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今日の目的地は、3272Mにあるラバンラタ小屋。距離はたったの6キロ。
平地の道路なら一時間の距離だが、標高差1382Mあるので、5~6時間
の行程。
いくら急な道だからって、そんなに時間かかるかな、と思ったが、初めての
植物だらけでおもしろくてしょうがなく、足止めばっかし。
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お約束のウツボカズラ。標高低めのところはネペンテス・タンタクラータ。
高めのとこはネペンテス・ビローサ(学名。和名はわからん。)
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シャクナゲも、赤、オレンジ、黄色、葉が細いの、草みたいに小さいのと
いろいろ。そして、ランやら、シダやら、苔コケやら・・・
ちょっと進んでは、「おおっ、これは?」と足が止まってしまう。
植物は、ラザルス君よりビァンの方が詳しく、がんばって質問に答えて
くれるが、種類多すぎて種名特定までは学者でもなきゃ無理なのは
わかっている。地元の言葉でなんていうか、とか薬になるとか、そういう
話がおもしろい。
もともと好奇心旺盛なおらだと、植物好きなM氏で写真ばかり撮ってい
たら、なんとなくビァンの顔が心配顔。
「午後は雨降りやすいから、もう少し急いだほうがよい?」と聞くと「そうで
すね」と応えるので、んじゃ、あんまり道草食わないようにしよう!と言っ
たはしから、鳥やら花にひっかかりまくる三人・・・
ほんとは早く歩けるんだよ、と言うと、「ユックーリ、ユックーリ、ダイジョブ、
OK」と、にこにこするラザルス君。んー、なんてかわいいんだ。
道は段差が大きくてきついが、木陰が多く、涼しくて快適。
しかし、だんだんM氏が遅れ気味に。顔色も白い。気分は悪くないよう
だが、腿がつっていると言う。
おいらがストックを貸し、相棒が特効薬の「芍薬甘草湯」を飲ませ、ラザルス
君がアンメルツ・ヨコヨコ塗ってマッサージしてあげてと、よってたかって
世話焼きまくり。
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東屋付近には、ボルネオヤマスンダリスがうろうろ。プラスティック袋
とかのかしゃかしゃした音がすると近寄ってくるが、餌はあげません。
でも、誰かやってるから寄ってくるんだろうな。
寄り道三昧の割りに、予定時刻に本日の目的地ラバンラタに到着!
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# by akanezumi1984 | 2007-04-05 14:31 | Borneo | Comments(0)
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宿の近くで鳥見しようと、少し早めに起きたら、きれいな朝焼け。
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目の前にキナバルがどーんとそびえてます。かっちょえー。
初めてのエリアで、見る鳥のほとんどが始めて。一応、ここらの鳥の
図鑑を事前入手したものの、掲載種少ないし、説明もあまり詳しくな
いので、調べてもわからないもの多し。まぁ、名前がわからなくとも、
見るだけで楽しいけどね。
ど派手なベニサンショウクイと、すぐ近くでうろうろしていたチャガシラ
ガビチョウは鳥見不慣れな相棒もばっちり見られたかな。
近くのレストランで朝食。ここだけ洋食だった。景色はいいし、涼しいし、
あちこちトレールあるし、ここで高原リゾートもよさげ。
朝食後、荷物を三つに分け、一つは公園事務所、一つはポーター、一つ
は自分で背負う。我々は人数少ないので、今回ポーターはガイドたち
が兼ねるようだ。一人分5キロまで持ってくれるので、自分のは雨具や
行動食、飲み物程度で済み、楽チン。
1890Mの登山ゲートまで車で移動。
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登山ゲート脇に、昨年のクライマソンの上位の人の記録が!この人たちは、
sky runnerと称される。道はよく整備されてるとはいえ、この標高で
走るんだから、超人です。
ここで山岳ガイドのラザルス君と合流。山岳ガイドは特に前々から指名し
なければ、当日決まる。ビァンは何度もキナバルに来ているが、ラザルス
君と組むのは初めてとのこと。
落ち着いていて、実年齢より年上に見えるビァンと、小柄な美少年の
ラザルス君は、5歳くらいは離れて見えたが、二人とも23歳だった!
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入山許可証をもらい、登山スタート。ほどなくピンクの可憐なキナバル・
バルサムがお出迎え。
# by akanezumi1984 | 2007-04-05 14:10 | Borneo | Comments(0)

