ここを逃すと6日間仕事が続くが、天気が・・・水曜の方が天気よかったかと後悔しても仕方がない。
装束場のキヌガサソウ見頃かもとか、小朝日までヒメサユリ見に行こうかとか迷っていたが、どっちも土砂降り過ぎて断念し、雨が降らなそうな鳥海山へ。
3時に起きたけれど、どうしようか迷ったり、途中で眠くて仮眠したりで鉾立着いたのは9時。それでも天気予報悪い平日なのでガラガラ。
雨は降らないけれど、ガッスガス。日差しはないのに、蒸し暑くて汗だらっだら。でも、こんな視界の悪い日は鳥が近くで見られる。
目の前3mでしばらくいてくれたカヤクグリ。
イワカガミ
鳥海も雪渓が例年より多め。日差しがないので固め。雪渓に来ると少し涼しくてほっとする。
ビンズイ
コバイケイソウ
思ったより花が少なくて、景色も見えないし、暑いしで修行のよう。ヨツバシオガマ
ミヤマキンバイ
御浜は、トイレ工事中のはずですが、平日なのに誰もいない。
雨で傷んだハクサンイチゲ。花弁が透き通るのはサンカヨウだけではないよね。
風にゆらゆら揺れるニッコウキスゲは、今からが盛り。蕾がたくさん。
ウサギギク
御田ヶ原分岐あたりが、ハクサンイチゲ満開!ここまでずっと花が寂しい感じだったところに、この大群落。思わず歓声が漏れました。
この眺めを独り占めでした。
チョウカイアザミ
ホソバイワベンケイ
眺望ないし、時間的にも山頂までは無理だけれど、せめて鳥海らしい花が見られるまで行こうではないか。
外輪まで行くと、岩場の花が見られる。コケモモ
濃霧ごしで色がはっきりしませんが、マリンブルーの美しい小鳥なのです。ルリビタキ
やったー、イワブクロ!月山では見られないので、嬉しくなる。
なんだ、あの白は?と、双眼鏡で確認すると、イワヒゲの大群落。こんなすごいの初めて見たなぁ。鳥海には年に一回とか二回しか来ないから、これまでタイミングあってなかったんだな。
崖の側にあるので、寄れません。望遠で撮影。
チョウカイフスマにも会えました。イワギキョウはこれからかな。
視界が悪く、人が少ないので、あまり遅くならないように二時で折り返し。一番下の雪渓まで戻ってから、ちびうさ。
下山の時に、山頂に泊まりに行く方数人とすれ違ったけれど、花の話をしたらどなたも知らなかった。もったいないのぉ。
帰りに関所にちょっと顔を出し、寝不足なのでカフェインの錠剤飲んで、無事帰宅。
朝4時から午後8時まで留守番させていたら、餌入れひっくり返して、水入れに餌入ってどろどろにしてくれちゃっていた、ウサオ。
たまに敷物が水入れに浸かってることもあり、ひやひやする。
イタズラしても困るの自分だっちゅうに。
リンネソウもそろそろ咲いてるのでは気になるが、連休も関係なく水曜まで仕事です。登山道から見えるところにわずかに2,3株しかないので、ここのが落ちたら翌年まで見られない。昨年見たピンクのチングルマも気になるが・・・