金曜午後発、昨夏と同じ、安くて宿の方がとても親切な民宿に前泊し、土日で昨夏と同じ白馬大池へ。
長野の山を知り尽くす、雨飾さんに案内していただきました。
ワタスゲ
なにチドリだろう?まだ調べてません。
自然保護レンジャーのお仕事しながら進みます。
キバナシャクナゲ
こちらも雪多めとのこと。明日天気悪そうだから、今日作ってしまえ・・・
ということで、2うさ。雨飾さんも数年前からちびうさ作りに邁進しており、長野県支部長です。
去年は見かけなかった乗鞍岳のすぐ手前で、早くも第一ライチョウ発見。
ヒナが三羽いました。
40mくらい離れた微妙な位置にオスも。
全く山頂っぽさのかけらもない乗鞍岳山頂
ほどなく白馬大池が見えて来ます
ハクサンシャクナゲ
キバナシャクナゲ
憧れのハクサンコザクラがそこかしこに!
山荘の周囲にたくさんあって、ひとしきりわーきゃーはしゃいでしまった(笑)今回はテントではなく、山荘泊まりだが、チェックインするには早いので、荷物全部背負ったまま、小蓮華に向かう。
チシマギキョウも盛り
こっちでは見ないミヤマダイコンソウ
コマクサ
クルマユリもぽつり
ライチョウ日和です
第二ライチョウ発見。お腹の下に雛が潜っています。
ころころと三羽出て来ました。一羽は後ろの方に隠れてます。
他にもう一家族見られました。満足満足。
シナノキンバイ
タカネミミナグサ
ツガザクラ
小蓮華岳山頂
白馬岳への縦走路
チングルマ
縦走しようと思えばできるのだけれど、目的はライチョウなので、白馬大池に戻ります。
ミヤマアズマギク
ホソバツメクサ
タテヤマリンドウ
ウラジロヨウラク
タカネバラ
コケモモ
ミヤマコゴメグサ
イワツメクサ
リンネソウ
これみんな、リンネソウ。まだ蕾ばかりで咲いているのはほんのわずかだが、ものすごい数。あるところにはあるんだねー。
月山のはほんの3株くらいしかないのに。(登山道じゃないところにはあるのかもしれないが)
チシマギキョウが目立つが、イワギキョウも少し咲いていた。
ハクサンフウロ。栂池自然園の方には、グンナイフウロというのもあるらしいが、標高高いとこのはハクサンフウロだけだった。
ミヤマツメクサ
イブキジャコウソウ
ミヤマクワガタ
カケスの羽根があった。
ムシトリスミレ
葉はコガネイチゴに似てるけれど、花弁が多いな・・・なに?
当初、素泊まりの予定だったので、食料やガス持って行ったのだが、雨飾りさんが二食つきにすると言うので、おいらも夕食だけ食堂で一緒に食べることに。営業小屋に泊まることは滅多にないから、どういうものが出るのか興味もあるしね。
ここは毎日メニューがカレーだけのようだけれど、チキンカツが載って、デザートまである。
既に女子や年輩の方にはヘビーな量だが、ご飯とルーはお代わり自由。最近は外国人の方も多いし、ベジの人もカツなしにすれば食べられそう。
小屋内部の写真が全然ないが、廊下の両側が二段になっていて、小さ目に仕切りがあり、廊下側はカーテンがある。
夜九時消灯なので、ヘッドライトはほとんど使わず済んだ。掛け敷の区別のない薄い布団が四枚ずつ畳んであり、枕もあった。
夜中にざーっと激しい雨音がしたけれど、長くは降らなかったが、星が見えないし、朝もどんよりだったので、昨年のような夜の撮影タイムはなし。朝もいつ降り出すかわからない感じだったので、早朝ささっとご飯食べてそそくさ出発となった。
ヒメクワガタ
じきに雨が降り出し、写真ほとんど撮らずにひたすら下山。
雪渓が昨日より固くなっていて、少し慎重に下り、岩に移ってすぐのところにライチョウのフン発見。
その下にためフンごっそり。これは一晩過ごした感じ。いい感じに岩が雨避けになる場所なので、雨宿りの塒だったようだ。
途中から土砂降りになったが、ゴンドラ降りたところ近くの短い散策路にねじれブナがあるよと案内してもらう。
雨の森はきれいだのぉ。長靴だったらもっとゆっくり歩きたかったが、おいらのぼろ靴はもう靴下まで水がしみておった。
雨でほとんど写真も撮らずに下ったので、ゴンドラ乗り場には8時半頃には着いて、駐車場には9時半頃着いてしまった。
車にガソリンつめて、近くに温泉に入って出て来たら、昨年は一緒に白馬大池でテントに泊まったY子さんが来てくれていた!
ランチのお店がまだ開かないので、先にジェラート屋さんへ。
ジェラート屋さんの店内で食べながらお話していたら、あれー?と声をかけられ、なんと一昨年だっけか大朝日でたまたま一緒になった超元気なKさん。しかも、ランチに店でもまた会って大笑い。
このジェラート屋さんも、ご飯のお店も、白馬に来る山好きの人の人気のお店なので、遭遇率が高いらしい。
ということで、長野の友人二人にプラス、関東の友人にもばったり会えてしまったライチョウツアーであった。
花もたくさん見られたし、土曜は思ったよりガスの晴れ間があって景色も眺められ、山の分は土曜に全部凝縮。
日曜は早く下山した分、ゆっくりと友人たちと会えて、雨もまたよし、といったところか。
午後2時頃に友人たちと別れ、道の駅でお土産買って、小国で晩御飯食べて、9時過ぎ頃に帰宅できた。