ボルネオ日記1(3/29)


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いつもは月山に入り浸りなおいらと、ラッセルの相棒おじょとで、突如
「キナバル山いがね?」「え、いいね。いぐが。」と、とんとんと・・・

どうせなら動物も見たいね、と調べてみたが、移動の手段や山小屋の
確保など考えると、少し高くてもツアーに乗っかるのが得策とわかり、
初めてのフルサポートなツアーに申し込んだ。
「こだわりキナバル登山&野生動物観察7日間(マシラウ・ルート)」

交通費節約のため、山形から成田空港まで行ける夜行バスを使ったら、
驚異の安さであったが、座席間の空間が狭く、ドライバーなんとなく
あやしく、やくざな感じのバス。いつもは一人旅派な二人だが、こういう
過酷で長い時間は、仲間がいると過ごしやすい。
早朝成田について、昼過ぎまで鳥の図鑑や森の成り立ちなどお勉強して
時間つぶし・・・暇つぶしも、荷物見てもらって交代で動けると、身軽でいい
わー。
午後、ようやく飛行機に乗って、往きは直行便にてコタキナバルへ。

山だけいっしょになる男性一人客Mさんと、現地日本語スタッフのビァンと
空港で合流。お、ドライバーも別にいるんですね。
客三人に現地スタッフ二人です。両替して出発。すぐに市内の食堂に
寄って夕食。食事もツアーに込みなので、出されたものを食べる。
炒め物四種類とごはん、スープ。どれもおいしい。ごはんはぱさぱさ。

キナバル山の麓まで車を飛ばして2時間。宿についたのは9:40pm。
標高1500mにある、なかなか素敵なコテージどした。
この日は移動ばかりで、ほとんど写真撮らず。
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# by akanezumi1984 | 2007-04-04 23:47 | Borneo | Comments(2)

