日暮沢忘年会
2010年 12月 05日
昨年に続き、雪がなくて小屋まで車で行けてしまった・・・
本当なら、雪道をラッセルして小屋まで行くはずが、雪がないのだから仕方ない。晴れているか、
せめて雪が降っているのなら歩く気にもなるが、雨では全員一致で「車だね」。
軟弱ですなぁ。でも、貸切小屋での忘年会が主題だからいいんです。
小屋に着いて、すぐ宴会ではいくらなんでも・・・ってことで、散策に出かけ、ナメコ発見。完全に
手ぶらだったので、ダッシュで小屋に戻り、ナイフと袋持って戻って収穫。
その間、Mrs.Sさんが雪だるまを作っていてくれました。途中から合作にして、いつもとは違う味
わいの雪だるまが完成。
宴会が始まると食べてばかりになるので、どりゃーと斜面を登ったり降りたりして少しでも消耗し
ようとしていたら、別の倒木発見。少しだけどナメコありました!
ナメコ持って意気揚々と小屋に戻ります。
ナメコ当番は沢でナメコを洗い、他の参加者も防寒体制と宴会体制を整え、3時頃から宴会突入?
今年も酒池肉林です(笑)恒例となったメヒカリの空揚はもちろん、手作りシーセージやら、チーズ
フォンドュやら、激うま漬物やら、次から次においしいものが繰り出され、ガイドが用意した
夕食の前に満腹。それでも無理やり鍋だけは食べたが、ひっぱりうどんは翌日の昼用に
持ち越し。おっと、小屋の周辺で収穫したナメコも、鍋に半分投入、半分はなめこおろしで
おいしくいただきました。
Sさんから歌詞が全員に配られ、日暮沢忘年会史上初の山の歌の合唱が始まった。貸切
なのでこんなんもありです。
その後何度か外に出て満点の星空観察。長く大きな流れ星も見られた。
一晩中風が強く、ガタガタゴトゴト賑やかだったが、いつしかみな眠りにつき、山小屋とは思
えぬ時間にゆっくりと起き、各自持参の朝食。後片付けをして9時に出発。
天気がよくなったので、元気な人たちは歩きましょうということになり(一名二日酔いで撃沈)、
半分くらいを林道歩き。大井沢の温泉に入り、参加者のSさんが大井沢にお持ちの別荘に
押しかけて、ひっぱりうどんの昼食。
食べてばっかりの二日間でした。完全に摂取過多(笑)
朝日山岳歌ですなあ。
山小屋で山歌を歌うなんていうのも、貸し切りでないとできなくなってしまいましたなあ。誰が伝えていくんだろ?
は時々歌われるとおっしゃってましたが、そういう場にいたことがないの
で初めて聞きました。
「天狗音頭」も歌ったのですが、こちらは難しくてもうわかりません。
動画に撮っておけばよかった。
しかし、ある程度人数がいないとできませんねぇ。照れくさくて。
雪が少なくて、今年も初ラッセルならずで残念でしたが、おかげで天然
ナメコが手に入ったようなもので(笑)
あんまり雪が深いと探すの無理ですから。
来年はぜひ、自ら採った天然ナメコでナメコおろし作って食べましょう。
歌もしみじみとしていいですねー。なになに「天狗音頭」もあるのですか?天狗小屋に泊まった時、誰も歌わなかったなー。
雪がある年は小屋までラッセル。ない年は車で行くけれど、近くでナメ
コ探し。冬用シュラフがなくても着膨れのまま寝ると大丈夫です。