うさうさday
2006年 12月 07日
明日からしばらく実家に行くので、今日山に行っておこ・・・
平日でトレースはないだろうし、昨日は猛吹雪だったらしいから、単独
ラッセルでは遠くには行けないだろうと、のそのそ遅めの出発。(いつも
遅いか・・・)
11時頃着いてみれば、天気は思ったよりいいし、電機保安協会の点検
作業の方が博物園まで、ほかに犬連れスキーヤーの方が道路を姥沢
に向かうトレースがあるではないか!
もっと早く来ればよかった・・・
歩き出しが11時20分。
晴れるのは午後遅くからだろうと、朝のんびりしてしまったが、けっこう
雲の切れ間から日が射し、木々にびっしりとついて雪がなんと美しい
ことよ!
腿ラッセルかもと覚悟して来たが、思ったより雪は深くないので、姥沢
を目指すことにする。2時までに着けなかったらそこで引き返す。
なにしろ冬は日が短いから、帰りに余裕もたせておかないと遭難騒ぎ
になりかねん。
しばらく道路上の犬連れスキーヤーさんのトレースを利用、その後電柱
下を直登し、斜度がきつくなると同時にシャリバテになった頃にまた道路
に出た。道路にまだトレースが続いているが、突っ切って尾根を進む。
シャリバテを感じつつ、ごはん休憩すると登りがつらくなるからとも思い、
おやつかじってごまかしていたが、いよいよ電池切れで姥沢のロッジが
見えてこないうちに遅めの昼食。もう二時近い。
二時に下山開始、と決めていたので、そそくさと食べて出発。
姥沢のロッジが見えるまでの少しの間に、ノウサギを3回見られた。雪が
ふかふかで足音がしないためか、一度など5mまで近づいた。
でも、逃げ出すまで気づかないから、近くから飛び出しても、たいていは
双眼鏡やカメラの準備などできないうちに見えないところに行ってしまう。
姥も湯殿も待っていれば顔を出しそうだが、時間がないのでロッジ下を一
気に下る・・・と、またノウサギが飛び出た。今回はこちらが斜面上部にい
るので、ちょっと走って立ち止まったところが見つけられた。(たいてい、あ
まり遠くには逃げないのだ)今日は400mmまでズームの効くカメラがあ
るので撮ってみた。
ノウサギをじっくり見てご満悦。今になって姥も湯殿も、ものすごくきれい
になっているが、木立が邪魔で写真が撮れない・・・ううう。
あー、でもでも、晴れてきてそこいらじゅう白い光に満ち溢れていて、美し
いったらないのである。
あまりにきれいで、満ち足りて・・・ここでこのまま死んでしまいたいと思っ
てしまうほどだ。
いちいち立ち止まって呆けていたい美しさなのだが、日暮れ前に帰らなく
ては。ずんずん下って、周海沼に出た。ここまで来ればもう安心。
てことで、雪だるま作り。今日の森の美しさに癒された気分を表現。
じいさん、ばあさん(注・ここのシンボル・ツリー)のところを通り、博物園へ。
ピンクの姥ヶ岳を期待したが、雲の中だ。
ここからはトレースがあるので、楽チン。気温が下がり、雪は既にバリバリに。
分岐のところで、さらに雪だるま。継続用の大きいのは時間的にも、雪質的に
も難しいので、今季会長が始めた杭の上の雪だるま路線で。
今日のおやつは、タイマグラのパン焼き名人にいただいたクルミレーズン
パン。南部小麦の全粒粉使用、南部鋳物のダッチオーブンで薪ストーブで
焼いた、おいしいパン。(もちろん、このあとおいらが食べました)
夢にでてきそう。おやすみ~。
ところでファンヒーターからこたつに引く管の名前わかります?