新雪積もりました
2008年 03月 30日
彼は月山山頂から北月山荘に縦走したいという。明日から天気悪いが、スキー
だから余裕で下山できるだろう。
おいらは志津から山頂往復。
約束があれば、ちゃんと早起きできるので、5時起き、6時に彼の居候先に迎え
に行って、7時過ぎに志津着。7時半行動開始。
曇り空ですが、28日あまりにちょこっとの雪遊びに不完全燃焼だったMさ
んは、今日はどっぷり雪山だもんでご機嫌。
いつもは姥沢に出ないで姥に直接登っているが、スキーの人は姥ヶ岳巻い
たほうがよかろうと、姥沢に出てリフトに沿って登ることに。
晴れでも、曇りでも、雪でも、いつだって山に来ればご機嫌な人種ではござ
いますが、やっぱり晴れればテンション上がります。だんだん晴れて来まし
たよ!!やっほーい!
スキー場開きまであと11日ですが、まだリフト埋まったままです。
しばらく二人でトラバースしとりましたが、スノーシューはトラバース苦手。
スキーと違い、足首が斜めのまま歩かなくてはならないので、足首の負担
が大きく、怪我した足首によろしくないので、おいらだけ柴灯森に直登し、
尾根尾根を行くことにして、ちょいと別行動。すると・・・
柴灯森のてっぺんになにかが。おおーっ、5日前においらがこしぇでった
うさだるまが健在でしたー!!ってか、エビの尻尾が育ってすごいことになっ
ている。なんだか劇画の高速移動している図のよう?
たいてい、雪だるまとの再会は、とけてやせ細ったり、耳もげ、ひどいときに
は頭がもげして悲惨なものですが、今回は大きくなっていた!
なんだかもう感動して、さらにテンション↑
牛首でMさんと合流。大福でエネルギー補給して、最後の急登だ。
もふもふした新雪のシュカブラで歩きにくい。段差があるので、スキーも苦戦。
でも、なにしろどこもかしこも美しいので、気分は最高である。
エビの尻尾山がごろごろし始めると、きつい登りもあとわずか。
正午に到着!!本日、山頂二人占めなり。
山頂小屋はほぼ埋もれている。
小屋の西側はびっしりとエビの尻尾密生。
垂れ下がってるのがあるって・・・風が下から巻いていたから??
鳥海山も雲海から顔をのぞかせて。
今年の初詣。ここ何年か、正月の初詣に行かず、月山神社がおいらの初
詣なり。昼時ですが、風が冷たくて、じっとしていると体が冷えるので、ごは
んは少し下ってからの方がよかろうと、ここで解散。Mさんは庄内側に。
さて、山頂で雪だるまを作りたいのですが、雪がドライ過ぎて握れない!
なんとかかんとか小さいのを作り、神社の屋根の端っこに乗せてみた。
後ろに鳥海山もちょっこり見えています。
どっちを向いても美しい。M氏も見えず、途中追い越してきたボーダー2人
は柴灯森から下ったようで姿見えず、はるか遠く姥山頂に人影があるだけ。
こんなにきれいなのに、今日は日曜なのに、誰も来ないよ。
あっちを向いては感動、こっちを向いては感動して、ひとり山頂をうろうろ。
やっぱり新雪に覆われたときが一番美しいなぁ。うるうる。
と、感動にひたっていても腹はすく。1時少し前に下り始め、牛首で昼食。
鍛冶月光の下りは、「えっ、こんな急なとこ登ったんだっけ?」て感じでやや
緊張したが、あとは問題なし。新雪で滑れないかと思ったが、風で圧雪され
ているところを選んで滑ったら、けっこう滑れました。
2時にはリフト上駅につき、スキー場沢コースも一部尻滑りできて、姥沢に
2:20着。別行動の相棒に電話して2:30姥沢発。もう滑れないかと思ったら、
ブナ林の斜面も何本か尻滑りできて、周海沼経由で3時にNC着。やっぱり
歩きでも姥沢から30分で来れるんだなぁ。(ごく一部尻滑り)
雪だるま定点に着くと、相棒がトトロをまたスタンダード雪だるまに戻し、さら
に巨大化していた。
もはや出る幕なしかと思ったが、耳をつけようというので、耳を一個作り、
ついでにまんまる尻尾をつけただけで、本日の雪だるまは95%相棒作。
尻尾と尻尾でならんでもらいました。
ええもん見せてもらった~。
明日まで天気悪そうですけどね。今日明日でさらに新雪積もりそう。パウ愛好家のテレマーカーやボーダーは大喜びかな。
スノーシューは、あまり積もりすぎると歩くのしんどい&全く尻滑りできないので、新雪は嬉しくもあり、悲しくもあり、です。
次回からはそちらを補修いたしましょう。んでも、標識下のこの子もしばらくは元気だろうから捨て置けない気分・・・でも2つ補修するのは無理があるか。むむー。