思えば久しぶりのコース

実は、昨夜は山にお泊りなのであった。そのわりに、歩きだしは9時近く
と、そう早くはないのだが、いつもが遅すぎるので、すごく余裕の時間。
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天気もばっちり。月山山頂にしようか、湯殿にしようか・・・
湯殿は雪が少なくなると登れなくなるので、湯殿にしとこう。
ここしばらく咳が治らず、けほけほしながら登っていると、殿からメール
が。タイトルは「生存確認」だよ・・・本文は「今、馬立、どの辺り。」
見下ろすと、それらしき人影。現在地を知らせると、下から見えたようだ。
平日とはいえ、スキー場のある姥ヶ岳方面はそこそこ人がいるようだ。
月山山頂方面にも数人の人影あり。
雪の上には、点々と小さな美しいクモが。もう「雪送り」のクモが飛んだか。
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数日前に寝違えた首はさっぱりよくならず、体が重い。咳も治らず、
けほけほしながら歩くが、天気いいから気分は最高!
調子のいいときなら博物園から1時間半で着く山頂に2時間半近く
かけ、鳥を見ながらのんびり登った。
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普段、朝食はパンのことが多く、それだと10時頃早くも空腹になったりす
るが、今朝は宿でしっかりごはん食べた上に、牛乳も飲んで食べすぎ
状態だったせいか、山頂についてもおなかすかず。時間もまだ11半前だ。
ここ二年くらい、出足が遅すぎたり、早く帰らなければならなかったりで、
湯殿山には志津か博物園からのピストンばかりだったような・・・
今日は時間がたっぷりあるので、久しぶりに装束場にまわろうっと。
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風がなくおだやかなよい天気だが、残念なことに、庄内側は曇っていて、
鳥海山のかけらも見えない。
稜線を少し進んでから、月山山頂方面を眺めながら、お昼ご飯。
ぽかぽか暖かくて、昼寝しようかとも思ったが、姥から流れてくるスキーヤー、
ボーダーがぼちぼち来るかもと思い、ゆっくりお茶を飲んでから腰を上げた。
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装束場に下る最後の方の斜面に、例年通りクレバスぱっくり。けっこう深い。
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雲がきれい。
装束場からずんずん下り、途中から丸森山に登って、ばくばくに割れている
尾根をちょっと強行突破。この尾根を歩くのはもう今日が最後だな。
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こんな静かな美しい景色の中に、ちとショッキングな出来事が。
開水面に近づいたら、なにやら白いものがたくさん沈んでいて、よく見ると
イワナの死体だった。雪で圧死したのだろうか・・・
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ブナの原生林にも鳥たちの鳴き声、キツツキのドラミング響き渡り、命の気
が満ちている。

すっかり満足して戻り、はたと気がついた。湯殿山頂でちび雪だるまこしぇる
の忘れた!おいらとしたことが・・・無念。
気を取り直し、いつもの雪だるま君を補修。
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補修前・補修後。
帰りの国道脇で今年初のサシバ(鷹ですぞ)を見かけた。そういえば実家に
帰ったときも、電線に止まるノビタキ見たなぁ。
もうすぐ、まだまだ雪ばかりの月山にも、キビタキやオオルリが帰って来るぞ。
Commented by ねこ at 2007-04-22 00:31 x
白白の世界に生き物の息吹(本人の生存含め・笑)。
いいね~!

Commented by akanezumi1984 at 2007-04-22 23:38
夏鳥って、本来は雪など知らずに一生過ごすはずなのに、月山に来る
子たちは、数メートルの雪が残っているところにやってくるんだよね。
渡りのとき、よその地域の鳥たちと群れになったりして、情報交換など
しないものだろうか?
「おたくのところは、いつも雪どれくらい残ってるの?」「雪?それなに?」
「白くて冷たいのが地面にあるでしょ?」「山越えするとき見える白い
もの?そんなとこに住めるの?」
なんて・・・
by akanezumi1984 | 2007-04-20 23:17 | おらいの山 | Comments(2)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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