贅沢至極な一日

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久しぶりの晴れ!
月曜ですが、ぷー特権でまたも山へ。
平日なのに車が数台・・・若者グループは、すぐそこの斜面にジャンプ台作って
ボードで遊んでおり、山に入り込んでいる人はあまりいない模様。
あとは鷹匠さんの車。会えるかな。
土日の雨で雪だるまがどうなったのか、まずは確認に向かう。
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んがー。やっぱり悲惨な姿に・・・帰りにきれいにしてやっから待っててくれい。
雪だるま地点から尾根のとりつきに向かうと、鷹匠さんの足跡発見。
追跡~!
ほどなく発見。しばらく会わないうちに、顔がすっかり焦げましたな。
ここしばらく鷹匠さんには撮影スタッフがいつも同行していたので、久しぶりに
一人で歩きたかったら邪魔しませんよ、と言ったけれど、いっしょにどうぞと言
ってくだすったので、もうシッポ振って着いて行きますがな。(もちろん、鷹の気
が散らないよう、少し離れて静かにですよ)
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鷹匠さんのかんじきは、自分で作った二重わっかの特製です。右手に雪べら。
左手には丈夫な皮手袋をはめて、鷹を据えます。今季はオスのクマタカ、
二代目加無号。冠羽がかっちょえーです。
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鷹狩りでは、必ず鷹も鷹匠も獲物より高いところに位置しないといけない
ので、尾根から下の斜面を見て歩きます。
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マドレーヌみたいなすじすじ。
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すじすじを近くで見ると薄茶色・・・黄砂降った??
こないだまで、生クリームたっぷりかけたような、とろとろとろーりだった
山肌も激しい縦縞になってる。湯殿も姥もストライプ模様。
と、鷹匠さんの背中に緊張感走る・・・獲物発見?鷹も放たれた。
が、見失ったのか、ふうわりと対岸の木の枝に止まってしまった。
少し離れていたおいらには見えなかったが、鷹匠さんは、ウサギはまだ
近くにいるはずと言う。おいらは尾根の上からウサギと鷹の動きを見張る
ことにし、鷹匠さんが先に急斜面を下ってウサギを追い出すことに。
鷹匠さんの読みは正しく、ウサギは隠れていたところから飛び出し、
鷹がすぐに反応して急降下!ウサギをぐわっしとつかむが、いっしょに
雪の斜面をざざーっと滑り落ちていく。10mくらい下の立ち枯れた木の
根元で停止。暴れるウサギを押さえ込んでいる。
これは、成功だろう!と思い、おいらも急斜面を滑り降りて現場に向かっ
たが・・・下に降り切る前にウサギ逃走。
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残されたケサランパサラン。いやー、惜しかった。うまくいったと思った
のに。つかんだ場所が背中でなく、お尻に近い場所だったため、押さえ
きれなかったようだ。ううう、残念!
でも、生で狩りの瞬間を見ることができて、すごく嬉しい。わくわくしたぁ!
その後も何度かウサギ出たが、条件が悪かったり、鷹が追わなかったり
で、突っ込んだのは一回だけであった。でも、鷹匠と鷹を間近に見ながら
山を歩くだけで、楽しく、景色と鷹匠さんと鷹に交互に見とれておりました。
んー、充実。しかし、忘れてならない雪だるま補修。
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土日の雨で、全体的に雪が沈んでしまい、看板から遠くなってしまった。
でも、今日は志津の雪旅籠の補修にも参加するつもりなので、あまり
時間をかけられず、大型化はできず。でも、かわいくしたからこれで
勘弁。
学生部隊はもう来ないので、志津の人総出って感じで雪旅籠の補修
中のところに、なにげに混ざってあちこち削ったり、ろうそく置いたり、
ちょっとだけお手伝い。
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志津美人が蓑やもんぺ、藁沓など、昔の装束でお出迎え。
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土日の雨で悲惨なことになった雪旅籠、志津のみなさんの努力で見事
に復活。一週間維持するのは大変なことです。
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露出時間少し長くしてみたら、こんな写真に。
今宵は美しい星月夜。でも、明日はまた天気下り坂らしい。
点灯時間中、雨降らないでくれるといいんだが・・・
# by akanezumi1984 | 2007-03-27 00:06 | おらいの山 | Comments(6)

雪旅籠の灯りはじまった

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いつものごとく、あまり早くない出発。さらにガソリン詰めて、殿にあんこ物
買って、PP寄って・・・なんてやっていたら、歩き出しは昼近くに。
でも、そのおかげで早め下山の会長とK2さん改めOMNNYダンナさん
に会えた。いつも早朝から行動のお二方は、既に一仕事終えて、雪だる
ま補修も終えたところでした。
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会長、今日も角スコを看板の柱にくくって、雪だるまへの意欲まんまん?
でしたが、既にOMNNYダンナさんが補修済みでしたかな?
しばし立ち話の後、おいらはのそのそと、とりあえず昼ごはん食べに下
皮松谷地へ。気温高くて、汗だらだら。雪は腐れてぐずぐず。
雪が重いだけでなく、なんだか体が重くてだるだる。んーむ。
空の色はあまり青くないけれど、山はくっきりと見えているので、体調よけ
れば、高いとこに行こうかな思っていたが、あまりに体が重い。
昼ごはん食べたら、めちゃくちゃ眠くなり、昼寝することにきーめた。
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薄着なのに、ちっとも寒くない。しかし、寒くなくても雪の上なので、下
から冷える。背中はザック。尻は尻滑り用のちびソリ+ちびマット。さらに
ぽか暖シート、タヌキの尻皮。
小一時間ほど眠っていたか。帽子をかぶらない頭にすーすーと風が
冷たくなって起きた。
まだ2時だったが、なにしろ体が重いので、おとなしく下山。
雪だるまを見に行くと、昼近くに補修されていたのに、少しとけ崩れて
いた。補修・補強&ちびうさを追加。
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今日から志津で、「雪旅籠の灯り」というイベントが始まった。
夕方、これからイベント開幕というときに雨が降り出したが、予定通り
点灯式が行われた。
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雪とろうそくというのは、とっても合うのだ。
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今日は、博物園スタッフの送別会で、清水屋さんで宴会。おいらは泊まら
ないで帰ったけれど、夜10時近くでもまだ雪旅籠の灯りが灯っており
ました。
# by akanezumi1984 | 2007-03-25 00:40 | おらいの山 | Comments(2)

