例年、月山馬鹿殿様と相棒と三人で行く慣わしだったのだが、今年は殿がすっかり足が弱って
遠くに行く気がさっぱりないのと、おいらが土日ほとんどボランティアに行くため、昨日一人でフ
ライング・・・のつもりが、出かける準備中、通りかかったSさんもいっしょに行くことに。
目的地は、ぶし沼。冬から春にかけての積雪期によく行く場所だが、夏道はないので、無雪期は
晩秋に藪が枯れた今頃を狙い、沢をたどって行く。
毎年この時期は、ブルーメタリックのツチハンミョウが目につく。奇怪な姿だが、なにしろ色が美しい
ので手に取りたくなるが、猛毒の持ち主である。ま、優しく手に乗せるくらいでは毒出さないけれど、
念のため素手では触らないほうがよいかも。
この毒々しい赤も目につきます。葉は枯れ落ちて形不明だけれど、茎にだんだらがないからマムシ
グサではなくヒロハテンナンショウか。
1時間半ほどでぶし沼に出た。足元にところどころ穴があるから要注意。ひっそりと静まり返る沼。
足元にイモリがうようよといた。次に来るのは1月か?
帰りはなんとなくキノコを探しながらの藪こぎ。
いつもの倒木にナメコ、ムキタケがたくさんと、ちょっぴりヒラタケ、ブナシメジがありました。今年は
キノコ不作と聞いて、あまり採れることを想定していなかったので、小さな袋しかない。でも、欲張って
袋をたくさん準備しとくと採れないものだしなぁ。
しばらく適当に藪をこいだ後、往路たどった沢に出てそのままトレールへ。来た道を戻らず、少し
登って春木戸に出ることにした。春木戸はお気に入りの場所なのだ。
すっかり葉が落ちてさびしい景色になってしまった。ここで暖かい生姜紅茶と干しバナナでちょこっと
ティータイムしてから、石跳沿をとんとん下って博物園前へ。
ナメコはよく見たら、痛んでいるのがだいぶあって半減したが、ムキタケはけっこうたっぷり使える。
5日の芋煮に入れたいが、5日休めるのだろうか?
急きょ今月だけ某森林組合で働くことになった。
30日に話を聞いて、31日に面接受けて、昨日採用と聞いたばかり(笑)