カテゴリ:ほかの山( 187 )

相棒とひさしぶりに二匹で山行。(雪がないから尻尾なし)
紅葉と、個性豊かな朝日の避難小屋管理人さんたちに会いに
行くのだー!

と、楽しみにしておりましたが・・・

初日、車二台で日暮沢小屋に向かい、一台を下山時用にデポ。
一台で泡滝ダムへ向かったが、途中からざんざん雨に。
天気予報も庄内地方は、大雨、強風、洪水、雷と注意報出まくり!
ま、とりあえず昼ごはん食べて天気待ちしましたが、ちーともよくなり
そうにありません。
一時は「今日は、ここで車中泊?」なんて話も出る始末でしたが、
ずっと車にこもっていてもつまらんしと、出発。

今回は、大鳥小屋に一泊、二泊目は狐穴か竜門か未定だが、なに
しろ日暮沢に下山するのじゃ・・・という流動的な計画。
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オクノサワフタギの青がきれいだ。歩き出してしまえば、雨も気にならない。
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つり橋二つ渡り、二時間半で大鳥池到着。
大鳥小屋で管理人さんににこやかに出迎えていただきました。

無人の小屋でひっそりと泊まるのも悪くないけれど、こうやって笑顔で
迎えていただけるとうれしいもので、また泊まりに行こう!と思うのだ。

管理人さんとお話しつつ、なんだか気になる同宿のお方。
とんでもなく荷物が多い。どう見ても一人の荷物と思われないくらい。
管理人さんいわく「いつもなんですよ。この小屋の年間利用トップかも」と。
ふーむ、常連さんなんだ。まるで荷揚げ仕事のような大荷物なのですが、
完全に個人装備らしい。毎朝3時間の林道歩きを欠かさないとのことで、
体力を落とさないように、日々鍛えているんですなぁ。

軟弱もののおいらは、たったの13キロくらいの荷物で、最近膝に違和感が
出る始末・・・日ごろの鍛錬が必要か?
by akanezumi1984 | 2007-10-01 00:37 | ほかの山 | Comments(2)

ぎざぎざへ

明日は月山行き決定だから、今日は違うところ・・・でも近場にしよう。
ってことで、市内からぎざぎざラインがかっこよく見える雁戸山へ。

笹谷峠で、雲の中の雁戸より、最初からずっと眺望のよい山形神室側に
しようかなと、しばし迷ったが結局雁戸へ。
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登山道の真ん中に転がっていたヒメネズミ。哀れハエの餌食なり。
コエゾゼミたちは、まだまだがんばっている。狭い登山道のすぐ脇の小さな
木で力いっぱい鳴いているので、耳をつんざく大音量だ。
稜線に出るまで一時間半ほどは眺望のない、退屈な道。ときどき咲いて
いる花が気をまぎらせてくれる。
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少し晴れてきて熊野岳が見えている。
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最後のお楽しみ、蟻の戸渡り。
んー、山頂についても、やはり雲が多くてぱっとしませんね。午後から晴れると
いってたのに・・・
くだりは八丁平、カケスヶ峰まわりで。
ようやく雲の隙間から青空も見えてきましたが・・・
山形神室方向はけっこうよいが、ふりかえると雁戸はやはり暗い・・・
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どんどんくだって、傾斜がゆるくなってきたころ、ふぅっといい香りが。
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大きなヤマユリがすっくと咲いておりました。
by akanezumi1984 | 2007-08-23 22:00 | ほかの山 | Comments(0)