本日は二馬鹿力

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志津は、明日からの「雪旅籠の灯り」というイベントに向け、準備中。
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今日も、山は冬どした。
天気予報では、だんだん晴れるはずが、雪降ってます。
沢の様子をチェックしてきてくれ!との要望もございましたが、雪降りの日は
森歩きが一番なので、却下。清水屋さん若女将からの、枝もう一本あるとい
いなという声には、手ごろな折れ枝見つかり、応えることができました。
運搬しやすいように、小枝をばきばき落としているうち、ふと、熊棚もどきを
作ることを思いついた馬鹿二人・・・
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枝をわさわさっと股のところに積み、せっかくだから、そこに座ってみ!と
そそのかすと、すぐその気になる相棒である。
ぴかっと青空だと高いところまで行きたくなるが、ぶらぶらと森歩きのときは、
観察とか遊び中心。
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周海沼も、ふわとろの世界。ましろで、ほのかになまめかすい。
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大トチのばぁちゃん見ていたら、登れそうな気が・・・
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しかし、ハング気味で登れず、あえなく落下&めりこみ。
反対側は大きな洞があり、覗き込むと(この時期しか覗けない)・・・
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すこーんと3mはありそうな垂直の空洞。一人のときに落ちたら、這い上がれ
ないかも。
手ごろな斜面があると、わざわざ一度小刻みステップで降りて、また登り返す
相棒。(新雪のある時期は、コース整備しないと尻滑りできない)
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ひゃっほー!
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で、最後は雪だるまちょし。今日は二馬鹿力だから、大仕事ができまっせ!
いったん頭をはずし、土台の上に積み上げ、太らせ、戻した頭も大きく丸く。
二人とも、丸々とした雪だるまが好きなのだ。
今年は雪が少ないとぼやいた日々よ、さようなら。作業中看板に頭ぶつかる
積雪量になりました。
# by akanezumi1984 | 2007-03-23 23:46 | おらいの山 | Comments(0)

不伐の森

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朝、家でしばらくぐずぐずしていた。
祝日で人が多いかなぁ、せっかく今は平日に動けるのに、わざわざ混む
ときに行かなくても・・・とか。んでも、ほとんど人が来ないところはいっぱい
あるんだよね。と、だいぶ遅れて出発。

そして思うのだ。ぐずぐずしないで、とっとと出かけてればよかった!
なして、いつもこうなんたべ。
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弓張は晴れていたけれど、志津から上は小雪たまにちょっと晴れ間。
木肌が美しいので、今日はいろんな木の肌を撮ってみた。
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上からホウ、ダケカンバ、地衣がついたウリハダカエデ。
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力強く、荒々しいような森。ここは、昔炭焼きが盛んで森がどんどん伐採
されていた頃も、伐らないで残した「不伐の森」なのだとか。地元の方は
ゴガラミの森と言っている。冬場、ここによく来るのは神様・仏様コンビ
くらいで、ほとんど人が入らない静かな場所。
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たまに青空がのぞく。
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駐車場に戻って、まだ2時。いつもなら雪だるまの会長がぼちぼち補修に
とりかかる頃・・・と思ったら既に車がない!今日は早上がりなのね。
お会いできないのは残念、と思いつつ、どんな風になったのか見に行った。
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お、かわいいミッフィー顔になってる!
既に補修完了なれど、時間はあるし・・・看板の後ろにいる雪だるまを前に
出したいけれど、今日はおじょがいなくて、一馬鹿力(単位・ばかりき)しか
ないぞ。んーむ、んーむ。
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んでも、やっちゃいました。ぴょんっと看板の前にうさぎ跳び!
は無理なので、土台を新たに作り、頭と両手を壊さないように移動。
頭をとるときは、ちと心が痛みましたが、無事、落とさずに新しい胴体に
くっつけられた。ほっ・・・これで、今後巨大化しても看板に隠れません。
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しっぽもつけました。
# by akanezumi1984 | 2007-03-22 00:10 | おらいの山 | Comments(0)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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