
濃霧の季節。山形市内から寒河江くらいまで濃霧でなにも見えない時は、この後すっきり晴れる。

青空に白く輝く山が映えます。ちょっと上に行きたい気持ちになるけれど、今回はぶし沼に行くと決めている。毎年この時期の年中行事なのだ。

微妙に水量が増えていて、安全策で春木戸まわるかとも思ったが、場所を選んで渡れた。

静かなカワクルミ沼。水鏡だ。

水かぶりの木道にエグリトビケラの仲間。動かないと枯葉のかけらにしか見えないが、この中に幼虫がいてもそもそ歩く。

無事ぶし沼着。この時期のこの枯れた光景が好きで、毎年来る。

遠くにクマ棚。

葉を落としたブナの美しいことよ。

日が射すとまた美しい。珍しく乾いた空間があったので、相棒が敷いてくれたシートに座り、のんびりランチ。思えばぶし沼でご飯食べたの初めてだな。いつもはじくじくしているから座るとこがなかった。

少し下ってから、わずかな雪で第一ちびうさ。
相棒は少し離れた場所で別に作っていて、お互い姿が見えなかったので、そっちもできた?と声をかけたら「めんたまが見つからなくて困ってる」と。げ、メガネ落とした?と一瞬心配したら、雪だるまにつける目玉の素材のことだった(笑)

合流して

久しぶりに二馬鹿そろったけれど、ここは雪が少ないので小さいのしか作れず。

さて、キノコ探しながら帰りましょうか。

もう黒くなってだめなナメコにがっかりしたが、食べごろのも少しありました。

このシメジ系の白いのはなんだ?食べられそうだけど、心配なので帰りに清水屋さんに寄って見てもらったら、ブナシメジとのこと。けっこうでっかい。

でっかいムキタケは手が届かない。倒木にあったのは虫食いが多くて、ムキタケはわずかにしか採れなかった。

ブナカノカはまあまあ採れました。

謎のキノコ。上も下もトゲトゲ。

高いところにヌキウチ。もう古いように見えるが、こういうのでも食べられるらしい。

お気に入りの場所で腰を降ろして、ティータイム。

モノトーンの森にヤマモミジが色を添えていた。
次に行く時は、ブナ林にも雪があるだろうか・・・