浄土から下界へ

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かろうじて朝焼け。でも、どんどん曇ってしまう。
この後、ガスで真っ白白に。
雷注意報も出ているし、眺望もきかなそうなので、障子ヶ岳には登らず、今日は
下るだけ。
スタートしてまもなく雨が本降りになり、しかたなく雨具を上下着る。
この道は6月上旬にばかり来ていて、雪渓で埋まっていて見えなかったが、小屋
付近にはずいぶん石畳敷かれていたんだなぁ。
雨で、登山道はヒキガエルだらけ。
ずんずん下っていくと、雨がだんだん小ぶりになり、あらら?晴れてきた?
木漏れ日が美しい。
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藪でがっさがっさと音がして、「クマ?」と期待が高まる3人。
しかし、クマにしては騒々しすぎるなと思っていたら、道端にストックが一本。
キノコ探しに潜入した人なのであろう。
ひたすら下っていると、もうバカ平が眼下に見えてきた。そんなに早く下るのも
もったいないね、とお湯を沸かしてお茶タイム。
そこに、さっき見たストックを持ったおじさまが通過。あのストックは誰かの忘れ
物でがさがさいってるのはクマと思いたい他二名の期待は崩れた。
クマはもっと上手に藪を歩くから、あんなにがっさがっさいわんのだ。

一服後、一気にバカ平に下ると、ちゃんと車がありました。管理人さんたち、
ありがとうございました。

大井沢の温泉で三日分の汗を流し、ダム近くでおいしいと評判の山菜ラーメンを
食べ、車を置いていたチェリーランドでそのまま解散かと思ったら、さらに
「アイス食うが」と仏様が絶品アイスをごちそうしてくださった。
登っているときは、食べても食べてもおなかがすくし、自分の手持ちのほかに、
半強制の配給品もあるので、明らかに食べすぎの三日間。
下山後もまだ食べ続けてしまった。食べ癖ついて、二、三日は、すぐにおなかが
すきそうだ。
by akanezumi1984 | 2007-08-20 23:18 | ほかの山 | Comments(5)

狐から天狗へ

狐の夜は、隣に寝ていた沢屋さんが、ごぉごぉと大いびきかと思うと、
静かになったら今度はたびたび呼吸が止まって、不定期に「ぷはー、
はーっ、はーっ、はーっ」と窒息寸前で荒い息をするし、突然起きて
暴れるしで煩かったが、ま、とぎれとぎれに寝て、4時頃起床。
しかし、外は真っ白白で朝日はだめのよう。
朝食後、大きい荷物は小屋に置いて、水とおやつ少々とカメラだけ
持って三面方面に少し散歩。
当初は狐に連泊して、じきに廃道になるかもしれないというこの道を
歩いておこうかという計画だったが、天狗に泊まることに変更したの
と、ガスで景色も見えないのであまり遠くまでは行かず、近くの池まで
とする。最初の三方池は、雪渓がとけたばかりなのか、チングルマや
ニッコウキスゲ、ヒナザクラなど咲き、白くかすんで幻想的。
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さらに先の善六池までで折り返し、狐穴小屋に戻ると、管理人さんは
もう下山されていた。お湯をわかしてお茶を飲んでからでかザック
担いで天狗へ出発。主脈からはずれたこのコースは、こんなときでも
ないと歩く機会がなさそうなのだ。
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この標高は、険しい岩場でありながら、緑もあって美しい。
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でも、ざれ場はずるずるして嫌なので、ロープがあると安心。
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かなりアップダウンがきつくて、前にそびえるピークに登る前にがっつりと
下るので、「あー、もったいなーい」と声が出る。
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でも、登りきると気持ちよさに疲れを忘れます。
下って、登って、下って、登って、下って、登って・・・はてしがないと思われた
道も、歩いていればやがて目的地にたどりつく。
天狗の角力取り場に到着。すもうとらんなね!
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障子ヶ岳をバックに一勝負奉納すもうをとらねばならぬのです。
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お約束が終わったところで、小屋でまったりとおやつタイム。
天狗小屋で食べる、「天狗堂のくるみ餅」これを買うときは、天狗に来る予定ではな
かったのにね。
前線でも通過しているのか、小屋についてほどなく、どしゃぶりとなり、風も
強くなった。やれやれ、小屋に着く前につかまらなくてよかった。
夕方になっても誰も来ず、明日は月曜だし、これは貸切か?しかし昨日も暗くなっ
てからついたパーティーあったし、と思ったが、やはり誰も来なくて、小屋を三人
で貸切。くつろげるー。
激しかった雨もいつの間にかやんだが、この日は空はまったく染まらず。
でも、夜になって星空と遠く夜景が見られた。
by akanezumi1984 | 2007-08-20 22:36 | ほかの山 | Comments(0)

