月山の花だより・・・なんとか咲いたけど?
2010年 06月 06日
出かけた。昨年の今頃、大きな鳥も見られたので、ちょっとだけそれにも期待して。
博物園から装束場コースを登っていくと、登山者ではない方たちとばかりすれ違う。
シーズンインしちゃったようです。
湯殿山の東斜面を眺めながら、汗をだらだらかきながら登り、昨年の6/4にこのへん
でイヌワシ見たなぁと探したが、トビしかいなくてがっかり・・・だけど雪の上に
怪しい黒丸が。(写真撮った場所よりもう少し登った場所から東斜面を見てます)
動いてるよー。うひゃひゃひゃー。テンション・アーップ!
やっほー、クマさん発見だー!遠いっ、遠すぎるが、丸見えだ。
トリミングしないと、720mmでもこんなに小さくしか撮れません。双眼鏡でも
顔まではわかりません。でも、動き回るのでおもしろい。
4頭もいたわけじゃありませんよ(笑)4コマまとめただけです。
同様に2コマまとめました。急斜面をわしわしと登ったり、草地に座ったり、すぐ
またのそのそと歩き出したりと、見ていて飽きず、30分くらいブヨを払いながら
見ておりました。
なんとなく体のバランスとかから立派なオスなのではないかと勝手に思ってまし
たが、帰りに清水屋さんに見てもらおうとしたら、残念留守でした。
クマの専門家くまあの見解はいかに?
本来の目的はお花チェックでした。でもまだあまり咲いてません。これは、
ノウゴウイチゴ。
昨年同時期には装束場付近にもそこそこ花があったのに、今日はショウジョウバカマ
くらいしかなかった。金姥近くになってようやくノウゴウイチゴとイワナシ。
お目当てのシラネアオイはやっとやっと咲き始めたけれど、花がかなり小さい。
他はまだ半分葉っぱにくるまれた蕾。
ミネザクラもまだ5分咲き程度。キンバイはだいぶ咲いたけれど、ハクサンイチゲ
はやっと咲き始めたところ。
今日は山頂には行かず、柴灯森までの往復・・・のつもりだったが、柴灯森で
知人にばったり。姥沢までいっしょに下って、姥沢から博物園まで車で送っても
らうことに。つまりは柴灯森でヒッチに成功したってことで(笑)
雪がとけて、イヌワシのペリットが出てきました。
金姥から見た鳥海山。
姥ヶ岳の花もほとんど咲いていなかったが、いつもの場所のヒナザクラは咲いて
おりました。
今日は好天の日曜、まだ比較的時間も早くスキーヤー多すぎたのでスキー場の尻滑り
はやめときました。
5cm、ひょっとして10cmくらいありましたか?
鷹匠さんとこのロシア産イヌワシ(少し日本のより大きいかも)の吐きたてほかほかのは10センチくらいありました。
昔アラスカで傷病鳥の保護センターで、シロフクロウのペリットを記念にいただいてきたことがありましたが、ずいぶん昔に紛失。9センチくらいあったような・・・
あと…メスならもう少し丸っこい感じがしますから,オスの可能性大.うらやましい.
理想的な状況ですよね~っ
博物園に寄ってそんなお話しを聞いてたらきっと、
自転車ほっぽり投げて歩きに行ったかもしれません。笑
雪の上では何か食べていましたか?
この時期単独でいるところをみるとオスですかね~。
あれこれ想像するとわくわくしてきます!
さすがに四つ足。あんなとこ人間は行けません。すいすい歩いているように見えたけど、かなりの急斜面なのだった。
最後のカットのお尻がお気に入り。
双眼鏡で見ても相当遠かったので、人を意識していなかったようだ。エコプロ隊の下山時はもっと近かったようで、すたこら逃げたいったそうである。
花もいろいろ咲き始めましたね。鳥海でもシラネアオイが咲いていました。
クマさん雪の上はただ歩いていただけです。雪のとけた部分ではなにか食べているように見えました。メスでも全てが子連れとは限らないですが、なんとなく体型からオスかなと思って見ていました。
雪渓際は柔らかい新芽が食べられるので、朝日の稜線からも真夏にクマが見られたりします。竜門付近は有名ですね。竜門のりゅうた君だと勘違いする人がいますが、ユウフン山から名前とって「ゆうた」だそうです。毎年は見られませんが、何年か前に一度遠くから見たことがありました。ゆうたかどうかは不明ですが(笑)
この日はFinepixHS10を買っておいて、そして持って行ってよかったなと思いましたよ。多少気に入らない点もありますが、この望遠機能がなければ写真は撮れませんでしたからね。
だから、たいていいつも果てしなく遠い(笑)
絶対クマに会いたくない。クマが出たなら絶対に一人では行かない、という人に限って至近距離でばったり会ったりして、うらやましいと言うとにらまれます。
今度鳥海山のお気に入りスポットに連れて行ってください。