コメツガ観察隊

日曜にNCで「15日コメツガ見にいがねが?」と誘われ、よく知った人数人での
計画かと思って返事していたら・・・
時間にNCに集まったら、総勢11名。ガイドや送迎バスまであって、立派な
イベントになっていて、ちょっとびっくり。
今回は、N先生から、地元志津の旅館ゆきしろの館主S氏にガイドをお願いし
たということで、楽しみにして出発。志津でただ二人の猟師のお一人で、よく
名前をお聞きしていたが、これまでほとんどお話する機会がなかったのだ。
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先週に比べても、ぐぐっと雪の減った姥山頂。天気はいいけど、寒いです。
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赤い実をつけたまま、雪の下でじっと春を待っていたアカミノイヌツゲ。
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ルートを考えるS氏。一人ならどんなところでも歩けるけれど、いろんな力量の
10人を安全に案内しなくてはいけません。ガイド協会の人も参加しています
が、姥からコメツガをまっすぐ目指すというルート経験者はS氏と15年前に同行
したN先生だけ。他の人はルートを知りません。
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みなを安全な場所に残し、ひとり、ルートファインディングに行くS氏。
以前、コメツガに最短距離で下った斜面は、アイスバーンで危険と判断し、
別の斜面を斜めにトラバースして目指すことに。
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目的地まで、もうすぐです。
ほぼ山歩き経験なしの新聞記者さん、そんなお年には見えないけれど
喜寿を過ぎているN先生、最近だいぶ体力低下のお殿様と、雪が適度にゆる
んで歩きやすくなっているとはいえ、相当な急斜面なので、慎重に慎重に。
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コメツガには何度も見に来ているが、いつも樹氷になっている頃を狙って
来ていて、コメツガ本体をしっかり観察するのは初めてだ。
ルートも、今まではNCから石跳沿いに登っていて、姥から下ってというの
は初めて。色、形、柔らかさなど確かめ、よくあるキャラボクとの違いを実感。
わずか15年前、月山にはないとされていたコメツガが、広い広い山の中の、
限られたこの一角だけに存在していることが発見されたばかり。
なぜ、ここだけなのか。なぜ、それまで発見されなかったのか。
いろいろな条件が重なって、秘密に守られてきた小さな群落。ロマンだね。
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しばし観察、撮影の後、下のブナの疎林まで下って昼食タイム。
貴重な機会なので、S氏の近くに座って、お話を伺いながら。
尻滑りシーズン突入してますから、帰りは尻滑り天国・・・しかし、今回は
団体行動ですから、あまり勝手な行動をしてはならんだろう。と、出発時に
「尻滑りは封印?」などと相棒とささやきあっておりましたが、結局滑りたい
放題楽しんでしまいました。
先頭としんがりの間がかなーりあいていたので、その間を利用して、馬鹿二人
は、登りトラバースして尻滑りを繰り返し、仕事で来ている記者さんにも尻滑り
をそそのかして遊ばせ(相当気に入った様子であった)てしまった。
そんなことしつつも、普通に歩いているときはS氏にいろいろ貴重なお話をして
いただき、なんとも有意義な一日であった。
無事下山後、ゆきしろさんでおいしいコーヒーやお抹茶をいただき、今日の
感想など語り合うという機会も。
これまで、月山のコメツガが貴重なものとは聞いていたが、N先生がコメツガ、
コメツガとこだわる理由を理解していなかった。15年前、月山には珍しい
針葉樹がそこにあるとわかり、それがなんなのか実際に確かめに行ったのが
S氏とN先生だったんですね。
Commented by くまのあねご at 2008-04-15 23:50 x
足はツボ足ですか?
Commented by akanezumi1984 at 2008-04-15 23:54
姥の登りはスノーシューあった方が楽だったが、下りは雪が緩んだのと、斜度が35度くらいの急斜面だったので、つぼで。
ただ、カリカリだったら、アイゼン必要だったな。
行ってみないとわからないんだ、これが・・・
帰りにコメリでスパイク付き長靴探したが、冬しか売っていないと言われた。今からが一番使うのにね。
by akanezumi1984 | 2008-04-15 22:25 | おらいの山 | Comments(2)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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