狐穴小屋へ

月山仲間と三人で、18日から狐穴小屋に二泊の予定で計画。
暑くならないうちに登ろうと、午前3時にチェリーランド集合で一台にまとまり、
日暮沢へ。
まだ暗いうちに到着。と、なにやら看板が・・・
「8月20日から24日までの期間のうち二日間が工事で前面通行止めに
なります。」
ええー?!聞いてないよぉー。しかも、これって、天気次第とかでどの
二日間が通行止めかはっきりしないのか?上の小屋の管理人の方に確認
しよってことで、とりあえず出発。
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山は雨かと覚悟していたが、朝のうちは晴れて、おらいの月山もちょっと
見えたけれど、気温があがるにつれ、もあもあっと雲があがってきて隠れた。
思ったより天気がよく、風がなくて暑い。稜線で休憩していると、イヌワシ!
久しぶりに見たー!かっこいいです。ハリオアマツバメもびゅんっ。
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しかし、青空もつかの間。雲の中に突入。でも涼しくていいか。
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マツムシソウの揺れるお花畑。朝日の山はきついけれど、花がきれいだから
苦になりません。
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おらいの月山も花がたくさん咲くけれど、マツムシソウやカワラナデシコは
月山では見られない。
竜門小屋に立ち寄ると、あれれ?管理人のEさんの姿がない。腰をおろして
休憩していると、ほどなく戻ってらした。水源の整備に行ってらしたのだ。
ここは小屋のすぐ前にホースで水をひいていて、とても便利なのだが、
つまりやすくて、毎日のように水源に行って管理しなければならないとか。
大変ですね、と草大福を差し出すと、一本800円もする缶ビールを三本
どうぞと勧められ、大恐縮。同行のKさんが親しいからであるが、しかし
Kさんもおいらもビール飲めないので、おじょだけありがたく頂戴し、おい
らたちは冷たい水を・・・でも、これがまたおいしいのだ。
日暮沢林道の工事の件を伺うと、20日通れないかもしれないから、明日
下山するとのこと。うむむむ。やはりそうなのか。
ほんとは、20日竜門と狐の管理人さんたちもいっしょに下るかもと聞いて
いたのであるが、工事のことを考えてお二人とも19日に下山するのだと
いう。せっかく二泊想定で食料持って来たのに、一泊で降りなきゃいけな
いのか・・・とがっくりしていると、「狐の管理人さんも時間急がないなら、
車をほかの登山口にまわしてあげようか」とありがたーいお言葉。
三人ぱっと顔をあげ、「いいんですか?」と目をきらきら。
無線で狐の管理人さんにお伺いたてると、快諾していただいた。
ならばと、こんな機会でもないと歩きそうにない狐から天狗へのルートに
するべと即決し、車をバカ平にまわしていただくことに。ありがたやー。
このまま天気もつといいなと思っていたら、ちょいと本降りになり、しぶしぶ
雨具を着たら、じきに小止みに。
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同行の二人は何度か泊まっているが、おいらは狐穴小屋に泊まるのは初。
真っ白でなにも見えないやと、あきらめていたら、夕方になって晴れてきて、
あわてて夕焼けを見に外へ。以東方面がよいと聞いて、おいらは以東に向か
う登山道を眺めのよいところまで行ってみた。おじょは上に行ったか?
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雲が多いが、雲と雲の間から日が差し、燃えるように赤い。
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雲間からちらりと太陽が顔を出した。
今回は三人での山行だが、みな思い思いの場所で見ているのか、一人きりで
静かに山の時間を味わうことができた。存在感のある以東岳と燃える空を眺め、
至福の時間。

夜は、管理人さんといっしょに山形弁で盛り上がる。
関東のお客さんがいたら、字幕スーパー必要(笑)
by akanezumi1984 | 2007-08-20 21:06 | ほかの山 | Comments(4)

