気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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石転び雪渓登って、小さい「大雪渓」届けるはずが・・・


まだ以東がとりあえずの携帯アップしかできていないまま、飯豊に行ってしまいました。
昨夏に白馬縦走ご一緒したメンバーで、どこか山にという話で、おいらはライチョウの親子が見たい気持ちもあったけれど、秋田のOさんは朝日も飯豊も歩いたことがないし、長野の雨飾さんは涼しいところがよいと・・・
それで急きょ、石転び雪渓が歩けるようならば飯豊にしようという流れに。


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今年は雪渓の状態が安定しているとのことで、この長大な雪渓を歩くことができました。
左は雨飾さん作。右がおいら。
雨飾さんもちびうさを作り始めて早4年くらい?長野県支部長を任命しています(笑)

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去年の8月はスパイク長靴で登りましたが、下りでつま先が痛かったので、今回は登山靴にアイゼンです。

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一人だけ「荒縄」。おいらは月山でなじんでいるけれど、他のメンバーたちは「えーーー、それで登れるんですか?かっこいいー!」と大騒ぎ(笑)
たまたま仲間に入ってもらった鷹匠さんで、普段からこれなんだろうと思ったら、単に準備するときにアイゼン見つからないだけだったって。小人はどこにでも出るんだな。
でも、直前や当日の気象条件によっては、雪渓の表面がかっちかっちかもしれないので、よい子はアイゼンを持ちましょう。

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雪渓の端の崩壊。この下にはスノーブリッジも。
雪渓から地面に降りる時は、端っこの下が薄くなっているところは危ないので注意しないと・・・

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ここに雪がついていてもものすごい角度の雪渓歩きになるから恐ろしいが、雪がなければないで、段差がきつい登りで重いザックでへいこら登る。

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月山では登山道から見えるところにはない、シナノキンバイがすぐ脇に咲いていて嬉しい。

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昨夏歩いた梶川尾根。過去に三度イヌワシ見ているので、時々見まわして探していたのだが、今回は会えなかったなぁ。

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イワオウギ。月山では見られない。

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今年は来るのが遅く、しかも花が全般に二週間くらい早いので、会えるかどうか?と心配していた、「デリンちゃん」ことイイデリンドウ。ほんの少しだけど咲いていてくれました。

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こちらも月山では見られないタカネマツムシソウ。もうほとんど終わっているかと思ったら、たくさん咲いていてきれいでした。

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これも月山では見られない、イワインチン。

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ガスと雲の変化で空が美しく、見ていて飽きない。



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快晴の山はもちろん気分最高だけれど、こうした、ガスの流れがある時の方が刻々と眺めが変わっておもしろい。

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前日までは悪天候が続いていたので、よいタイミングで行けた。

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飯豊にもいる、コシロコブゾウムシのエメラルド君。ちょっと色薄めだけど。



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ヒトツバヨモギでいいのかな?
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山の上なのに、おいしい野菜の浅漬けと、豚の味噌漬け肉が!小屋番さんの心尽くしの料理が並んでます。

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おいらもあれやこれやと食材がんばって持って行き、平行して調理するつもりでガスとコッヘル、小さいフライパンも持って行ったのに、なんとガスだけあってバーナーヘッドがないという失態(笑)
友人のを借りたり、小屋のを借りたりで調理。
おいしいハム(3割引きで買えた)とキャベツの炒め物、こんがり油揚げに大根おろしとポン酢、餃子の皮を使ったミニピザなど作った。
避難小屋泊まりだと、山に行く準備のほとんどが食事関係になるな(笑)

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友人から、前に同じ時期に泊まった時はブユがひどくてゆっくり日没見てられなかったと聞いていたが、この日は寒かったので虫ゼロ。
小屋泊まりの人、テント泊まりの人、みなさん、それぞれにゆっくりと眺め、山にいる幸せに浸る時間。

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いつもと違う側から見る景色はとても新鮮です。こないだまで以東から飯豊を眺めていたのに、今は飯豊から月山や以東を見ている。

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この時期、小屋前からは太陽が出るところは見えないが、美しい朝焼けが見られた。

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刻々と変わる雲の形と色彩。

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きつかったけれど、ここに来られて本当によかった。

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昨日歩いて来た石転び雪渓を眼下に。

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雲がすっかり秋の感じになってきたな。

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せっかくだから縦走するという鷹匠さんと別れ、我々は下山。しばらくは天国のような稜線歩き。

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道中、タカネマツムシソウとトリカブトの紫が目を楽しませてくれた。

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強風になびく草がまた美しい。

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道に出て来たタゴガエル。

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本山とダイグラ尾根を遠くに見やる。

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なんだか、おとぎ話に出そうなかわいい頼母木小屋。いつか向こうも歩いてみたいな。

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4人のうち、雨飾さんとおいらは前にも石転上がってるが、下山は梶川尾根だったので、今回は丸森尾根にしてみたため、梶川との分岐から先は全員が初めての道。

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飯豊のアズマヒキガエル。

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楽しかった稜線歩きはそう長くは続かず、後は延々と激下り。
この下りのきつさは、梶川も丸森も同じだなー。違うのは、梶川だと雪渓とか梅花皮大滝の眺めがあるのと、水場がもっと出てることかな。
丸森の夫婦清水は水がちょろちょろしか出ていなかった。

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こんなんばっか!(笑)

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計画倒れに終わった、石転び雪渓登って、小屋番さんに小さい「大雪渓」のお届。
割れないように梱包して、持って行く物いろいろとザック周りに置いていたのに、最後のパッキングの時に小人にクッションの陰に隠されてました。
帰宅してから捜索して発見。


Commented by モンキィ at 2018-08-22 00:54 x
この時期の石転びだと、雪渓の中心を避けるとは思いますが、エッジも落ちそうなので、少し内側を歩くのでしょうか。
Commented by akanezumi1984 at 2018-08-22 17:53
モンキイさん、「この時期の」というくくりで言えることではないと思いますよ。年によって雪渓の状態は違いますから。
現在の飯豊のスペシャリストの井上さん調査執筆の「山と高原地図 飯豊」裏面に詳細な説明があるので参考にしてください。
あとは最新の情報と直前、当日の気象条件で判断しないと。
自分たちが入る前日に、雨で増水している時に入った方が行方不明のようです。
by akanezumi1984 | 2018-08-19 23:31 | ほかの山 | Comments(2)