大好きな月山頂上小屋の営業は9/23まで。
営業が終わっても、しばらく片付け等で小屋の方はいるものの、おいらはこの後、仕事や家庭の事情で月末まで行けないので、ここを逃すと来年夏まで会えなくなってしまうと思われ、泊まりに行くことに。
晴れ予報なのに、天気は山頂に着いたら風雨とガス。翌日も全くよくならないまま雨風に叩かれて下山に。
でも、小屋でごうごう吹きすさぶ風雨の音を聞きながら本を読むのもたまにはいいものです。小屋でまったりと過ごして昼に下山。
博物園に寄り道しようとしたら、その手前で
クマが車の前10mをダッシュで横断。午後から博物園の森を久しぶりに歩き、暗くなるまで車で待って、再度森に行ってツキヨタケの発光を見てから帰ったら、フクロウとアカネズミも見られました。
さて、写真を適当にアップ。一部順不同なところも。
姥沢の駐車場の一部が舗装工事で駐車できなくなってました。
山頂は雲に隠れているけれど、予報は晴れだし、風が強いからあのガスももしかしたら飛ばされるかも?と、かすかに期待しながら進む。
エゾオヤマリンドウ
ハバチの仲間の幼虫は、なんでみんなかわいい顔してるのか。
密度はまばらになったものの、まだまだハクサンイチゲは咲きますよ。
このへんは雪渓が遅くまであったために、イワイチョウの黄葉が進む中、まだニッコウキスゲがけっこう咲いている。さすがにチングルマは終了かな。
西からガスが増してくる。
牛首に出たら、ちょっと晴れ間が。オオカメノキやミネザクラが色を添えてくれました。
雨告山と書いて、あまもりやま。西補陀落の遥拝所があります。
この後またガスガスで景色が見えなくなったので、足元ばかり見て進む。チングルマの紅葉。
ハクサンフウロ、ハクサンイチゲの紅葉。
山頂に台地に上がっても、小屋も神社も見えぬ。そして、とうとう雨が降り出した・・・
視界なし、風雨強しで夕方の散策などできるもんじゃなく、食堂のストーブにはりついて芳賀さんの花の本を眺めて過ごす。この日はなんと、一般客はおいらのみで、他には小屋の修繕にいらした大工さんだけ。八時頃まで晩御飯食べずにトンカン頑張っておられました。
ごうごうという風の音と、時折雨が強くなってバラバラバラっと屋根を叩く音を聞きながら、布団に入って読書。この本も持っているのだが、家にいるとテレビやネットやなんやでなかなか落ちついて読み進められずにいるので、小屋で読むのが楽しみの一つ。
ペットボトル湯たんぽでぬくぬく快適。
朝になっても一向に天気よくならず。予報は晴れなので、一応早く起きてみたが、こんななので二度寝、三度寝。
一度雨が止んで少し明るくなり、期待して身支度したが、出る前にまた暴風雨。出るきっかけ失って11時近くまでぐだぐだ(笑)
でも、11時に神社の閉山祭と聞いて、慌てて行ってみる。
開山祭の賑わいがうそのように、数人しかいなくてびっくりしたが、混じって頭をたれてありがたく聞き入るが、雨が強まってきて、申し訳ないが途中からフードかぶってしまった。信者さん数人はさすが、我慢されていたなぁ。
こんな道になる前に、既に牛首の手前で靴下がびちょびちょ。登山靴の皮には防水のワックス塗りこんであるのだが、ソールとの接合部がだめなのかな。他の靴もみな浸みるので、いい加減新しいの買わねばなぁ。
天気が悪すぎて、大雪城にも行けず、ただ下山してしまったので、午後から博物園を散策。久しぶりだ。
コクワがたわわ。
このへんのはミヤマトリカブトだっけか?
ミヤマニガウリ、今までこんなにたくさんあったっけ?というくらいにたくさん咲いていた。
美しいなぁ。エダシャクの仲間と思うが、種までわからず。
マユミが色づいてきた。コマユミはまだ緑。
オニシオガマ花盛り。
カメバヒキオコシ。
葉に同化している、アオカメノコハムシ。
ホコリタケの仲間。おしくらまんじゅう状態。
お散歩いもやん。
ガンクビソウ。
今年はいやに遅いオタカラコウ。
ミヤマトリカブト?
サンゴのようなミズキ。
ツキヨダケ急成長。暗くなるまで待って、夜に再度会いに行きました。
雨のブナ林は本当に美しくてわくわくします。
雨がざあざあ降っていると、つい、外に出るのが億劫になるけれど、雨具を着て傘さして、長靴履いて外に出てしまえば、楽しいばかり。
夜、暗くなってからの森に一人で入るのは久しぶりでしたが、翌日のツキヨタケ観察会には参加できそうにないので、一人で先行観察会。夜の森にぼんやり白く浮き上がるツキヨタケを初めて見ました。
博物園に戻り、車で走りだしたら、電線にフクロウが!車を停めると逃げてしまいましたが、その後アカネズミもちょろちょろ横断。
志津を通過してからもう一度フクロウ登場。
たまに夜走るといいことあるね。