思い出は尽きない
2017年 01月 05日


まだあまり山を知らなかった頃、特に未知の世界だった雪の森、山の楽しさを教えたくれた。
残雪期の終わり、ぎりぎり行ける秘密の花園でリュウキンカの天ぷらを作ってくれたこともあった。
せっかく朝早く行ったのに、博物園の駐車場で準備していたら「今日案内しないといけないのに、サンダルで来たら靴下忘れたんだー。お前の靴下貸してくれ。」と無茶ぶりされたこともあったっけ。
いつもにこにこしていて、誰にでも優しかったが、特においらはかまってもらったような気がする。
手に持って食べようとしているお菓子なんか、その手をひっぱられて手に持ったままのお菓子を一口齧られたり。
すなこいから長生きする・・・はずだったのにな。
長いつきあいだったおいらたちは、今、すごくうちひしがれている。
でも、みんなわかってる。おらいの山のブナの森に行けば、また会えるって。
by akanezumi1984
| 2017-01-05 21:54
| おらいの山
|
Comments(0)

