難路もなんのその
2008年 11月 09日
いろんな道を歩いてらっしゃる方たちに混ぜていただき、おいら一人だったら
行けない「おもしろい道(by みいらさん)」へ。
総勢4名の長靴隊で二口峠(山伏峠)周回です。
沢沿いに、美しい黄葉を眺めながらの静かな山道。
以前、みいらさんがクマの脱糞を途中でやめさせてしまったという思い出?
のルート(笑)なだけに、今日もクマのフンはほっづこっづにありました。
なんだか、かわいい象の鼻。小象っぽい。
薮道とか、廃道になりかけの道が大好きなみいらさんセレクトな道だけに、
非常に変化に富む道でしたなぁ。しょっちゅう道が変わっているようで(笑)
崩れちゃ、近くに道を切り、崩れちゃ、また道を切り。切らずにロープでよじ
登れるようにとか、落ちないでへつるようにしただけとか。
一人で初めて来たら、ここ行けるかな・・・と躊躇したと思いますが、本日の
先達すいすいマルゴさんのおかげで、ちょっぴりへっぴり腰のおいらとebiy
anさんも、ふむふむ行けるのね、と。もし落ちたら、みいらさんに包帯巻いて
もらえるし。
そんな道なのに、「一般県道」だとぉ?と思わず笑ってしまいました。
少し緊張する沢沿いの道に比べ、尾根は天国。安心して歩ける。そして、
今日は美しい霧氷が迎えてくれた。
オオカメノキの子(冬芽)たちから「ちめたーい」と聞こえてきそうです。
きれーい、きれーい、と喜んで写真撮っていると、いつのまにか指がかじ
かみ、手が不器用に。
標識も凍り付いております。
足元には霜柱。
幻想的で美しい霧氷の世界を抜けたら、急な下りをととととっと下り、
雰囲気のよいブナ林をいいね、いいねと感動しながら歩いていると、
コォッコォッと頭上をハクチョウの群れが!こんな山の中で見ると、
なんだか不思議な感じ。がんがん下るとまた沢沿いに。
銚子滝をすぎてから、遅いお昼に。いつもなら、ずっと早くに空腹で騒
いでいるところですが、まだ体調戻りきらずに全く腹が減らないのであ
った。でも、気持ちの悪いのは治ったので、ごはんが食べられた。
写真では、この大きさと迫力が伝わらないな。
だんだん、ゴールが近づいてきたはずですが・・・
きれいさっぱり道がなくなった。で、このあとめちゃくちゃ急なところを
登って、下って。いやはや、このルートは、崩壊しやすくて本当にころ
ころルートが変わってるようだ。
誰かここで修行した人でもいそうな岩屋。
クロモジって、こんなにきれいな黄色になるのだっけ?
もう杉林。ゴールも間近となると、名残惜しくなってくる・・・って、なんだ
かんだ8時間近く歩いたから十分か(笑)
みいらさん、マルゴさん、ebiyanさん、ありがとうございました。
案内標識には、「難路」と。たーしーかーにー!
昔の地図ではコースタイム1時間半とあるのに、2時間半かかったところも
あり、いかに道が荒れているか。
ぎりぎり幅かつ崩れやすいトラバース道や、表層ごとずり落ちる急斜面を
ロープでかろうじて、とかスリリングなところだらけでした。
大雨の降るたびに、道が崩落してしまうようですので、要注意です。
千本桂 十八夜供養塔山寺七木のひとつのあったかな?
桂の甘いにおい気に入っています!
ウンチはイラン(笑
千本桂、100本もなかったけどありました(笑)でも、その桂は既に落葉しきって、匂いなし。ほかの場所でほのかに甘く香っておりました。
あと、なんの木かわからないのですが、一箇所「柏餅」みたいな匂いのしたところが・・・
あかねずみさんは体調いまいちでもあの歩きですからすごい!
今回もクマの糞の詳しい観察とか思いもしなかったハクチョウの渡りをみることができてうれしいおまけでした。野鳥の鳴き声で鳥の名前を教えてもらえるのもいいなあ。
またよろしくです。
いえいえ、おいらもちゃんと?へっぴり腰でしたよ(笑)一人だったら途中で戻ってますね、きっと。
山を越えて飛んで行くハクチョウ、よかったですよね。
でも、クマのフンを調べているときの、みなさんの目が・・・
今度から人目のあるときは、つつかないほうがいいかな。
おもしゃいっけね。でも、やはり通行禁止でした。峠に出る直前のトラバース道なんか来年はなくなってしまう可能性大ですね。ナメに堆積していた土砂が滑り落ちてるんだもの。
とりやさんと歩く山は視点が新鮮で良いです。また一緒に歩きましょうね。
フンつつき、もう慣れましたか。今度は実践してみてください。
街中でも、側溝に見え隠れしているネズミをじーと見てしまったり、街路樹にいる鳥を見たりすると、視線が人と違うので、あやしいみたいです。
何度かいっしょに歩いていると、動くものに敏感になって、同じような行動をするようになる人もいますよ。くくく。
糞つつき、初めて見せていただきましたよ。(笑)
あかねずみさんの探求心と鳥を探す目は素晴らしいですね。
『そこの茂みに・・』と教えていただいたのに、見つけられませんでした。
予想外に荒れた道でしたね。
崩落地点では初めの一歩にびびりましたが、後に頼もしい援軍がいたので安心して歩けました。
またよろしくお願いします。
すいすいと進むマルゴさんは、野生の動物のようでしたよ。
先頭はルート確認で大変でしたね。ずっと後ろでのほほんとさせていただきました。もし、冬の月山にいらっしゃるなら、ラッセルさせていただきます。