稜線も花シーズン突入(長いです)

日曜の朝、4時半に目覚ましをかけていたのだが、その前にアカショウビン
の声の大きさで目が覚めた。すぐ近くで鳴いている。
双眼鏡持って声のする方を探したが、葉が茂っていて見つけられない。
こらちは丸見えであるから、すぐに逃げられ、声が遠ざかるが、飛んで行く
姿も見られなかった。
早朝の弓張は霧で真っ白。お湯を沸かし、紅茶とパンで朝食。
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ポットにも紅茶を詰め、歯磨きして、とりあえず姥沢に向かってみる。
すると・・・山見えてるー!!雲が低い位置にあり、姥も朝日連峰も、雲の上に
くっきりと。雲海が美しい。早起きの甲斐ありです。うるるっ。
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誰もいないスキー場沢コースを登って行く。んむ、これなら帰りは滑って
来れそうじゃ。ああ、もう姥沢ですでに息飲む美しさだったが、高度を上げ
るにつれ、ますますきれい。しかし、だんだん雲海が薄れていく・・・
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雲海に別れを告げる、ちびうさです。美しかったよ、ありがとう。
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存在感のある以東岳。鳥海山、蔵王、吾妻、飯豊、360度パノラマ絶景と
なっており、一人、声を出さずに心の中でひゃーひゃーお祭り騒ぎ(わかり
ます?)カヤクグリが、まだ縄張り確定しないのか、一度に6羽とか目に入り、
どうせ小さくしか撮れないのに、無駄に撮影してみたり。
殿から「花の状況を調べてまいれ」と指令を受けていたので、足元をじっくり
見ながら進む。
姥山頂はまだだが、金姥、柴灯森には懐かしい花たちが、ぽちぽちと。
一番手のミヤマキンバイは5/16に確認済みだが、ほかは今季初認
(月山の稜線)。
ショウジョウバカマ、ハクサンイチゲ、ヒメイチゲ、エゾイチゲ、コシジ
オウレンなど。
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そして、殿が一番気にしているシラネアオイ
つぼみは、しわしわの葉っぱがくるりとくるんで寒さから守っている。ミネザクラ
はまだである。毎年、6月は柴灯森がシラネアオイ街道になるが、さて桜とちょ
うどよく盛りが合うとよいが。
花たちに再会して、すっかりご機嫌であるが、いちいちしゃがみこんで撮影
しているので、なかなか進みません。
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山形から見る月山はまだまだ真っ白なのに、姥から眺める月山はこんなに
雪がなくなっている。ばくばくの割れ目もできておりますが、牛首あたりは
まだまだ雪が白く、尻滑り天国のようです。んー、帰りは滑るぞー。
リフト下駅を5:45amに出発したが、あまりの眺めのよさと、花との再会に
心奪われ、けっこう時間がかかった。山頂行きは慌しすぎるから牛首までに
してまったり過ごすのもよいではないかとも思ったが、この2週間で山頂の雪
がどう変わったか見たくて、やっぱり山頂へ。午後から博物園のボがあるため、
姥沢に11時までに戻らなくてはならないのだが。間に合う自信はあるけど、ゆ
っくりはできない。
牛首から眺めていると、スキーヤーが数人トラバースでやってくるのが
見えた。月山ひとりじめ時間は終了。でも、このペースならば、山頂にいる
時間もきっと視界には誰の姿も入りません。
鍛冶小屋跡を過ぎ、山頂の平まであとわずかというところで、すぐ2m先の
岩の隙間に動くもの発見。丸い耳、丸い顔、くりくりの目。
お、お、お、オコジョー!!
あまりのかわいさにもだえ苦しんでいると、オコジョはおいらのすぐ隣を
ぴょこぴょこと駆け抜け、鍛冶小屋跡の石垣まで行ってしまい、隙間に
入ってしまった。今日は遊んでくれないのかぁー?昨年は一度も会えず、
ひさびさのオコジョだったのに、つれない。オコジョはめったに会えないが、
好奇心が強いので、たいてい向こうからも観察してきたり、少し遊んでくれ
たりすることが多いのだが。
とはいえ、一瞬でも至近距離でばっちり見られたから、十分嬉しい。
もう一度顔を出さないかなーとしばし待ってみたが、あまり時間もないので、
追いかけることはせず、そのまま山頂へ。
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ずいぶん雪がなくなりました。でもね、
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反対側は、これこのとおり。南西側は雪がないけれど、北西面はがっつりと
雪です。
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鳥海山がぽっかりと雲海に浮かんでおります。うつくしー。
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山頂の神社にお参りした後、ちびうさ奉納。
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胎内岩方向には、もう島ができておりますが、山頂の北、東斜面は巨大な
BOWL!吸い込まれたらパラダイス間違いなしですが、登り返しを考えると
時間がない。だからもっと早く来ればいいのにーと、毎回悔やむ。
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さ、時間、時間と帰り始めると、ハギマシコ発見。一羽だけ。仲間はみな
北に帰ったのに、どうしたんだ君は?
と、かまっている暇はないのだった。さて、9時半過ぎたから帰らなくちゃ。
(いつもならこの時間に家を出たりするが)
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牛首から姥の下まで尻滑りしたら、見た目よりでこぼこがあって、ちょっと
脳に悪い感じであったが、新雪でもたもたして途中で止まってしまった前回
と違い、一気にノンストップで行けました。痛快・速い!
姥を登り返し、今度はスキー場の沢コースを一気に滑る。んー、さすがに
スキー場、滑らかで脳にも優しい(笑)。下駅のちょっと手前くらいまでノン
ストップで行けました。爽快。
予定の時間にかなり余裕で戻れました。でも、沢コースのノンストップ尻滑
りは最後になるかもなぁ。スキーと違って一番低いところに吸い込まれる
から、藪が底に出たら終了です。
さて、時間前に博物園に行き、打ち合わせをして午後から小6のこどもたちと
森へ。天気もよく、子供たちも楽しむ気まんまんでよかった。
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湧き水の冷たさ、おいしさに大喜びの子供たち。「持ってきた水捨てて、ここ
の水入れていいですか?」って。普通の水なら捨ててもいいけど、と返事して
汲んでいるのを見ていたら、みんな「月山自然水」のペットボトル・・・
あのー、同じ水なんですけど。捨てる前に気づくんだった。
詰め替えても、ぬるくなれば同じこと。今、ここで飲むから一番おいしいんだよ。
そりゃー、ぬるくなっても水道の水よりはおいしいけども。
Commented by 酒田のI at 2008-06-03 21:13 x
アカショウビンに食いつきました。
羽黒山の同じ辺りで初めて見つけ図鑑で名前を知って、
「水面に移る自分の姿に・・・・」の表記が妙に頭の片隅に残ってました。 ピグちゃんがこの世に誕生する前の事ですが。
Commented by akanezumi1984 at 2008-06-03 21:38
Iさん、20日は天気悪くて残念でしたね。
アカショウビン、ずいぶん昔に衝撃の出会いがあったのですね。
ピグちゃんは、昨日から行人小屋です。金曜までいるつもりのようですよ。
by akanezumi1984 | 2008-06-03 14:47 | おらいの山 | Comments(2)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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