タゴガエル空振りで、アナグマの尻尾

この時期、クロユリのほかに気になるものがもうひとつ。
ここ数年、毎回クロユリを見た帰りに遭遇できた「タゴガエルの集団産卵」だ。
登山道脇などでクックッ鳴いているのに、普段はけっしてその姿を見ることの
できない幻のカエル。土の中で鳴いているとしか思えない、絶対の隠遁術。
そのタゴガエルが、足元からわらわらと湧き出て、脇の水路を覗くと数百匹が
大集結というシーンを何度か見た。ベージュ、茶、赤茶、黒と色とりどりのカエル
がひしめきあい、たまたま通りすがったハコネサンショウウオにオスガエルが
何匹も抱きついて絞め殺しているのも二度見た。
そんな光景をまた見たくて、装束場を下山。
車は姥沢だが、相棒が車回収に協力してくれるというので、おいら一人で。
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(※エゾノツガザクラは、山頂下の岩場のものです。)
相棒にお願いするにも、バスを使うにも、5時がタイムリミットなので、藪の
中はけっして覗かないことにして、急いで下る・・・
といっても、花を見たり、おっそろしースノーブリッジをそろそろ渡ったり撮影
したりで、ついつい時間がかかる。
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そろそろカエルの集団産卵の場所だっけ?と思った矢先に、バササッ、ガサ
ガサバリバリとすぐ近くの藪の中を騒々しく逃げて行く獣にびっくり。
クマか?いや、そんなに大きくないかな・・・と、藪の動くところを目で追うと、
隙間から淡い色合いのずんぐりしたお尻と太短い尻尾が見えた。
アナグマだぁ!!あの特徴的な顔は見られなかったが、もこもこのお尻が
かわいかった。しばらく、ガサガサバリバリ藪の中を移動してるのを見て
いたが、隙間から見えたのは一度だけだった。
肝心のカエルたちはゼロ。もしや、カエルが集まってきたところにアナグマ
乱入して食べまくり、追い散らしてしまったのか・・・卵がないか調べたが、
手前のほうには見つからなかった。無色透明だから、奥の方は本当になか
ったのか定かではないが。
今年は花が少し遅れ気味なので、タゴガエルの産卵も少し遅れていて、
まだなのかもしれないが。それとも、場所が変わったのか・・・
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道にちびちびのトガリネズミが死んでいた。生きているのは、大昔に道東
の民宿の鳥用餌台に来ていたのを見たきり。哺乳類を見るのは難しい。
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まだ早いかと思っていたが、キヌガサソウは既に満開だった!
山頂付近の花は遅れているが、下の方は早め進行??
ついつい、足を止めては撮影していたら、タイムリミット迫って、最後の30分
は小走り。NCについたらどっと汗が噴出した。
by akanezumi1984 | 2008-07-02 09:05 | おらいの山 | Comments(0)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984