アラスカ日記・6/26

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早朝はまだ雨が降っていたが、7時頃にあがった。
アオサたっぷりの味噌汁とオートミールの和洋とりあわせの朝食後、Oさんに
聞いた獣道コースへ。
最初の急登は、まだ小道がしっかりしてるが、すぐに藪かきわけの獣道に。
アドバイス通り、雨が止んでもレインパンツでないとずぶぬれコース。
クマやムースに鉢合わせしたらと、ちょっとどきどき。視界の悪いところでは、
「Excuse me,Bear! Excuse me,Moose! I'm here.」と叫びながら。
稜線に出て、さらに登ると湖があり、コオリガモがいた。日本では冬鳥で、冬は白地に黒なのに、夏は逆転。
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別の湖には、巨大なビーバードームがあり、アメリカヒドリの親子がいた。
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上空を美しいハイイロチュウヒのオスが舞っている。
さらに登ると、ふかふかの苔苔のツンドラ。その奥はスプルースの森で、視界がきかないので入るのはやめ、しばし、ふかふか地帯でまったり。
小鳥たちの囀りをききながら、ベーグルとスープでランチ。おいしそうな匂いにクマが来ませんように。
少し下って、今度は稜線の道を南に歩いてみることに。アンカレジで買って旅のお供にしているシロフクロウ君をいっしょに撮ってみたけど、小さくてわかりにく・・・
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ここは、ふわふわ苔苔のドライ・ツンドラと、じくじくの湿地と、スプルースの森、お花咲き乱れる稜線の道と、なかなか変化に富んでます。
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稜線の道は、くっきりとわかりやすくていいなぁと思っていると、やがて獣道に・・・湖まで行って、その先はまた視界の悪い森に突入だし、道もよくわからなくなっているので、同じ道を戻って・・・のはずが、あれれ?気持ちのよい稜線の道のはずだったのに、じくじくの湿地に出てしまった。
道だか、道でないのかわからないわずかなくぼみなので、わきにそれるともうわからなくなるのだ。んーむ。
でも方角はわかるので、本格的に藪こぎして、悪戦苦闘して下に向かうと、しばらくして開けた稜線が見えました。やれやれ。
ごめんねー、と謝りながら、花や苔苔のふわふわの台地を踏んで道に復帰。
まだ帰るのはもったいないので、腰をおろしてのんびりティータイム。
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とはいえ、蚊がすごいので、モスキートネットかぶったまま、お茶飲むときだけネットに手を入れて・・・すると必ず蚊も入ってきて、のんびりしているようで、蚊との戦いであまりのんびりでないような。
さらに反対側にも少し行ってみたが、道がほとんどわからず、撤退。
まだ14時だけれど、テントに戻った。少し日が射してきてぽかぽかだ。
お昼寝さいこー!
夕方、フードロッカーのところで、昨日ちょっと話した女性とまた会った。
なんと彼女はバスでアイルソンまで行き、近くのピークに登山してきたのだ
という。そっか、その手があったか。バスで出かけるという発想がなかったわい。
でも、今日行ったところもおもしろかったからいいや。
夕食はアルファ米にタマネギとサラミ入れたのと、若布スープ。食後にコンデンス・ミルクのお湯割り。こういうところで飲むとおいしー。
と、夜になってまた雨だよー。もう最後の夜だというのに・・・
本降りの雨に、早い時間にふて寝。でも寝付けずにいると外で日本語の話し声が・・・「あ、見えてる、見えてる。大きいー。」なに?山見えてるの?
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あわてて外に出てみると、意表をついた位置にマッキンリーが顔を出してる!
一部しか見えないが、他の山のラインから突出していて、とてつもなく大きいのがわかる。雨だからすっかり油断していたが、ひょっこり雲の隙間から顔を出していた。いやー危うく見逃すとこでした。フードロッカーのとこの屋根付きテーブルに、今日いらしたという日本人カップル。この方たちのおかげで見られた。
ふと手元を見ると、スワロフスキーの双眼鏡。鳥屋さん?
22:40山が気になり、歯磨きがてら外に出てみると、また見えてる!
山頂は隠れているが夕方(時間的には夜中ですが)の光で美しい。
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ワンダーレイク最後の夜、雨であきらめかけていたところだった。全体は見えないけれど、十分にその大きさを感じることができた。
双眼鏡で見る雪肌のなんと美しいこと!お酒飲んで寝ているOさんも起こしてあげた。
このあともっと雲があがってくれないかと、ずーっと見ていたが、24時にはまた姿を消してしまった。
Commented by tera at 2007-07-16 22:52 x
シマフクロウ君、こんにちは♪

> 「Excuse me,Bear! Excuse me,Moose! I'm here.」と叫びながら。

熊やムースへのエクスキューズだけでなくて、
蚊との戦いも必死だったこと、きれいな写真ばかりなので気づきませんでした。
蚊がものすごいとは聞きますが、こういう場所では常にモスキートネットをかぶっているのですか?
Commented by akanezumi1984 at 2007-07-16 23:28
場所にもよるけれど、蚊の多い場所では、ネットかぶってないとうるさくて落ち着いていられません。
長袖、長ズボン、手袋、帽子にネット・・・でも、暖かいから薄手一枚だと、服の上から容赦なくやられます。じっとしていると特に。
テントの中だけが安全地帯。
たまに写真に蚊が写っていて、笑います。
Commented by akanezumi1984 at 2007-07-16 23:30
あ、ちなみに、「シマフクロウ」ではなく「シロフクロウ」です。
買ったときは、みっちゃんのさぼちゃんみたいに、あちこちで写真に収めようかなと目論んでいましたが、キーホルダーをとったりつけたりが意外と面倒で、実行できませんでした。
Commented by tera at 2007-07-17 21:38 x
うわ、まちがえました!
シロフクロウくんは、キーホルダーなんですね。
みっちゃんとさぼちゃんは似てるんですよ(笑)緑色じゃないですけど。

蚊が写真にうつってたら、確かに笑えちゃうだろうな。
なんてやっかいな奴だろう、と体験していたらなおさら(笑)

それにしても、
大きな雲のむこうに、チラリとのぞく大きな雪の山肌、
想像をかきたてられる。。そんな写真ですねー。
Commented by akanezumi1984 at 2007-07-18 01:01
ほんと、ばっちり全部見えたときも嬉しかったけれど、一番興奮したのは、ちらっと見えたとき。だって、空のずいぶん高いところに意表をついて存在してましたから。他の山と違いすぎ!

で、みっちゃんとさぼちゃんが似てるって?
思いっきり噴出してしまいました。いやー帰国するまでに緑色に
変化していたらどうしよう(笑)
by akanezumi1984 | 2007-07-09 13:53 | Alaska | Comments(5)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984