今季初の湯殿山
2008年 03月 09日

快晴だ! くしゃみ・鼻水・頭痛に倦怠感で数日ぐだぐだしてしまいましたが、
んなこと言ってられません、空が青いんだもの。
と、出かけてみたものの、体重い・・・しかも雪がくっついてスノーシューは鉄
下駄のように重い。

週中に50センチの新雪があったのは知っていたが、その後締まっているの
を期待したが、暖かすぎてずぶずぶ。ウサギも足全開。
今日の歩き出しは9時と、自分としてはかなり早く出かけた方だが、それでも
車止めでは最後の方。今季は怪我で出遅れたり、遠出したりで姥にも湯殿
にも登っていないが、とりあえず湯殿へ。

ロールケーキ。うまそー・・・

テン、まっしぐら。
落としても、落としても、スノーシューに雪がついて重くて重くて早く歩けない
ので、ふらふら遊びながら進む。
悪戦苦闘で、いつもの倍かかってしまった。ふいー。
でも、

森林限界に2人休んでいるスキーヤー、上から降りてきた単独のスノーシュー
男性がいたのに、稜線に出たら途中から足跡がありません。
さっきの下山してきた人は、大事な用事でタイムリミットだったのだろうか?
なんにせよ、誰の歩いた跡もないというのは、気分のいいものです。

麗しき月山。そのうち行くから待っていておくれ。

クレバスが出来はじめている。表面は小さく、しかも蓋されていたりするが、
ストックでつつくと、ぽこりと抜ける。


今日の湯殿は風が弱く、暖かいために稜線でも雪がぱふぱふに柔らか。
でも月山山頂付近は風が強そうで、がりんがりんのばりんばりんのようです。

春霞にぽっかり浮かぶ鳥海山。テンションが上がります。
湯殿は柔らかなシュカブラに包まれ、なんとも美しい。


稜線にあがったときは、山頂でちびうさ作ろうと思っていたのに、この景色に
テンション上がってすっかり忘れてしまった・・・うう。
ちょびっと装束場方向に下り、撮影して山頂に戻ると、単独スキーヤーが
着いて昼食中。おいらもおにぎり出してぱくつく。

すっかり春の景色だなぁ。
毎年、同じような写真撮っているけれど、何度見ても嬉しい。晴れた日の山
歩きは、気分が高揚する。
帰りは焼山尾根の方を歩きたかったが、急斜面の下りも足をつかまれ、重し
をつけられ、ちっとも楽でないので断念。来た道を戻る・・・と、これもそう楽で
なく、修行のような一日だ。重りをつけた筋トレ。
でも、歩き出しから重だるくて股関節も苦しかったのに、しっかり歩いてしまい
ました。
だいぶ下ったところで、山頂で会ったスキーヤーさんがお茶していた。
「こんな日にさっさと下っちゃ、もったいないよね」の声に、おいらも腰を下ろし
てチャイ・タイム。

手袋脱いでお茶飲んで、手が冷たくないんだ。春だよ、春。
さて、満喫したあとは、お仕事。行きにちらと見たら、どうやら昨日会長が
大きいのを作ってらしたようだが、この陽気では相当とけたはず・・・

れ??知らない人に先をこされた。単独かんじきの方が解け崩れたうさだるま
を補修してくださってました。途中からひきつぎ、さらに太らせ、形を整え、
目玉を入れて終了。

おまけ。浮き出るウサギの足跡。
さすが。傑作。月山全望、湯殿山山頂ありありと脳裏をかすめる。ありがとう。足首は?
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雪の柔らかさは、膝や足首にはよいようです。山で一日歩き回る方が、舗装路を10分走るよりダメージ少ないです。
足首のきりきりする痛みはほとんど出なくなりました。
固さはなかなかとれないですね。これは長期戦です。
足首のきりきりする痛みはほとんど出なくなりました。
固さはなかなかとれないですね。これは長期戦です。
とりあえず、体力だけつけといてください。
雪国出身でない人の場合は、いきなりこの世界までは、ちょっと難しいかもしれませんが、近いところまでは行けるでしょう。
雪国出身でない人の場合は、いきなりこの世界までは、ちょっと難しいかもしれませんが、近いところまでは行けるでしょう。
by akanezumi1984
| 2008-03-09 22:42
| おらいの山
|
Comments(4)

