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気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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好天に誘われ山頂まで

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すっきりと晴れ渡り、白く輝くおらいの山が誘っています。
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朝まずまずの時間に起きたのに、やっぱりその割には家を出るのが他の登山者より遅いですが(笑)、まぁ山頂行けそうなくらいの時間には出発。
志津から博物園に行き、装束場コースを。
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もちろん、あちこちひっかかりながら。(志津に着く前もミヤマガラスのとこでコクマル混ざってないかとか)この小さなフンはオコジョだろうなぁ。
写真撮れてないけれど、休憩中に頭上をクマタカが飛んだりも。
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ちらちらと日蔭に氷や、霜のついた葉っぱがあったりしましたが、このへんからはっきりと新雪も。一昨日はなかったので、昨日降ったもの。
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おお、なんと、一昨日の子が生き延びてましたよ。午後に作ったからすぐ気温が下がり始めてとけずに済んだようだ。
しかし、ここに来るまで既にお日様じりじりで、暑いなーと思って歩いていたので、その後たぶんとけたであろうな。
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毎年撮るけど、こうした氷の模様が好きなのだ。
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風がなくて日差しが強いので暑く感じるけれど、氷がとけないので気温は低いのだろうな。
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蔵王や葉山は全然白くなく、朝日もまだ薄いか・・・それでもやっぱり美しい。
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湯殿山は朝けっこう白く見えたけれど、雪が積もっているのは東側で、西側は霧氷だけ。
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もう少しで金姥分岐というあたりで、霧氷だらけに。
風がないから暑くて薄着で汗かきながら歩いて来たが、霧氷が落ちないくらいの気温なのだね。
風がなくて日差しがあると、こうも暑く感じるものか。
この時間、少し薄雲が出て来て、このまま曇ってしまうのかと案じたが、また晴れてくれた。
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雪があった方が美しいが、ありすぎると歩くの大変・・・今日は白いけれど、積雪はツボ足で歩けるくらいで安定して晴れてくれて危なげないという、理想的な状況だった。なんとありがたい。
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ノウサギも浮かれておる。
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暖かい空気に乗って来てしまったクモ。夕方になったら凍り付いてしまうだろうな。
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これだけ暖かくて日差しがあれば、山頂でも作れるかもと思ったが、牛首で会った友人が山頂は寒かったと言うので、牛首でちびうさ作ってしまう。案の定、山頂の雪はドライだったので、ここで作って正解。
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お地蔵さん、寒そう。去年まではお稲荷さんの中に入れてもらっていたのに、今年は台座から降ろしただけだな。
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お稲荷さんのとこも、例年よりガランとしているような?
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途中でのんびりしすぎて、時間がぎりぎりですが、5,6人いたかと思われる登山者はもう下山したので、山頂独り占め。
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鳥海山もばっちり見えている。さすがにいくらか風があり、気温も鍛冶小屋跡より確実に低いが、それでも信じられないくらい穏やか。ほとんど無風と言ってよいくらい。
ここでこんなに穏やかなんて、夏でもそうそうないかも。
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しかし、普通は強風吹き荒れるからね。その痕跡が美しい。
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あまり時間がないのに(だから家をもっと早く出ろて!)美しいので足止まりまくり。
志津まで歩かないと行けないので、神社までは行かずに小屋の少し手前で引き返す。
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2時半過ぎて、海がオレンジ色になり始めた。この日は飛島と御積島、粟島、うっすらと佐渡も見えた。
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牛首まで戻ると、ちびうさが元気に待っていました。寒いからこのまま凍結保存されるだろうけれど、もう確認には行けないなぁ。
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ぼちぼち急がないといけないのだが、きれいでついつい足が何度も止まる。
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この時間帯の光が好きなのだが、日没が早くなっているからあまりのんきにしていられない。
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鳥海山もまだ白いのは上だけだな。
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名残惜しい。
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海が光ってきれいなので、ぎりぎりまで見ていられるように姥ヶ岳経由にする。
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以東岳も夕日で染まってきた。小屋もちんまりと見えている。
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こんなに天気がよくて、風がなく穏やかだなんて・・・帰るのがもったいない。
姥沢から車で帰れる時期だともっとぎりぎりまでいられるのだが、志津まで歩く分の時間考えないと・・・
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気の早いスキーヤーさんが山頂から滑って、リフト下にもトレースあったけれど、まだ雪薄くてけっこうガリガリこすったのでは?
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夕日を眺めながら下る。
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いよいよ薄暗くなってきたけれど、まぁ、下は雪が全くないし慣れたブナ林の道なので心配なし。
一応ヘッドライトをすぐ使えるように首にかけておいたが、目が慣れるのと月明かりがあるのとで、志津までライト着けずに歩けた。
車について5時半少し前。とっぷりと暗くてフクロウが鳴いていたが、夏ならまだ明るくて全然余裕の時間なのにね。
それにしても、思った以上のすばらしい条件に恵まれた一日だった。
11月初めのまだ姥沢まで車で行ける時ならいざ知らず、この時期に山頂まで行けてラッキーだった。

Commented by HAL at 2018-11-19 21:10
初めまして
実に美しい景色ですね。
ひょんなことからあかねずみさんのブログを拝見させて頂く様になり、月山の素晴らしさが伝わって、どちらかと言えば山が嫌いな自分だったのですが、月山を歩くのが好きになりました。ありがとうございます。
Commented by akanezumi1984 at 2018-11-21 09:19
HALさん、初めまして。
この日は本当に滅多にないよい天気に恵まれました。
晴れても、普通なら稜線は強風で立ってるのもやっとみたいなことが多いのですが。
ゆっくりと最後の稜線歩きを楽しめて、よい一日でした。
山はあまりお好きでなかったのですか?
気軽に行けて、花や景色がよいのが月山のよいところですね。このブログが月山に向かうきっかけの一部になったのでしたら嬉しいです。
Commented by HAL at 2018-11-22 00:49
そうなんです、登山と言ったら山頂を目指すもの、道中には何もなく、苦労して辿り着いてようやく達成感の得られる物と勝手に思っていたので登山にはネガティブなイメージでした。でも、あかねずみさんのブログを見るうちに花、生き物、虫、そして景観とむしろ道中にこそ楽しみがあると思えるようになりました。
Commented by akanezumi1984 at 2018-11-22 21:26
HALさん、確かにそういう方もいますね。
でも、人それぞれの楽しみ方があってよいので、山頂には行けたら行くけれど、くらいでのんびり楽しんでもいいのです。
その時期に楽しみにしているものもあるし、たまたま遭遇するものもあり、空や花や生き物を眺めながら歩くのが好きです。
山で花を撮る人は多いですが、虫や鳥や動物のフン見ても喜べるので得だと思ってます(笑)
by akanezumi1984 | 2018-11-19 00:56 | おらいの山 | Comments(4)