2/9 Yosemite
2008年 02月 15日
7時の約束だったので(ずっと運転していて疲れているだろうにDennisは早起き)
6時半に起きると、まだ暗かった。でも、外は思ったより寒くない。

Caffeのある建物に行き、簡単な朝食。部屋に湯沸しがないので、紅茶の大を
頼んでポットに詰めた残りを飲む。

とりあえず、トレールの情報収集ってことで、ビジターセンターに向かうが、場所が
よくわからずにうろうろしたが、近くにいた人に教えてもらった。
しかし、たどりつく前にアクシデント発生。
つるんつるんに凍った道で、Dennis大転倒。かなり勢いよく転んでしまった。
大丈夫かと声をかけるが、うんうんうなって動けない様子。これは骨折したの
ではないかと青くなった。通りかかったレンジャーの人が救急車を呼ぼうかと
言ってくれている。公園内にクリニックもあるので、とりあえず見てもらわないと
いけないだろうと思ったが、ちょっと落ち着いたのか、Dennisが「その救急車
でビジターセンターに連れて行ってくれるか。そこに行くとこだったんだ」なんて
冗談言って、じき立ち上がった。痛そうだけれど、骨はなんともないようで、
ふーっと大きなため息が出た。横滑りで、右腰と右上腕部をひどく打撲したよ
うで、転ぶ前から少しめまいがするとも言っていたので、部屋に戻って休むよ
うに何度も言ったが聞いてくれない。
大丈夫といいはって歩きだすので、心配ながらもついて行く。
ビジターセンターは9時まであかないので、近くをゆっくり歩きながら鳥見。

大きなふさふさしっぽのハイイロリスや、ステラーカケスなど近くで見られた。

近くに郵便局もあり、葉書を投函。9時になってビジターセンターに入り、
あまり時間がなくても行ける場所を教えてもらった。一度宿に戻り、Dennisに
おいらの消炎鎮痛剤クリームを塗らせてから出直し。
Dennisの提案でまずはVernal Fallに向かう。が、3人組のお姉さんたちに
ついて行ったら、違う道だった。水道施設の管理用の車道じゃん。
凍って恐ろしい道路をそろそろと戻り、正しい道発見。こっちは積雪があるから
かえって安心。先行者の踏みつけたトレースをたどって進む。

長い、長いトレールの最初の見所のVernal Fallまで行ってみようという。
途中の橋で1.3km,滝の上で2.4kmとほどよい距離。でも、Dennis大丈夫
なのかな?登り始めると、案の定あちこち痛いのだろう、かなりゆっくりです。

天気がよくてぽかぽかと暖かい。標高が高いから寒いと思っていたのに、
風のあるSan Franciscoの方がずっと寒かったよ。

ざざーっと時折、対岸の絶壁から雪崩の落ちる音がする。

途中の橋についたところで、Dennisは、この先少し急だし、自分は行った
ことがあるから、おいらだけで行ってこいと言う。打ち身が痛くてしんどいの
だろう。おいらの足なら1時間くらいで行けるんじゃないかと言うので、ザック
を置いて身軽にして登る。長く待たせたくないので、小走りに近いペースで
がんがん進むとほどなく分かれ道地点に。ここから直登コースは閉鎖されて
いるので、じぐざぐの道。何人かいた先行者は、ここであきらめるようだ。

この先は歩く人が少なく、踏みつけ道もしっかりしてないので、ペースダウン。
しばらく登っていると、降りてくる人がいたので、この先の状況を聞くと、雪が
深く、トレースもなくなり、一歩一歩膝上までぬかるから断念して戻って来た
という。スノーシューがないと厳しいようだ。下でDennisも待っていることだ
し、おいらもここで引き返すことにし、駆け下った。舗装路は痛くて走れないが、
雪の上だと衝撃が少ないので、なんとか足首大丈夫(ちょっと痛いけど)。
橋に戻ると、二人のザックだけあって、Dennisがいない。呼んでみたら、
少し離れた日当たりのいいところにいた。橋の上は風が冷たいもんね。
二人でゆっくりと下ると、ちょうどシャトル・バスが来たので乗車。車だと駐車
場からトレールまで離れているが、シャトル・バスの方が近くで降りられるし。
シャトルは無料でひんぱんにぐるぐるまわっていて便利だ。

