役得・・・
2016年 02月 22日
「ワシミミズクの訓練が進んで来たので、見に来てみますか?他人がいても訓練できるか試したいし」とな。
時間のある時にって、あります、あります。ちょうど空いてます!ということで、さっそく今日行きました。
近くに行くと威嚇される。
鷹と同じように訓練しているようで、今は日中に集落を据え廻ししたり、家の敷地で短い距離での呼び戻しの段階だが、念のため飛ばす時はまだ紐つきとのこと。
段階踏んで慣らしていくので、今日は、見知らぬ他人がいても呼び戻しできるか、紐なしでできるか試す。
見えるところにいるが、正面にならないところで、見させてもらう。
何度かやってから、突然、今度はおいらの腕に来るかやってみたらと・・・え゛?????
さっきまで威嚇されてたのに、無理では?
相当距離を縮めて、最後は目の前で餌をちらつかせてみましたが、当然無視されました。
そりゃそうでしょうよ。さっき会ったばかりだし。
でも、腕を胸のところに出して乗り移させるのは成功。ばしばし威嚇されるかと思ったら、おとなしく止まってくれてるので、思わず写真撮ってくださいとお願いしてしまった。
こうしてだんだんに人間やいろいろな環境に慣らして行って、実猟に出る時の移動中とか、講演会なんかに連れて行ってもパニック起こさないよう少しずつ訓練するんですね。
フクロウなのに昼間訓練したり、狩りができるのか?
この子は国内人工繁殖の個体だけれど、もとの産地はシベリアあたりとのことで、繁殖期には白夜で明るい時間が長いため、明るくても狩りをしているとのこと。
このまま連れて来てと言われ、腕にワシミミズクのまま茶の間で30分歓談。話をしていて横見ると20cmのところにこの瞳!なんという贅沢な時間なんだ。
だんだん指の方に足をずらされて、左手人差指がぎゅーとつかまれてけっこう痛かったが、それもまた、この鳥のパワーをひしひし感じられて幸せなのだった。
まぁ、いつ何時防護手袋じゃないところをぐわしっとやられないとも限らないのだが、それでもいいや・・・と思っちゃう。いや、だめか。雪旅籠掘れなくなるのは困るな、なんて思いながら、何度も見つめてしまった。
家の、ヤマガラ目と目を見つめ合うのは1秒か2秒だけですよ。
紐付けようかな(笑
雄は手乗りしませんが10㎝位まで接近しますが、可愛くない(笑
四つ足と違って、視線感じると牙をむくということはなかったです。
ヤマガラよく慣れてますね。
小さい生き物は時間の流れ方が違いますから、彼らにとっては1秒でもけっこう長いかもしれませんよ。