クマ鍋ならず

志津の天気予報は終日雪。なので、ゆっくり目の出動(いつものことか)。
PPについて11時過ぎ。外で食べると手が冷たいので、ちと早いが事務室
で昼食を簡単に済ませてから出かけることに。
沢のふさがり具合の確認しようかと思っていたが、気が変わり、今年は
一度も行っていない一本ブナに向かった。
f0118332_22564451.jpg

下の方の青いのがおいら。ここらでは一番大きなブナ。もちろん下は
何メートルか雪に埋まっている。

ここまで2時間ほど先行した知人のTさんのスキーのトレースあり。Tさん
はいつもここからキャンプ場に下るのに、今日はさらに上に向かっている。
思ったより雪が軽いので、おいらもあわよくば姥沢までと思い、上へ。
すると、Tさんのトレースは急に回れ右して別方向へ。
おいらはもっと上に行きたかったので、そのまま上へ、上へ。
しかし、このTさんトレースのすぐ先でクマが出ておったのだった!
(普通、そっちに行ってなくてよかったと思うべきなんだろうが、おいらは、
えーっ、そっち行っとけばよかったと思ってしまった。後から行ったけど。)
f0118332_234383.jpg

雪雲が薄くなり、ときどき青空も見えたりして、思っていたよりいい天気。
さーっと日がさすと、モノクロの世界がカラーになり、一面真っ白だった雪
に木々の影がくっきりと落ちる。
f0118332_237299.jpg

タムシバのふかふか花芽が暖冬にだまされ、ほころびかけている。
点線部分は、ウサギにかじられたとこ。剪定鋏のような鋭い歯なのじゃ。
f0118332_2371614.jpg

カモシカいないかなーと遠くを探していたら、近くからウサギが飛び出した。
足跡をたどっていくと、ずっと先に座ってこちらをうかがうウサギ発見!
しかし、こちらが気づくと同時に向こうも気づき、逃げられた。
と、そのすぐ近くからもう一羽飛び出し、逃げていった。
f0118332_2373371.jpg

気をよくして、さらに上へ上へ。ほとんどがブナなのに、ここだけなぜか
ダケカンバ群落。
昼出発と遅かったのに、こりゃ姥沢まで行っちゃおうかと思ったが、天気
はまた悪化。先行していたTさんはもう戻った頃かとPPに電話してみると、
なんと、クマを見たからあわてて帰ったとのこと。
清水屋さんの携帯に電話すると、「今ぼってだ(追いかけてる)」と。
おいらも下って、Tさんのトレースをたどってクマの足跡探してみたが、既に
風で消えてしまったようで発見できないまま志津に戻ってしまった。
清水屋さんに寄ると、おじさんはまだクマ追跡中。あがりこんで待っている
と、4時過ぎに鉄砲しょった清水屋さんと、ゆきしろのおじさんが戻って来た。
志津の集落のすぐ下の道路脇にクマの足跡を見つけて出動し、足跡追跡
していたが、見失ったとのこと。
上でTさんが見たクマは、志津の集落のすぐ裏手の山を通って行き来した
のか。
f0118332_2374710.jpg

左がクマ。右がスノーシューで追いかけた人間の足跡。
土曜に清水屋さんに泊まる予定なので、もしクマがつかまっていたらクマ鍋
にありつけるところだった。でも、内心クマが無事でほっとしたりもする。
おじさんにクマ獲ってほしい気持ちと、クマに元気でいてほしい気持ち。
思いは複雑・・・
Commented by きいろ at 2007-01-24 22:52 x
はじめまして!月山情報特に楽しみです。どこを切り取ってもいつも美しい。クマさんも当たり前なんだけど精一杯生きてるのですね。確かに気になるクマ鍋だけど・・
Commented by あかねずみ at 2007-01-25 00:44 x
きいろさん、はじめまして。
実際にはもっともっときれいなんですが、写真の腕がなくて・・・
いつも、なにかいないかときょろきょろしながら歩いているけれど、
これからいっそうクマ探してきょろきょろしてしまいそうです。
by akanezumi1984 | 2007-01-23 23:04 | おらいの山 | Comments(2)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31