仕事や天気でなかなか行けず、次の休みこそはおらいの山と思っているところに、魅力的な誘いがあったりもして、おらいの山に一ヶ月も行かないでしまった。
以前なら二週間行かないだけで、どこかで野垂れ死にしたんでないかと香典とか弔事の心配されてたのに・・・(笑)
本当はもっと早くやらねばならなかったのだが、なかなか行けずモニ1000の宿題が残っていたので、朝3時半に家を出るはめに。
といっても、車泊していた方たちがいるので同じ頃に歩き出すかたが数組いました。
とりあえず、宿題片付けるため、木道コースをうろうろ。
ニッコウキスゲがたくさん咲いていて、まだ夏の雰囲気。
二時間ほどで宿題片付けてから、姥に登って自分の時間スタート。もう草黄葉で秋の色。
コケモモの実も赤くなってきた。
トモエシオガマ。
ミヤマリンドウ。
ミヤマコウゾリナ。
アカモノの実。
ウサギギク。
ガンコウランもひそかに熟してた。
ウメバチソウ。
クロウスゴ。
去年は早々に消えた雪渓が、まだ大小と四谷沢にも少し残ってた。
オオカメノキが色づきはじめた。牛首で景色眺めていたら、山頂の方からイヌワシが翼半分たたんでシャーっと猛スピードで横をぶっ飛んで行った。撮影など間に合わず、あっという間に尾根影でロスト。また出て来ないかなーと見ていたら、もう一羽シャーっ!
二羽見たの何年ぶりだろう。ずっと♂しか見てなかった気がする。
少し粘っていたら、品倉尾根の陰からちらちらと見えたが、遠くて撮れず。でも、けっこう近くを飛んでくれたら嬉しい。
あまりすっきりとは晴れず、鳥海山見えず。あの白い雲の中だな。
月山ならではの光景・・・
胎内岩からすぐの東万年雪もまだまだあるのだが、西万年雪まで足を延ばす。
雪が白いところを選んで、一ヶ月ぶりにおらいの山でのちびうさ。
大き目ザックから日帰りザックにいつものナイフ入れ替えるの忘れたので、チタンのスプーンで雪掘った。
雪渓周辺は今が春。
コイワカガミ。
アオノツガザクラは、このあたりは今からの蕾が多いくらい。
ヒナザクラ。
雪渓の近くはヒナザクらが盛り。イワイチョウはこれから咲いたらすぐ新雪降るんじゃ・・・
エゾシオガマ。
前日から遭難した方がいて、ずっとヘリで捜索していた。燃料が持たないのか、県警ヘリ、消防防災ヘリ、また県警ヘリと交代して夕方まで懸命の捜索をするも、この日は発見に至らず。
29日朝、肘折コースで無事発見されたとのニュースにほっとした。日帰り予定の軽装で二晩。さぞ心細かったでしょう。