そうだった!

Yosemiteのいろいろな施設が集まっているあたりを散策しているとき、
小さな博物館をのぞいてみると、入ってすぐのところにインディアンの等身大
の人形。ガラスケースに入っていないので、つい鳥の羽で作ったケープや
腰蓑に手をふれてしげしげ観察。
大きな茶色の羽は、猛禽のもの。手触りがしっとり柔らかいのでフクロウだと
Dennisに言った。
中に入ると、いくつも鳥の羽製の装飾品がガラスケースに収められ、説明が
ついていた。同じような羽のものの説明を読むと、やはりアメリカワシミミズク
のもので、Dennisに「君の意見は正しかった」と大げさにほめられる。へへ。

つい、なんの鳥のどの部分を使っているのかなどと細かいことに注目してい
たら、Dennisから「イシというのは、日本で一という意味だっけ?」と質問。
「イシは一ではなく石ですよ」と答えながら、なんで今イシ?・・・あ、そうか!

本を読んだことがあるのに、忘れていたよ。Californiaは、北米最後の野生
インディアンと言われた「イシ」のいたところでした。
一人で静かに石器をこつこつ削っていた職員の方もインディアンで、イシと
は隣接する部族とのこと。
後ろにある弓矢の矢羽はタカかと聞くと、やはりそうだった。日本と同じ。
日本のあやとりと同じ遊びもあり、やってみせてくれた。うんうん、日本の子
どももやるよと言うと、こちらに差し出されたが、残念、おいらはもともとあま
りやらなかったので、やり方覚えてませんでした。

西部劇(若い人は知らないかもしれないが、昔はよくテレビや映画でやって
いた)では一方的に突然襲ってくる野蛮な人たちのように描かれていたが、
平和に暮らしていた土地に勝手にずかずか入り込んで自分のものとし、
インディアンを迫害し、大量殺戮していたのは白人の方だった。
最後の一人となり、長い年月をたった一人、隠れて生きていたイシ。
恐怖と孤独の日々の果てでも、イシは人間性にあふれたすばらしい人だった。

その後、夕方コヨーテを見て、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のシーンを
思い出した。あれはコヨーテではなくオオカミだったけれど。
by akanezumi1984 | 2008-02-18 21:36 | California | Comments(0)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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