狐から天狗へ

狐の夜は、隣に寝ていた沢屋さんが、ごぉごぉと大いびきかと思うと、
静かになったら今度はたびたび呼吸が止まって、不定期に「ぷはー、
はーっ、はーっ、はーっ」と窒息寸前で荒い息をするし、突然起きて
暴れるしで煩かったが、ま、とぎれとぎれに寝て、4時頃起床。
しかし、外は真っ白白で朝日はだめのよう。
朝食後、大きい荷物は小屋に置いて、水とおやつ少々とカメラだけ
持って三面方面に少し散歩。
当初は狐に連泊して、じきに廃道になるかもしれないというこの道を
歩いておこうかという計画だったが、天狗に泊まることに変更したの
と、ガスで景色も見えないのであまり遠くまでは行かず、近くの池まで
とする。最初の三方池は、雪渓がとけたばかりなのか、チングルマや
ニッコウキスゲ、ヒナザクラなど咲き、白くかすんで幻想的。
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さらに先の善六池までで折り返し、狐穴小屋に戻ると、管理人さんは
もう下山されていた。お湯をわかしてお茶を飲んでからでかザック
担いで天狗へ出発。主脈からはずれたこのコースは、こんなときでも
ないと歩く機会がなさそうなのだ。
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この標高は、険しい岩場でありながら、緑もあって美しい。
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でも、ざれ場はずるずるして嫌なので、ロープがあると安心。
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かなりアップダウンがきつくて、前にそびえるピークに登る前にがっつりと
下るので、「あー、もったいなーい」と声が出る。
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でも、登りきると気持ちよさに疲れを忘れます。
下って、登って、下って、登って、下って、登って・・・はてしがないと思われた
道も、歩いていればやがて目的地にたどりつく。
天狗の角力取り場に到着。すもうとらんなね!
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障子ヶ岳をバックに一勝負奉納すもうをとらねばならぬのです。
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お約束が終わったところで、小屋でまったりとおやつタイム。
天狗小屋で食べる、「天狗堂のくるみ餅」これを買うときは、天狗に来る予定ではな
かったのにね。
前線でも通過しているのか、小屋についてほどなく、どしゃぶりとなり、風も
強くなった。やれやれ、小屋に着く前につかまらなくてよかった。
夕方になっても誰も来ず、明日は月曜だし、これは貸切か?しかし昨日も暗くなっ
てからついたパーティーあったし、と思ったが、やはり誰も来なくて、小屋を三人
で貸切。くつろげるー。
激しかった雨もいつの間にかやんだが、この日は空はまったく染まらず。
でも、夜になって星空と遠く夜景が見られた。
by akanezumi1984 | 2007-08-20 22:36 | ほかの山 | Comments(0)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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