贅沢至極な一日
2012年 03月 30日
今日は快晴まちがいなしなので、早起きできたら月山山頂まで行けないものか?と、ちらと考えたが、まだ新雪が落ち着いてないからスノーシューで単独だときつそう・・・姥山頂ならどうだろう?
いろいろ考えながら志津到着。
平日とはいえ、これだけ天気がいいと車が何台もある。
とりあえず姥山頂目指そうと思考がまとまり、出発準備も整ったところに鷹匠さん到着。
なんだかんだ毎年のように一度は鷹狩りに同行させていただいていたが、そういえば昨年は機会がなかったなぁ。(おとりを使った訓練は見たけれど)
稜線の絶景も魅力的だけれど、やはり鷹狩りの魅力に心傾き、了承を得て鷹匠さんに同行することに。
狩りの邪魔にならないよう、距離をおいて静かに追跡。鷹匠さんもクマタカも実に絵になり、後ろを歩いていてほれぼれいたす。
休憩の時だけは近くに行って、のんびりお話。今年はウサギが少なくてあまり見られないということで話が一致。雪が深くてあまり足を伸ばせない日が多かったせいもあるかもしれないが。
こんなによい天気だけれど、湯殿にも姥にも人影見当たらず。知り合いの車が2台あったが、西の平に行ったらしい。
他の車の人たちはどこに行ったのかな?
午前中はほとんど足跡なし。いつもはよく見るところなのだが・・・ご飯食べてゆっくりしてから、違うエリアへ。
少し下り始めたらウサギが出始めた。
鷹匠さんが鷹を放つのは見えるが、距離をとっているので突っ込むところは見えない。しかし、鷹が浮上して木に止まり、ウサギが駆けていくのが見えて失敗とわかる。
何度か惜しい場面があったが、今日は獲物をとれず。
カモシカの足跡があったが、出会わなかった。
ちょっと雪だるま作ってから行きます、と言ったら待っててくれた鷹匠さん。
雪を踏む足音と小鳥の鳴き声、時たま鷹のピィーという声だけが響く、穏やかな一日。
真っ白な雪山と真っ青な空。
澄んだ鷹の目を見ながら、腰をおろしてのんびりと休憩。
獲物なんてとれなくても、鷹とともにウサギを探してただひたすら歩いているだけで、言うことなし。
贅沢至極な一日でありました。
至近距離のクマタカの瞳、美しくもあり、冷たい怖さも有りですね。
比較的若い成鳥なんでしょうか?
顔も真っ黒!というほどではないし、瞳の色が薄いですが、もう8歳くらいになるそうです。個体差がけっこうあるのでしょうかね。
北海道の友人に聞いた話を思い出しました。
図鑑でも読んだことありますが、地域変異で同種でも北のものほど色が淡くなるです。
その友人が、此方のクマタカみて黒いな~って驚いてました。
私は、あかねずみさんの写したカモシカや、ババさまの所でみたカモシカの白いのにビックリしました。
虹彩は、光の加減で色が微妙ですしね。
昔見た大きなメスのクマタカは黒くて目が深いオレンジで、思わずぞくぞくするほど美しくて、たくましくて迫力がありました。
東北のカモシカを見慣れていると西に黒いカモシカがびっくりです。
これだけでは、はじめましてさんがどういう方かまったくわかりませんし、なにに転載なさるかもまったくわかりませんので返事がしかねます。
管理人にしか見られない状態でのカキコミもできますので、そちらでなにに転載されるのか(たとえばご自身のHPならそれがわかるように)していただくということでどうでしょうか?