧氷がきれいです。
風が強くて寒いので、あまりゆっくりもしないで下山開始。腹ペコ虫を飼って
いる二人は、大休止はしないで、ちょこちょこ休憩のたびになにか食べてる。
石見堂から下り始めると、また青空が出て、ぽかぽかしてきた。おらいの
山もだいぶ見えてきた。んー、湯殿はかっこいいなぁ。
赤見堂を振り返り、ご機嫌ぴぐちゃん。おいらもそうさ。広々した尾根は
気持ちよくて、思わず笑顔満開しっぱなしの二人です。
しかし、この後、急斜面攻撃が続くのであるが・・・あんまり急な斜面の
トラバースはスノーシューは厳しいので、脱いでつぼで。しかし、ぴぐちゃん
は意地でもスキーで行くようで、とんでもない急なところも果敢につっこむ。
んでも、のたばってる木をよけきれないこともあり、相当板が傷ついたであ
ろう。この時期は雪に埋まっていた細い木がどんどん顔を出す上、風で折れ
た枝も大量に落ちているので、スキーも大変だね。
道路が近づいてくると、目印のフェンスが見えたこともあり、ピンポイントで
車の真上に降りられた。
あー、楽しかった。
しかし、こんなことばかりしていて、社会復帰できるのか・・・
と嘆いていても仕方ない。写真で見るだけでも癒されちゃう。
昨夜の夕食はうちの母親が買ってきたタラの芽の木?から収穫した
タラの芽やまいたけ、田舎から持ってきてやはり家で増やしたセリなど、
野性味あふれる物を食べた。
旬の物は美味しいよね~
来週は久しぶりに奥多摩へ行ってきます!ワラビ&タラの芽採りできるかな???
雪山もどきは、まだまだ当分経験できますよ。お花見(高山植物の)にいらっしゃいませ。