バンドリとアオシシ
2008年 12月 15日
おらいの山は雲の中。天気予報では明日の方が天気よさそうなので、お
らいの山さは明日行くことに。
午後、小鳥類の声をちと勉強しなおそうかなと、学生時代のフィールドへ。
案の定、着いた頃には雲ってきたけれど、どうせ雪がないからかまわん。
やけに枯れ木、病気の木が目立ったが・・・
ぶれちゃいましたが、バンドリ(ムササビ)です。だんごっ鼻がらぶりぃ。
ずっと前にスズメバチに乗っ取られて以来、いつ頃からまた使うように
なったのかわからないが、昔と同じ洞におりました。当然別の個体でし
ょうが。まさかいるとは思わず、びっくりした。バンドリさんは、眠そうな
顔でこちらを眺め、イタチでもテンでもないとわかると、穴にひっこみま
した。人間は穴に入れないからね。
気の早いマンサクが二輪だけ咲いていました。(→後で見たら全然違う
形・・・ロウバイでしょうか?)
その後、一回りしても、鳥はさっぱり。遠くの方でかすかに声がするだけ。
まぁ、今日はバンドリに会えただけで大満足さと思いながら、最後の下り
の赤土急斜面落ち葉たっぷりに大苦戦しながら、やっと滑らないところ
に着いて、足元以外を見られる余裕が出ると・・・
カモシカがおりました。見詰め合う二人(笑)
じっとしていると、青草をもりもり食べてリラックス。
枝に顔をこすりつけて、匂いつけ。それにしても、暖かそうな毛皮だことー。
午前中、久しぶりに就職活動らしきことをして、履歴書に貼る写真が必要
となり、カメラ屋さんに寄ったら、デジカメ安くなっていたので、買ってしま
いました。
明日おらいの山でデビューだ。
もりもり食べてるときにそーっと近づき、こっち見てるときは止まる、を繰り返すとじわじわ接近。30mくらいかな。
口から青草いっぱいぶらさげたまま、じーと見る顔がかわいくて、にやにやしながら見ていました。
カモシカ、あまり近かったり、もともと移動中だった場合は、こちらが動くと逃げますね。見詰め合っている間は大丈夫なんですが(笑)
今回は、採食中だったので、じっくり見られました。
ムササビは、復活していたのがあまりに嬉しくて、声を出さずに笑っていたせいか、ぶれぶれ写真に・・・
生き物と遭遇したとき、写真を撮るか、そのまま観察するか、どっちがいいか瞬間的に迷いますよねー。
カメラを出そうとする動きで逃げられることが多いので。