今日は鳥海

月山下山後、おじょと合流し鶴岡へ。長倉洋海さんの写真展を見て、
夜は鶴岡ユースに久々お泊り。
コバケイソウの群落に見ほれる相棒。相変わらず立派な上腕二等筋です。
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小さな葉っぱたちもお気に入り。
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あいにく、雨が降ったりやんだり、ガスで真っ白で景色は見えませんが、花
が咲き乱れていて、ずっと歓声をあげて歩いていた。
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景色見えないので、新山には行かず、七高山の山頂までとす。
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そして、お約束のちびうさ。鳥海山の雪も昨年以来食べました。
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by akanezumi1984 | 2007-08-08 19:44 | ほかの山 | Comments(2)

山中一泊野宿の持ち物

共同装備・・・ブルーシート大小各一枚、鋸、鉈、ナイフ、蚊取り線香2個、
        ろうそく1本、ライター、ビニール袋(雨具代わりや物入れに)

個人装備・・・寝袋(Tさんが準備したのは、ダウンの小さい布団)、最小限の着替え、
        ライト、トレペ、行動食、水


刈り払い用・・・草刈機械、工具、替え刃、ガソリン

個人装備は、小さめのナップザックに納め、デポ地点で他の荷物といっしょに
大きいザックに詰め込んだ。さらに作業開始後はTさんが荷揚げした分を、他
の2人で分担。でも、たいした量ではなく、荷物はそれほど大変ではなかった。
普段の山小屋一泊の荷物より軽い。いつもがいかに「持ちすぎ」かって。
ワンゲル上がりの男性なら、助手一人で荷揚げできると思うけれど、Tさんが
「やっぱり女の人に励ましてもらったほうが仕事がんばれる」と(笑)

拘束時間はTさん宅から登山口までの移動も含めると40時間半!時給にした
らかなり安くなるし、ちょい命がけなお仕事で、嫌々だったら割りに合わないが、
おもしろかったからいいのだ。
なにしろ「おもしろい」というのが、おいらにとって重要事項である。
by akanezumi1984 | 2007-07-22 09:44 | ほかの山 | Comments(4)
クマに踏み込まれることなく、一夜明け、朝食後にテント撤収。シートは
ここに置いていくということで、おいらの荷物軽くなった。
例年は、もっとずっと先に野営するのだそうで、今回は雪解けが早かった
ため草の茂り方がひどく、作業に時間がかかるのだそうな。
確かに、草刈前はそこに道があると全くわからない状態のところ
が多い。道はどんどん険しくなり、まさかここですかい?な展開。
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猟師に同行したり、植生調査に同行したりで道なき道の経験豊富なクマの
あねごもさすがに「落ちたら死ぬ」と、躊躇の難所。Tさんは「だいじょぶだ。
右の足滑らねうぢに左の足出せ」と。だははは、そりゃそうですが(苦笑)
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いろいろ検討したけれど、ここしかルートがとれなかったそうな。ロープかけた
けれど、雪崩で落ちてしまったんだそうだ。ほかは根っこや草を手がかりに
なんとかなるが、ここだけはロープもう一度つけてほしいなぁ。下に草付きは
あるものの、数百メートルの断崖なのだ。
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のん気に写真撮ってる場合じゃない危険箇所続きですが、きれいです。
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さっきのはやばかったが、こんなのはへっちゃら。よじ登って尾根に出て一安心。
と思いきや、やせ尾根なので油断禁物。草で隠れてよくわからないからと、うかつ
に足を置くと地面じゃなくて落ちてしまいやす。
クマが蟻の巣でも食ったのか、一生懸命ほじくった痕。カモシカが尾根を横断
するカモシカ道もあちこちにあります。
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尾根から来た道を振り返るが、いったいどこが登山道よ??
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例年より作業進まず、一泊では全部終わらせるのは無理。せめて次回が日帰り
でできるように、なるべく進めておかなくては、と獅子奮迅のTさん。一心不乱に
作業。だんだん時間がなくなっていくが、下山大丈夫かな?疲れ果てたTさんが
休憩に入ったので駆け寄ると、どうやら時間を一時間勘違いしていたもよう。この
分だと途中で暗くなるらしい。今のうちにヘッドライト準備しとこ。
疲労困憊のTさんは、食べ物が喉を通らない。お気に入りのカルピスウォーター
もなくなり、昨日酌んだ沢水だけでは、エネルギーが持たないではないか!
で、甘いもの好きそうだからコンデンス・ミルク出してみたら「大好物」ということ
で、チューブに半分残っていたのを一気飲み!思わず拍手(笑)
区切りのよいところまで作業し、後は一気に下るだけ・・・といいつつ、急な道で
かつ足場が悪いところが多いので、慎重にくだらなければならない。
だんだん暗くなって足元が見えにくくなり、危険このうえない。おまけに、クマの
鮮明な足跡だの、齧り痕続出。そういうのじっくり見たいおいらたちですが、もう
時間が押せ押せなので、先を急がねばならず、残念。

