バランス
2006年 11月 25日
のだが、ひょっこり気持ちが動いて東京まで行くことに。
昨日の午後に鷹匠さん、ついで写真家の宮崎学さんの講演会。
夕方から地平線報告会。
夜行バスで帰って一眠りして、今日の午後は山形で日本生態学界の公開
シンポ。
あまりの上天気で、こんな日に山に行かないのはもったいない!と思わな
いではないが、生でおもしろい話が聞ける機会だとて貴重なもの。
そして講演終了後に、講師の方やその場にいらしたその筋のすごい方の
お話をじかに聞く機会もあったりして、たまには腰をあげるものである。
おもしぇがったー!
里におりるのは山に餌がないからと考えがちだが、今年のクマは丸々と肥
え太っている。
既に山形県だけで600頭ものクマが殺された(ダントツで全国トップだな)。
取りすぎで減ってしまわないのかと心配していたら、ある方は「殺すから増
える」と。
日ごろ気になっていたこと、疑問に思っていたことの一部に、なーるほど!
と思えた部分あり。
でも、現実的に今どうしたらよいのか?の答えは一筋縄ではいかないね。
ところで「殺すから増える」のはなぜなんでしょ。どうもよく分からないんですが。
殺すから増える。矛盾しているようですが、個体群維持できないレベルまでいかなければ、種を保存しようとする本能高まり、繁殖率あがるという説。確かに戦争で人がいっぱい死んだ後の人口増加はすごい。安定した先進国は出生率落ちると。