クマ撃ち猟師と野宿?

といっても、クマを撃ちに行ったわけではなく、登山道の草刈の補助要員。
クマ好きのあねご二人が、平日動けるってことと、見かけより体力ある点を
買われ、荷物持ちとして同行。もちろん、道中いろいろな話が聞けることを
楽しみに。
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山形県と秋田県の境にある丁岳は、標高1146m。そう高い山ではないが、
こういう山があなどれないのである。でも、秋田側の登山道はただ単純に
急なだけ。道はわかりやすいし、気持ちのよい登山道です。
今年はゼンマイ採りをしなかったから、体が急登仕上げになっていない、
クマ撃ち猟師のTさんは、仕事に備えて体力を温存しなくてはならないため、
かなり頻繁に休憩が入る。なんだか休んでばかり(笑)
あねご2人は「きついべ?」と聞かれても「大丈夫でーす」と笑顔。
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ツルアリドオシとツルリンドウ。
急登の連続ですが、登りは得意のおいらたち、汗だく、ややばて気味のTさん
に「荷物重いべ?」「大変な山だべ?」と聞かれても涼しい顔で「大丈夫でー
す」・・・確かに急な登りの連続だけど、なんてことないやと思っていたら、ここ
は単なるアプローチで、翌日のお仕事コースがとんでもない道だということを、
まだ知らず・・・
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場合によっては二泊三日と言われたが、ちょいと事情が発生し、どうしても
一泊で下山したかったので、その可能性を聞いてみたら、クマがいるから
一人では歩かないほうがいいと。確かにクマの痕跡だらけだ。あちこち皮
剥ぎしたり、蟻の巣を爪でほじったり。
山頂に着く頃には、曇ってしまい、鳥海は見えず。休んでばかりで、既に
1時過ぎ。早くから行動したわりにさっぱり進まない。一泊で帰れるのか?
と思いつつも、知らない山だ。ここの主のTさんのペースに合わせるしかない。
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ようやくお仕事開始!それまでTさんが背負っていた荷物も、身の回り品
以外はあねご2人で背負い、Tさんの仕事前、仕事後の写真を撮りながら、
草刈中は後ろで待機。きれいな登山道だった秋田側と違い、真室川町側
下山口はジャングル状態。どこが道か全くわからない状態。
「おれの前に道はない。おれの後ろに道ができる」の感じである。
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なにかを訴えているような木。
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待機中、ザックをおろしていると、金具にクモが同化していた。
5時で本日の草刈仕事終了。どうせ誰も来ないし、登山道以外平らなところ
がないので、道にどっかりとキャンプ設営(笑)Tさんが手際よく大きなブルー
シートで屋根がけしてくれました。おいらたちは下の方をしばって固定。
少しくぼんだところなので、あまり風は入らないだろうと前後はあけたまま。
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荷物を最低限にということでマットはないので、シートの下には、葉っぱの
たくさんついた細枝を敷いております。葉っぱを敷きながら「ゴリラのベッド
みたい」とか喜ぶおいらたち。Tさん枝を切りながら「前に仲間と泊まった
ときよー、夜中の2時にクマ来て、テントみな持ってっちまったんだ」と。
えっ、なんでなんで?身を乗り出すおいらたち。クマに聞かないと理由は
わからないけれど、通り道をふさいでいたテントに怒ったのか、びっくりした
のか、テントくわえて突進??どどどっという地鳴りとともに消えたテント。
わけわからず寝起きの人々・・・そのとき寒いからテントは出入り口閉じてあっ
たそうな。今回は開けてあります。クマとかカモシカが通り抜けすると、おいら
たち踏んづけられる?
疲れたTさんは6時半に夕食も食べずに横になり、そのまま死んだように寝て
しまった。ごおごお、ざわざわと強風吹き荒れているようだが、テント内には
風が入らず、さすがの場所設定。テントそのものは広いが寝場所のシートが
小さいので、三人身を寄せ合い、川の字。
ごつごつを避け、シートからはみ出さないよう寝返りしながら、断続的に眠っ
て朝になった。
Commented by yamaneko299 at 2007-07-21 14:31
あれ?シートの下に…くまさん?
Commented by akanezumi1984 at 2007-07-21 22:02
クマの通り道占拠している、偽クマ三頭?
by akanezumi1984 | 2007-07-21 12:19 | ほかの山 | Comments(2)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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