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気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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走れ!仙石線イベントと準備(3/9-10)

3/10開催のイベント「走れ!仙石線」のためにアウトドア義援隊の仲間も集結。
スタッフとして協力できる人は10日朝8時集合(イベント開始は11時)となっていたが、それで準備大丈夫なのか?と聞いてみたら、やはり9日から会場の整地などで手が必要とわかり、急遽9日から現地入り。
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ゴール地点であり、ステージや飲食のテントがたくさん出る東名駅付近の整備が主目的だったが、スタートの野蒜も少しきれいにしとかないと・・・と行ってみたら、一見きれいになったと思われていた野蒜駅周辺は、どこの団体がやったものか、残念なことになっていて思ったより大変だった。
集めた瓦礫は目に付くように道路際にまとめて出さなくてはならないのに、倒れた電柱の後ろに隠すように残地。しかも分別されてない。
瓦礫袋にメッセージなんか書いてあったが、そんなことよりちゃんと始末してくれなくては意味がない。
まだ周りにはガラスや瓦のかけら、コンクリ片が散乱しており、少ない人数でがんばって片付けた。
午後から本題の東名駅付近の整地。
舗装されている野蒜と違い、こちらはホームがぽつりと残るだけの更地。雪がとけてひどいことになっていた。
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我がエクスカリバーとの久しぶりの再会。
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水分で柔らかくなった地面には深い溝ができたり、でろでろのぬかるみだらけ。水路を掘って排水したり、でこぼこならして悪戦苦闘。この人数では厳しいと思ったところに、やはり同じようにずっとこの地区に通い続けボランティアしてくださっている大田区チームがどっと到着。
大量の砂利をまく作業が人海戦術でみるみる終わった。人間の力はすばらしい!
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そして、10日朝には各地から仲間や他団体が続々と集まり、みんなで協力して会場作り。
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ところがせっかくがんばって整地したのに、9日午後からずっと雨と雪が降る続き、会場はどろどろ。
砂利は全て使ってしまったので、厚く敷いてあるところから砂利を集めては、どろどろ地帯に撒くしかなかった。水路切っての排水作業も、水溜りが多すぎて対応しきれずな感じだったが、あまりひどいところには廃材の板や畳など敷いてしのぐことに。
そうこうするうちに野蒜から予定より早めてイベント参加者が歩きだすことに。
どうやら警察がいろいろと指導してきたようで、せっかくみなで元気出して行こうというイベントに水を射された。
いわく「大勢で行進するのはデモ行為である」→小出しに出発させてしまおう。
いわく「線路を歩くのは危険だから歩いてはいけない」→線路もない、電車が決して走らない線路のどこが危険なんじゃ!道路のほうがよっぽど危ない。
いわく「旗とかビラみたいなものを掲げて歩くのもデモ行為」→夢とか希望を書いたハンカチ持って歩いてなにがいけないの??
てな感じで、たびたびの警察の介入にも参加者のみなさんはめげずに歩いてきてくれました。
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橋にかけられた虹の垂れ幕の裏にはたくさんのメッセージが書かれていた。
この垂れ幕にも警察から指導があり、参加者が全員到着した後に撤収に行った為、最初のお坊さんたちとの祈りの場に立ち会えなかった。きっと警官一人ひとりはいい人なのだろうが、組織になるとどうしてこう杓子定規なのか・・・実際なんの危険もないのにあれもだめ、これもだめ、と嫌がらせにしかとられないでしょうに。
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鎮魂の祈りの後、獅子舞で明るい雰囲気に。
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全国各地からおいしいお店の出店があり、しかも全て無料。参加者もスタッフも寒い中、暖かいおいしいものを食べられてとても助かった。
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たくさんの方から夢を書いてもらったハンカチを参加者の方が手にしてホーム上へ。そして夢の数だけの風船が空に放たれた。
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その後ホームはステージとなり、歌やフラダンス!沖縄の太鼓など披露された。いやしかし、この寒さで肌を露出し、裸足で雨の中笑顔で踊ってくれたことに感動。
天気が悪い中、たくさんの方が足場のよくないところを歩いて参加してくれた。
月山仲間も来てくれて嬉しかったなぁ。
GW以来再会できたボランティア仲間も。

今日で東日本大震災から一年。
自分にできることは微々たるものだが、東名、野蒜の方とは縁ができ、家族のような気持ちなので、これからも手が必要と言われる限りはできる範囲でお手伝いしていきたいと思う。
by akanezumi1984 | 2012-03-11 22:23 | ボランティア | Comments(0)