急斜面をトラバースする、わずか20センチ幅あるかないかの崩れやすいへつ
り道など、あいかわらず気の抜けない道を暗い中下る。しかも生い茂った草で
足場がよく見えない。一度、クマのあねごが落ちた。幸い、股のところで木に
ひっかかった瞬間にはっしと道の端っこに両手でぶらさがったので、すかさず
片手を確保したが、足場がとれない様子。Tさんを呼んでひきずりあげてもら
った。さすがです。おいらの力では、落ちないように確保はできるけど、腕力だ
けで道までひきずりあげるのは無理でした。暗くて下がよく見えないが
「ここもがんけ(崖)だから落ちたらヘリコプターだぁ」とTさん。って、もう暗いか
ら明日まで帰れないじゃん。
「ほっほっほっ」(Tさん)「ほいほーい」(あねご)「ほっほー」(おいら)などと
クマ除けの声をかけ、いよいよ暗くなっておいらたちはライトをつけたが、
Tさんはライトなしで先頭をずんがずんが(ライト持ってるはずだが・・・)

斜度がほとんどなくなり、道幅も広くなって、どうやら林道に出たらしいが、
この林道がまた曲者で、林道として使われなくなって20年。荒れ放題!
路肩崩落、落石、倒木、やぶ茂り放題で、道とは言えないしろもの。しかし、
ここは刈り払いしないのだそうだ。これじゃ、こちら側から登山するには、
登山口に着くまでにほとんどの人がくじけてしまうんじゃないの?

車にたどりつく寸前に川の渡渉が最後の難関として控えている。既に手前の
水浸し道で借りた長靴は内部に水じゃぶじゃぶ状態(両足ともどこぞに穴が
あいている?)。雨で増水を心配していたが、膝くらいの水位なので渡れた。
水から上がると、長靴いっぱいに水が入っていて、重いーっ!
しかし、目の前にTさんが事前にデポしていた車が。
わーいっ、やっと着いたー!既に午後8時過ぎでやんす。
お疲れ様でしたぁっ!!
んがっ、まだここから町まで車で一時間かかるのだった。
ハードな一日でございました。でも、おもしろかった。クマの真新しい痕跡あり
ありの道だったけれど、3人いれば怖いものなし。

それにしても、Tさん担当箇所は、これから残りの部分も刈り払いして道らしく
なるものの、目印や標識がほとんどなきに等しい。足元悪く、落ちたら死ぬぜ
よ的箇所多数。元林道部分も、やぶで道がわかりにくいし、見通し悪くてクマと
ばったりの危険性高い。

このコース、知らずに踏み込むと恐ろしい目にあうぜよ。まぁほとんど人に知ら
れていないようですが・・・
こっちから登る人いるのかなぁ?クマとカモシカの天下?
秋田からこっちに縦走ってのも、帰りの足がないから考えにくいし。
やっぱりクマ用の登山道かい?

最近クマのあねごと思い出話していたら、あの細いトラバース道も林道だった
らしい。崩壊してほとんど道が残っていない箇所なのだと・・・

by akanezumi1984 | 2007-07-21 14:49 | ほかの山 | Comments(2)

クマ撃ち猟師と野宿?

