寒さ
2010年 04月 28日
昨日は斜面に生え始めた青草を食べに出てきたカモシカさんが見られ
ました。とはいえ、遠くて写真は撮れず、この写真は過去に別の場所
で撮ったものです。
鳥や動物たちは自前の羽毛、毛皮いっちょで冬の寒さを乗り切るのだ
からすばらしい!カモシカやタヌキなどは、毛皮も分厚くなる上に脂
肪もためこんでころころして、いかにも暖かそうだが、ウサギの毛皮
はそれほど厚くないし、皮下脂肪が全然ないのによく寒くないなぁな
どと思う。(足の裏はみっしり毛が密生して冷たくなさそうだけど。)
一昨日の現場付近の予想最高気温は14度。昨日は7度であったが、地点
が山の中なのでおととい10度あるかないか、昨日は3,4度であったろう。
しかも橋の上に陣取っていたので、一日中冷たい風が吹き、体感温度
はかなり低かった。
昨日は准厳冬期仕様で、ホッカイロも貼ってしのいだ。
風があると、とにかく寒い。天気予報の気温で暖かいだろうと思って
も油断は禁物。地点の環境や風の強さによって相当体感温度が下がるの
で、防寒衣類とホッカイロは忘れてはならない。
今回は珍しく二人定点で、社員さんだけど鳥の調査は新人という方と
いっしょだったが、もともと水質や大気が専門で鳥に転向したばかり
ということで、定点の厳しさにまだ慣れてない様子。
その人なりに防寒体制整えては来ていたが、昨日は特に寒かったので
持ってきた防寒具を全部着ても相当にこたえているようだった。
識別の勉強だけでなく、長時間野外で過ごすためにはどんな装備が必要
かも身を持って体験して行くのですなぁ。
私が実感するのは散髪後。
もともと長くても2センチ足らずが2ミリになるだけでも冬はめちゃくちゃサブ〜い。
ナノで、少し長かったり、羽毛の鳥たちはあったかいんでしょうね。
デモ、大丈夫なんだと思っても雨風強いと抱卵中のペア何日観察してたら、心配になります。
なにか食べると体が温まるのも実感しますね。暖かいものでなく
てもカロリー取ると温まる感じがします。
人間は天気が悪くても、店で食べ物を買えるけれど、雨だと餌取
りが難しくなる生き物たちは大変だなぁと思います。