Yosemite Fall近くの平坦なトレールをぐるっと歩いていると、Mule Deer
が観光客の存在など無視して、折れた枝の葉をむしゃむしゃ食べていた。

こんな馬鹿天気が明日も続くかどうかわからないので、今日のうちに主な所
を見ておこうと、El Capitanにも向かう。そろそろ薄暗くなってきたころ、
ふいにコヨーテが現れ、道路を横切った。続いてもう一頭現れ、道路に出る
のをためらっている。



オオカミより小型のコヨーテには、なんとなく貧弱な体格というイメージがあっ
たが、冬毛でふっくらしているせいか、大きくたくましく見える。金色の目がぞく
っとするほどかっこよかった。
満足してcabinに戻る・・・と、駐車場で夕日にピンクに染まり行くHalf Dormが
視界に入り、カメラ持ってよく見える場所に移動。

その圧倒的な美しさに立ち尽くす。写真ではうまく伝わらないだろうが、息を
つめて、ただ見守る荘厳なひととき。そんな中、一匹のコウモリが飛んでいて
びっくり。冬眠してないのか????
しばらくしてこの自然のドラマが終わると、いつもの任務を思い出した。

雪のあるところでは、雪だるまを作るべし。それが雪だるま職人の任務だ。
なんてことをしていたら、手袋に穴があいてしまいました。
朝食と同じ建物で夕食も食べられると思ったら、冬はやってないので、また
車で移動してYosemite Lodgeのレストランへ。こちらは大きな施設で
通年営業。Curry Villageは冬は週末だけしかやらず、レストランも閉まって
る。Dennisのお勧めのButternut Squash Soupを食べてみたら、カボ
チャのポタージュそっくりでとてもおいしかった。サワドーも今回食べた中では
一番おいしかった。
消炎鎮痛クリームを寝る前にもう一度塗るようDennisに分けてから解散。
今夜は、シャワー棟に行って熱いシャワー浴びて就寝。
6時半に起きると、まだ暗かった。でも、外は思ったより寒くない。

Caffeのある建物に行き、簡単な朝食。部屋に湯沸しがないので、紅茶の大を
頼んでポットに詰めた残りを飲む。

とりあえず、トレールの情報収集ってことで、ビジターセンターに向かうが、場所が
よくわからずにうろうろしたが、近くにいた人に教えてもらった。
しかし、たどりつく前にアクシデント発生。
つるんつるんに凍った道で、Dennis大転倒。かなり勢いよく転んでしまった。
大丈夫かと声をかけるが、うんうんうなって動けない様子。これは骨折したの
ではないかと青くなった。通りかかったレンジャーの人が救急車を呼ぼうかと
言ってくれている。公園内にクリニックもあるので、とりあえず見てもらわないと
いけないだろうと思ったが、ちょっと落ち着いたのか、Dennisが「その救急車
でビジターセンターに連れて行ってくれるか。そこに行くとこだったんだ」なんて
冗談言って、じき立ち上がった。痛そうだけれど、骨はなんともないようで、
ふーっと大きなため息が出た。横滑りで、右腰と右上腕部をひどく打撲したよ
うで、転ぶ前から少しめまいがするとも言っていたので、部屋に戻って休むよ
うに何度も言ったが聞いてくれない。
大丈夫といいはって歩きだすので、心配ながらもついて行く。
ビジターセンターは9時まであかないので、近くをゆっくり歩きながら鳥見。

大きなふさふさしっぽのハイイロリスや、ステラーカケスなど近くで見られた。

近くに郵便局もあり、葉書を投函。9時になってビジターセンターに入り、
あまり時間がなくても行ける場所を教えてもらった。一度宿に戻り、Dennisに
おいらの消炎鎮痛剤クリームを塗らせてから出直し。
Dennisの提案でまずはVernal Fallに向かう。が、3人組のお姉さんたちに
ついて行ったら、違う道だった。水道施設の管理用の車道じゃん。
凍って恐ろしい道路をそろそろと戻り、正しい道発見。こっちは積雪があるから
かえって安心。先行者の踏みつけたトレースをたどって進む。