といっても、クマを撃ちに行ったわけではなく、登山道の草刈の補助要員。
クマ好きのあねご二人が、平日動けるってことと、見かけより体力ある点を
買われ、荷物持ちとして同行。もちろん、道中いろいろな話が聞けることを
楽しみに。
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山形県と秋田県の境にある丁岳は、標高1146m。そう高い山ではないが、
こういう山があなどれないのである。でも、秋田側の登山道はただ単純に
急なだけ。道はわかりやすいし、気持ちのよい登山道です。
今年はゼンマイ採りをしなかったから、体が急登仕上げになっていない、
クマ撃ち猟師のTさんは、仕事に備えて体力を温存しなくてはならないため、
かなり頻繁に休憩が入る。なんだか休んでばかり(笑)
あねご2人は「きついべ?」と聞かれても「大丈夫でーす」と笑顔。
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ツルアリドオシとツルリンドウ。
急登の連続ですが、登りは得意のおいらたち、汗だく、ややばて気味のTさん
に「荷物重いべ?」「大変な山だべ?」と聞かれても涼しい顔で「大丈夫でー
す」・・・確かに急な登りの連続だけど、なんてことないやと思っていたら、ここ
は単なるアプローチで、翌日のお仕事コースがとんでもない道だということを、
まだ知らず・・・
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場合によっては二泊三日と言われたが、ちょいと事情が発生し、どうしても
一泊で下山したかったので、その可能性を聞いてみたら、クマがいるから
一人では歩かないほうがいいと。確かにクマの痕跡だらけだ。あちこち皮
剥ぎしたり、蟻の巣を爪でほじったり。
山頂に着く頃には、曇ってしまい、鳥海は見えず。休んでばかりで、既に
1時過ぎ。早くから行動したわりにさっぱり進まない。一泊で帰れるのか?
と思いつつも、知らない山だ。ここの主のTさんのペースに合わせるしかない。
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ようやくお仕事開始!それまでTさんが背負っていた荷物も、身の回り品
以外はあねご2人で背負い、Tさんの仕事前、仕事後の写真を撮りながら、
草刈中は後ろで待機。きれいな登山道だった秋田側と違い、真室川町側
下山口はジャングル状態。どこが道か全くわからない状態。
「おれの前に道はない。おれの後ろに道ができる」の感じである。
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なにかを訴えているような木。
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待機中、ザックをおろしていると、金具にクモが同化していた。
5時で本日の草刈仕事終了。どうせ誰も来ないし、登山道以外平らなところ
がないので、道にどっかりとキャンプ設営(笑)Tさんが手際よく大きなブルー
シートで屋根がけしてくれました。おいらたちは下の方をしばって固定。
少しくぼんだところなので、あまり風は入らないだろうと前後はあけたまま。
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荷物を最低限にということでマットはないので、シートの下には、葉っぱの
たくさんついた細枝を敷いております。葉っぱを敷きながら「ゴリラのベッド
みたい」とか喜ぶおいらたち。Tさん枝を切りながら「前に仲間と泊まった
ときよー、夜中の2時にクマ来て、テントみな持ってっちまったんだ」と。
えっ、なんでなんで?身を乗り出すおいらたち。クマに聞かないと理由は
わからないけれど、通り道をふさいでいたテントに怒ったのか、びっくりした
のか、テントくわえて突進??どどどっという地鳴りとともに消えたテント。
わけわからず寝起きの人々・・・そのとき寒いからテントは出入り口閉じてあっ
たそうな。今回は開けてあります。クマとかカモシカが通り抜けすると、おいら
たち踏んづけられる?
疲れたTさんは6時半に夕食も食べずに横になり、そのまま死んだように寝て
しまった。ごおごお、ざわざわと強風吹き荒れているようだが、テント内には
風が入らず、さすがの場所設定。テントそのものは広いが寝場所のシートが
小さいので、三人身を寄せ合い、川の字。
ごつごつを避け、シートからはみ出さないよう寝返りしながら、断続的に眠っ
て朝になった。
by akanezumi1984 | 2007-07-21 12:19 | ほかの山 | Comments(2)
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昨夜8時に寝たら、みんな3時過ぎ頃から起きだした。でもまだ日の出には早い。
ときどき窓から外の様子を伺うと、3時半頃には雲が赤く染まりだした。
他の人は小屋の前で見るつもりのようで、おいら一人だけ、雨具着て外へ。
