どこ行ってもきれいな5月
2007年 05月 14日
朝ごはん食べ終わる間際に、携帯に公衆電話から着信・・・ん?
アラスカの友人からで、あわてて席はずしながら応答。
ガイドはあいかわらずのようだが、鳥見は満足のご様子。
昨夜沖縄に着いたのだが、ガイドが朝8時近くになってまだレンタカーの手配
終わらず、待っている間に電話をしてきたのだった。早朝が一番いい時間な
のに、この時間にまだ出かけていないとは、鳥を見るのが目的のツアーとして
は本当は許されない事態だが、このガイドはいつもこの調子らしい。ま、いろい
ろ不満はありつつも、友人は結局ついていくことを自分で決めたのだから、いい
けど・・・
なんやかや家のことをしていたが、あまり天気がいいので、10時近くになっ
てから、昼まで戻ると言い残して近くの山へ。
足元にオトシブミの落し物。
イワウチワの群落は残念ながら完全に花が終わっていたが、ムラサキヤシオ
ツツジが咲いていた。
そこかしこから鳥のさえずりが聞こえ
なかなか先に進めません。
木漏れ日がうつくしーし、風は心地よいし、誰もいないし、へっへっへっだ。
キビタキのオス同士が縄張り争いの時によく出すブンブン音が聞こえ、ついで
2羽よく見えるところに止まった。オスとメス。オスは頭を反り返らせ、尾を立て、
翼半開きでメスにアピールした後、迫ってみたが、メスは嘴をパチッと鳴らし、
オスに攻撃的な態度。さて、このブンブン音は怒っているメス?追いかけている
オスが?どっちが発しているのかわからない。今まで、オス同士の争いのときし
か聞いたことがないが、メスも出すのだろうか??
コルリの声もすぐ近くから聞こえて、しばらく粘ったが見つけられず・・・
クロツグミも声だけで見つけられず。でも、キビタキ、オオルリのきれいどころ
と、アカゲラ、シジュウカラは堪能。
そして小沢を覗き込んだら、どばばばばばーーーーっ!と大きな音をたてて、
ヤマドリのオスが逃げてった。あー、心臓に悪い。けど嬉しい。
ちなみに、おいしいと評判のヤマドリの肉はまだ食ったことがありません。
実家近所では、昔懐かしいゼンマイ干しの光景が見られた。
ゼンマイは、綿を取り、茹でて、干して・揉んで・干して・揉んで、干して・
揉んで・・・と恐ろしく手間隙かけないと食べられない山菜だ。
実家に古いゼンマイがまだたくさん残っている。
古いから、時間かけて戻しても、あんまり柔らかくならないけれど、もったい
なくて捨てられないやね。かけられた手間を考えると・・・
読んでいて私もそこへひとっとびしたくなりました。
あかねずみさんの、感性が語りかけていますね。ぜんまい干しの光景は、初めて見ました。手間がかかるものなのですね。
ブログを続ける励みになります。
以前は一眼レフを使っていましたが、パソコンにアップするには、デジカメが直接に取り込めて便利なので、フィルムカメラを使わなくなってしまいました。デジタル一眼買おうかとも思いましたが、コンパクトさと機動力重視でやめました。
だいたい、いつもウエストバッグにデジカメ二台入れて歩いてます。
主力はやや広角の取れるちびカメラCaprioR4、生き物や花を撮りたいときにズームの効くLumix。
かなり適当に撮っております。数撮ればたまにいいのが撮れますね。
時間よ~止まれ~
すがすがしさが、実によく伝わってきます。
何度見てもいいです。
ぜんまいが高い理由がわかりました。
こんなにたいへんなこととは知らず、おいしいおいしいとたべておりました。