薄日もまた

後輩宅に泊った弟分を拾って、やつの本来の居候先に送りがてら山へ。
悪い天気ではないが、空が灰色なので、高いところに行っても絵になら
ないからなぁと、森歩きすることに。（このへん、スキーヤーと生態が異なる）
先行して神様、仏様、行人小屋料理長？が焼山尾根に向かったようだ
が、今日は左岸側へ。
ガリガリの上に新雪10センチと歩きやすいため、コメツガまでとか、姥まで
行きたい気もしてきたが、灰色の空と白い雪が一体となり、写真を撮っても
まったく映えないもんなぁと、ちょっと行きかけて戻り、丸森山へ。

こんなぱっとしない曇りの日でも、たまに薄日が射すと、きれいだ。

午後のほうが天気悪くなると思っていたが、昼過ぎはちょっと明るくなり、
思ったよりは視界がよかった。遠くの山は全然見えないし、湯殿も姥も
空との境界が定かでないけれど・・・

ぐわー！と叫びが聞こえてくるようです。

周海沼は局所的に口を開けているけれど、水はひたひた。イワナたちは
どこでどう越冬しているのだろう？

あまり沈まないわりに、獣の足跡が少ない一日。ときおりカラやゲラたちを
見るだけで、静かな森。時折銃声が響くが、獲物を見つけているのか・・・
おいらは今日、全くウサギ見かけず。


このヤドリギ街道の先に、導水管の水漏れが見事な氷柱穴を作る場所が
あるはずなのだが、見当たらない。ホースもしかして詰まった？？

もう少しで下山しきるところで、おっとっと。大事な仕事を忘れてた。
いつものうさぎを猫にしてみました。