山スキーの仏様とSSさんとキャットのトレースを利用して、志津のスキー場を登りはじめると、雪を掘る大勢の人が。いったい何事?と好奇心の強いおいらはほいほい接近して質問。昨年工事していたときの作業用レールが埋まっていて、撤収のために掘っているのだと・・・こんなに積もる前にやっとけばいいのにと思うが、工期に作業を終わらせるだけでいっぱいいっぱいだったのでしょうな。
尾根に登りあげるとペンギンが出迎えてくれました。
8日は吹雪きと晴れがめまぐるしく変わる天気だったが、さほど積もらず、夜は風が強かったのか、9日はあまり沈まず、早朝いろいろな生き物たちが喜びかけめぐった跡が。
のんびりした会話が楽しい二人。
金山平で三人で昼食。カップ麺にお湯を入れた後に、おいらに龍角散喉飴を一度に三粒放る仏様。個包装されてない奴だから持ち歩きできませんが?一度に三粒食いなだ、と言われてカップ麺食べた後に龍角散喉飴三粒一気食い(笑)
スキーの二人はここからごがらみの森に下るという当初予定通りの行動。おいらはあまりの天気にもう少し上に行きたくなり、ここから別行動。
一月にこの天気!尾根の上なのに風がなくてちっとも寒くない。こんな日はめったにないです。
この日は穏やかだったけれど、強風を物語る積もり方。西側はえぐれて東側は屋根までふきだまる。
姥ヶ岳には10人ほど、湯殿山頂にも2人バックカントリャーがひゃっほー!と滑りまくっていて、んーっ、てっぺからの景色が見たい!とうずうずしたが、下りも歩きのおいらはぼちぼち時間切れ。
リフトの下駅よりちょっと上くらいでおしまいとし、今年初のうさをなんとかこしぇでみた。やはり雪質難易度高く、耳はなめてやっとくっつけた。
何度も登り返して滑っていたスキー、ボードの方たちもどんどん帰っていき、おいらが最後の人。
ロッジ裏からまっすぐ落として丸森山をまいて周海沼へ。
なんてきれいなんだ・・・と、一人つぶやき、うっとりと見とれる。
3時過ぎの周海沼はおいらにとって、魔法の時間、魔法の場所。誰もいない。鳥の声と風の音に浸る。
最近はたまに二、三時間歩くくらいしかしていなかったので、体力落ちてしまった。こんなに幸せな気分になれるのだから、もっと山に出かけなくては。
積雪は順調に増えて、道路標識にストックで触れるようになった。直接手が届く日も近いかな?
帰りに、一ヶ月くらい旅に出て戻ったばかりのmtちゃんの家に雪掘り手伝いに寄ると、既に玄関の発掘は終わっていた。車を置くスペースの雪掘りをお手伝い。開始が遅いからとっぷり暮れてしまいました。
道路から玄関までの道は、積雪期は幅30cmの踏みつけ道だけ。猛烈に吹雪くとわずか数十メートルでも遭難する恐れがあるため、点々と目印の竹竿を刺しておく(笑)かろうじて家が見える時でも、踏みつけ道は風があるとすぐに雪で埋まるため、目印が必要。踏んでないところに足を置くとずぼっといくからね。
訪問するときは竹竿に忠実に歩きましょう。