日の出だけなら小屋前でも見られるが、上に行かないと山の主稜線が見えない。
雪渓を登り始めると、雪がかちかちに硬くて、下りのことを考えると一瞬躊躇。
でもやっぱり行かなくちゃ!慎重に登りあげ、周囲を見渡すと・・・
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ほんのりピンクに染まった朝日連峰の主稜線の上にまんまるお月様がぽ
っかり。昨日は、はじめ誰も来ないなぁと思っていたら、遅れて他の人たち
もピークに登ってきて賑やかに夕日を楽しんでいたけれど、今朝は誰も登っ
て来ない。一人静かにこの美しい景色をじっくり味わうことができた。
葉山の横から登る太陽。朝日連峰主稜線と月。これから登る障子ヶ岳の
とんがり。うろうろ歩き回り、いろいろな角度から山の景色を楽しんだ。
おらいの月山はやっぱり一番いいな。月山と障子の間の奥になんやら白い
山が見えているが、あれはなんだろう?
と思っていると、ざくざくと雪渓を蹴る音がして、小屋の管理人さんが登って
きた。挨拶すると「あそこに鳥海が見えてるよ」と教えてくださった。
そうか、鳥海山だったのか!いつも月山から山を眺めているので、まさか
月山と鳥海山が同じ方向に見えると思っていなかったのだ・・・
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左のとんがりが障子ヶ岳、右奥に月山。そして写真ではわからないが、
肉眼では月山の左に鳥海山がきれいに見えるのである。
たっぷり堪能して小屋に戻り、朝食。昨日取った竹の子の味噌汁が
おいしー!6時には朝食終わり、小屋の掃除。出発は7時なので、まだ
のんびり。みんなさっさとパッキング済ませてる中、なぜかまた全部
広げているRちゃん。
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小屋に飾ってある天狗の面。大きいのは1mくらいある。どうやって
持って来たのかな。このでかいのをザックにつけて歩いてたらびっくり
だ・・・
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昨日よりさらに天気がよい。居心地のよい天狗小屋に別れを告げ、障子
へ。(右の雪渓の内側に小屋があります)雪渓の上をカモシカがとことこ。
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朝露でよりいっそうきれいに見えるカタクリ。
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快晴の土日ですが、昨日小屋には我々のほかに登山者は二名。下りは
一人とすれ違っただけ。すいてていいなぁ。
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しっかし、おらいの月山はいい山だねー。こっちから見えているのは雪の
ない南側。裏っかわのたっぷり雪のある場所で今頃会長滑っているん
だろうなぁ。
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月山が見えるたび、喜ぶばかねずみ。
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ざれ場はずるずる滑るので、慎重になります。
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雪渓はお日様パワーで歩きやすくなり、快適!
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振り返って、もうこんなに歩いたんだね、と感心。んで、何回見てもきれい。
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ずんずん下るにつれ、ブナが太くなり、沢音が近くなり・・・お、こんなの
ぶら下がってた。ヘビ嫌いの女性も「これはきれいかも」と一言。
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最後の渡渉地点は水量が多く、ちょっと上流の倒木利用した橋を渡る。
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イワナシ、タムシバ、ミヤマリンドウ、珍しい白花のリンドウ。
ほどなく林道に出て、道端でミズなど採りながら車を置いたバカ平へ。
顔面が塩でざらざらでっす。
大井沢の温泉で二日間の汗を流し解散。
いやー、楽しかった。
by akanezumi1984 | 2007-06-04 12:05 | ほかの山 | Comments(9)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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