長い、長いトレールの最初の見所のVernal Fallまで行ってみようという。
途中の橋で1.3km,滝の上で2.4kmとほどよい距離。でも、Dennis大丈夫
なのかな?登り始めると、案の定あちこち痛いのだろう、かなりゆっくりです。

天気がよくてぽかぽかと暖かい。標高が高いから寒いと思っていたのに、
風のあるSan Franciscoの方がずっと寒かったよ。

ざざーっと時折、対岸の絶壁から雪崩の落ちる音がする。

途中の橋についたところで、Dennisは、この先少し急だし、自分は行った
ことがあるから、おいらだけで行ってこいと言う。打ち身が痛くてしんどいの
だろう。おいらの足なら1時間くらいで行けるんじゃないかと言うので、ザック
を置いて身軽にして登る。長く待たせたくないので、小走りに近いペースで
がんがん進むとほどなく分かれ道地点に。ここから直登コースは閉鎖されて
いるので、じぐざぐの道。何人かいた先行者は、ここであきらめるようだ。

この先は歩く人が少なく、踏みつけ道もしっかりしてないので、ペースダウン。
しばらく登っていると、降りてくる人がいたので、この先の状況を聞くと、雪が
深く、トレースもなくなり、一歩一歩膝上までぬかるから断念して戻って来た
という。スノーシューがないと厳しいようだ。下でDennisも待っていることだ
し、おいらもここで引き返すことにし、駆け下った。舗装路は痛くて走れないが、
雪の上だと衝撃が少ないので、なんとか足首大丈夫(ちょっと痛いけど)。
橋に戻ると、二人のザックだけあって、Dennisがいない。呼んでみたら、
少し離れた日当たりのいいところにいた。橋の上は風が冷たいもんね。
二人でゆっくりと下ると、ちょうどシャトル・バスが来たので乗車。車だと駐車
場からトレールまで離れているが、シャトル・バスの方が近くで降りられるし。
シャトルは無料でひんぱんにぐるぐるまわっていて便利だ。

Yosemite Fall近くの平坦なトレールをぐるっと歩いていると、Mule Deer
が観光客の存在など無視して、折れた枝の葉をむしゃむしゃ食べていた。

こんな馬鹿天気が明日も続くかどうかわからないので、今日のうちに主な所
を見ておこうと、El Capitanにも向かう。そろそろ薄暗くなってきたころ、
ふいにコヨーテが現れ、道路を横切った。続いてもう一頭現れ、道路に出る
のをためらっている。



オオカミより小型のコヨーテには、なんとなく貧弱な体格というイメージがあっ
たが、冬毛でふっくらしているせいか、大きくたくましく見える。金色の目がぞく
っとするほどかっこよかった。
満足してcabinに戻る・・・と、駐車場で夕日にピンクに染まり行くHalf Dormが
視界に入り、カメラ持ってよく見える場所に移動。

その圧倒的な美しさに立ち尽くす。写真ではうまく伝わらないだろうが、息を
つめて、ただ見守る荘厳なひととき。そんな中、一匹のコウモリが飛んでいて
びっくり。冬眠してないのか????
しばらくしてこの自然のドラマが終わると、いつもの任務を思い出した。

雪のあるところでは、雪だるまを作るべし。それが雪だるま職人の任務だ。
なんてことをしていたら、手袋に穴があいてしまいました。
朝食と同じ建物で夕食も食べられると思ったら、冬はやってないので、また
車で移動してYosemite Lodgeのレストランへ。こちらは大きな施設で
通年営業。Curry Villageは冬は週末だけしかやらず、レストランも閉まって
る。Dennisのお勧めのButternut Squash Soupを食べてみたら、カボ
チャのポタージュそっくりでとてもおいしかった。サワドーも今回食べた中では
一番おいしかった。
消炎鎮痛クリームを寝る前にもう一度塗るようDennisに分けてから解散。
今夜は、シャワー棟に行って熱いシャワー浴びて就寝。
by akanezumi1984
| 2008-02-15 15:53
| California
|
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