ちょっと戻って・・・
2007年 05月 05日
アップしてみよか。
5/1飛島丸から見た飛島。港のある側に道路があり、道路沿いにたくさん民宿
が並んでいて、その裏はすぐ台地状になっている。
上に畑があり、おいらが行き始めた頃はまだ、人一人が歩くだけの小道しか
なかったが、今は上の畑にも車が通れる道路がある。
昔は、ほとんど舗装路を歩かなかったから、長靴必携の島だった。雨の後は
ずぶずぶ足首まで泥に沈んだり、靴に泥がごっそりついて重くなったりした
なぁ。今じゃ、観光用無料のレンタサイクルや、宿の車を借りてすいすい移動
する鳥屋や観光客多し。
船を下りてすぐの草地にいて、逃げないマヒワさんたち。
たいてい渡りのときは、マヒワがたくさんいて、中にはへたってふんづけられ
そうになっても逃げない子が毎年いる。
マヒワ、アオジ、ウグイス、メジロは毎年渡りの時期はたくさんいすぎて、
鳥屋はほとんど見向きもしない。いっぱいいすぎて、いちいち見ていられ
ないのである。
この時期いつも咲いているセンボンヤリ。小さな素朴な花なのに、名前ち
と大げさな気が・・・
近年はやりのデジスコ(望遠鏡にデジカメくっつけて簡単に超望遠撮影す
る)はしていないので、鳥の写真は滅多に撮れないが、あまり近くに来る
ので、オオルリさんを撮ってみた。きれいだねー。
キビタキとちがって、木のてっぺんに止まるのが好きなオオルリは、
普段でも見つけやすい鳥だが、高さがありすぎて白いおなかしか見えな
いことが多いので、やはり渡りの時期に目線の位置で、しかもすぐ
近くで見られるのは嬉しい。
飛島は小さい島ながら、畑や、小さな砂防ダム、うっそうとした森、海岸と
環境の変化に飛んだ島で、渡りの鳥たちにとってはいい休憩場所なんだ
ろうな。
アラスカの友人がツアーで行く予定の舳倉島は、おいらは行ったことが
ないが、飛島よりずっと小さく、ほとんど起伏もなく、鳥が隠れる場所も
ほとんどないのだそうだ。いる鳥のほとんどを簡単に見たり撮影できる
ため、鳥屋には都合がよいのだろうが、長旅で疲れた鳥がろくに隠れる
場所もなく、大勢の鳥屋に囲まれてしまうのかと思うと、なんだか鳥が
かわいそうである。
舳倉島に行ったことがあって、飛島に初めて来る鳥屋さんは、「この島
は歩かなくちゃいけないから疲れるし、鳥が隠れるとこがあって見辛い」
とぼやいたりする。
テレビじゃないんだから、座ってスイッチ入れたら目の前にってのを
自然界に求めることがおかしいと思うけど・・・
小さい頃に泊まった記憶があるような・・・
島からの朝焼け、夕焼けも撮りつくしたいですね。
一日に一往復しかない時期は、日帰りだと滞在時間とても短いですが、
夏場は最大三往復になりますので、日帰りでも大丈夫ですよ。
夏の最終便に乗ると「サンセット・クルーズ」になります。
おじょへ
んだのよ。それが直前まで行くのよそうかと迷った原因でもあった。
あまり熱心な鳥屋でないおいらは、鳥の出よりも鳥海がきれいに見える
か、とか気分よく歩けるかを重視しとるもので・・・
魚はおいしいけどね。今回は、島で採れたての孟宗汁にありつけた。
魚の味噌汁も島でしか食べないから嬉しいんだけど、竹の子好きだ
から孟宗汁も嬉しかった。おかわりしちゃったもんね。