前に誘ってもらった時は、ウサオもいるしと途中合流で一泊しかしなかったが、今回は友人にウサオ預かってもらってフル参加。運転してもらって鳥見できるというありがたさ!おかげでいろいろ見られ、じっくり堪能できた。
ハクガンは、やっぱり美しい。
前々日、前日と同じ場所にいたという珍客。午前中行ったらハクチョウしかいなくて、縁のない鳥なのかもと思ったが、午後行ったらマガン少しとシジュウカラガン一羽いて、ん?と思ったら、この珍客も来てました。
といって、その雁たちと一緒に行動しているわけでもないらしく、マガンたちがいなくなってもハクチョウに埋もれるように餌を食べたり休んだり。のんびりしてるなーと思ったら、いきなり一羽だけで飛び去った。
カリガネ。「かわいい」の条件を満たす丸い顔、短い嘴。
マガンと比べると小さくまあるいのです。
暗くてぶれぶれだけれど、ハイチュウ。どうもオスだけで3羽もいるようだ。メス1羽とチュウヒも。なんでみんな同じあたりに塒するんだろう?
でも、昔は夕方にコチョウゲンがたくさん見られた記憶があるのだが、最近はいないんだろうか?
ハイチュウ見ていたら、おまけで奥でヘラサギ飛ぶのも見られた。
日帰りだと早朝の塒発ちと夕方の塒入りを見ると、ちょっと帰りがつらいんだが、泊まりだとじっくり楽しめる。
シジュウカラガンの朝の飛び立ち。その前の亜種ヒシクイのは暗くて写真真っ黒けだった。あのヒシクイたちはどこでご飯食べてるんだろうな。田んぼぐるぐる探し回ってもさっぱり見つからない。(オオヒシクイは少し見つかるが)
ついついマガンをないがしろにしがち。マガンだって山形ではあまり見られないのに。せっかく真上飛んでくれてもなかなかうまく撮れないのだが、これだけばっちり撮れた。
予報は曇り一時晴れだったのに、朝起きたら雪が降っていた。
でも、こういう写真も撮りたかったので、ちょっと喜ぶ。
車や人が近づいたわけでもなく、オジロワシが飛んでるわけでもないのに、雁たちがみんな首を立てて警戒している時、近くに猫がいる。
最期はシジュウカラガンがいつもたくさんいる場所で締め、と思っていたら、いない!ぐるぐる探してようやく発見。
暖冬で群の半分以上が八郎潟に移動してしまったそうで、だいぶ少なくなった。
とはいえ、まだここだけで200羽くらい見られたのだからねぇ。昔はものすごい数のマガンの中に1羽2羽いるのを必死に探したものなのだから・・・
じっくりまったり雁三昧して満足。