2/7 Palo Alto and Ano Nuevo

朝8時ちょうどにDennisとGeorge着。Georgeは、おいらと入れ替わりで
今夜ここに泊めてもらうのだ。
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Dennisはメールチェックと仕事の電話があるということで、しばらく待ち、
9時頃出発。まずはDennisがお勧めのPalo Altoへ。
ここは、西海岸南部と東海岸南部の沿岸部にしかいないClapper Rail
(オニクイナ)が生息している貴重な湿地。しかし、めったに藪から出てこない
鳥なので、見るのは厳しい。早朝か満潮時にしかチャンスはないという。
昼過ぎに満潮になりそうなのだが、おいらがAno Nuevo State Reserve
でゾウアザラシが見たいとリクエストしていたため、あまり時間なし。
この時期、ゾウアザラシの保護と人間の安全確保のため、保護区には
レンジャーと同行しないと入れないので、予約の電話をしてもらったら、
今日の午後2時のガイド・ウォークにしか空きがないといわれた。
昼まで小一時間粘ってみるが、やはりClapper Railは見られなかった。
でも、鳥はたくさんいて、楽しい場所だった。
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シャッ、シャッと反り返った嘴ですばやく表面をかすめるように採餌する
American Avoset(アメリカソリハシセイタカシギ)。
朝作ったクリームチーズのサンドイッチを二人で分けてかじりながら移動。
1時45分必着と言われていたので、やや焦ったが5分前に到着。
スタートは2時なので、ビデオを見るよう薦められる。小さなショップもあり、
ゾウアザラシの絵葉書とか本とか見たかったのだが、帰りに見ればいい
かとビデオ見ていたら、帰りには閉まっていたよ・・・
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おお、いっぱいいるようだ。わくわくします。でも、日付明日になってる?
weanersというのは、離乳したと言う意味。ゾウアザラシは、乳脂肪54%
という驚異の高カロリー乳で一気に大きくなり、生後一ヶ月くらいで置き去り
にされてしまうのだ。
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赤い服の人が、今日案内してくれるレンジャー。今まで一度も人身事故が
ないのがなぜかわかるかい?それは、おれがついているからさ!だって。
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ラッコの毛皮。最高級のうるとら柔らかく暖かい毛皮のため、かつては
乱獲されて絶滅しそうだった。
レンジャーの指示に従い、なるべく一塊になって静かに歩くよう注意されて
出発。地理や歴史的経緯の説明などもしながらゆっくりと。
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そして、いよいよ、巨大なゾウアザラシのいる砂浜に突入。
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メスと子供は海辺にかたまっているが、戦いに敗れてハーレムを作れなか
ったオスは、あっちこっちにどでーんと寝転んでいる。
体長4m。体重2トン以上。でかいっ! 刺激しなければ大丈夫だが、いざ突進
するとけっこう速く、ふみつぶされたら命はないので、10m以上の距離を保ち、
目をあけてこちらを見るようだと、静かに立ち去るようレンジャーが促す。
あっちにごろり、こっちにごろりしている巨体のオスのわきをそーっと通り
抜ける。爆睡中のときは、近くでじっくり観察。息が長いので、水溜りにどっ
ぷり半身つかって、顔は水中のまま寝ているやつもいる。
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うようよいます。壮観です。
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ときどき、むっくり起きて吼えております。オスとメスではものすごい体格差。
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真っ黒な赤ん坊は、超・高脂肪乳を飲んで、ぐんぐん大きくなり、一ヶ月くら
いで置き去りにされてからは、蓄えた体脂肪で泳ぎの練習。自分の力だけで
生きていくんだね。
今はひたすらごろごろしているメスたちも、出産と毛変わりのとき以外は海で
ひたすら潜って過ごし、80から90%は水中で過ごすのだという。
深海まで潜水し、一時間くらい潜っていられる驚異の能力だ。潜ったり浮上しな
がら睡眠もとってしまう。もちろん、誰も見た人はいないが、発信機から得る
データからわかったこと。人間ならぺちゃんこになってしまう水圧、低体温で
死んでしまう冷たい深海に適応した、すばらしい能力を持つ生き物なのだ。
ほんとにすごいのだよ、ゾウアザラシって。
いっしょに歩いたグループに日本に来たことのある青年がいて、少し話したら、
秋田に行ったという。東北に来る外国人はあまり多くない、しかも一月に秋田
に行ったというから珍しい。覚えた日本語が「すごい、さむい(笑)」
まわりにはカッショクペリカンがたんといて、壮観だった。
白くてきれいなWhite-tailed Kite(カタグロトビ)も見られた。草原でホバリ
ングしていた。エレガントで、日本の地味なトビとは大違い。
この後、Yosemiteに行く途中で泊まる予定だったが、ラッコとクジラへの
想い捨てがたく、Montereyに寄れないかと提案。その分、Yosemiteに
着く時間が遅くなるが、今回はおいらのための旅だから、行きたいなら
行こうとDennisが言ってくれた。じーん・・・
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途中一度夕焼けストップしただけで、道を急いだが、地図での見た目より
時間がかかり、7時過ぎにMonterey着。とりあえず夕食・・・と思ったらまた
寿司屋。なにごとも経験と、寿司を食べてみましたが、しゃりが異常に小さく
て、わさびは別添え。そして酢飯ではなく、ふつうのごはん。
酢飯でないのがいただけないが、味噌汁とサラダがつき、ほうじ茶も出してく
れたから許す。(アリゾナの寿司屋はちゃんと酢飯だったけどな)
Dennisは寿司と天ぷらにソルティ・ドッグ?一口だけなめさせてもらったら、
超甘かったけど、テキーラにライム搾ったやつなんですと。グラスのふちに
塩。こんな甘い飲み物と寿司と天ぷら・・・やっぱアメリカ人だね。
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Dennisが知っているホテルは満室だったので、地球の歩き方にあった、
Sea breezed Inn and Lodgeというのが比較的安かったので
電話したら空室あったので、そこにお泊り。こういうモーテルには必ず
アイロンとアイロン台が置いてある。ビジネスマンへの心配りか。

Ano Nuevoに興味のある方は↓
http://www.parks.ca.gov/?page_id=523
by akanezumi1984 | 2008-02-15 11:10 | California | Comments(0)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


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