雁行
2013年 11月 16日
ここ数日で目覚ましく回復したので、Go。
まだ真っ暗な3:45am集合で、古い鳥仲間の車に乗せてもらい、出発。後部座席では鳥ビギナーの女性二人。
日の出前に伊豆沼着。天気予報晴れの土曜日とあって、既に大勢がスタンバイしていた。
爆発的な飛び立ちではないけれど、まずまずといったところ。
日の出とともに鳴き交わす声がより盛り上がって行き、どわっと飛び立つ瞬間の迫力。頭上を続々と飛んで行く声と羽音に包まれる時の臨場感は、その場に行かなければ味わえない。
太陽が出ると、霜がどんどんとけてゆく。風がないので、思いのほか暖かい。
何の変哲もない田んぼに、数千羽のマガンがこつ然といるエリア。日の出とともにの飛び立ちを見た後は、車で周辺をまわって、ガンたちがたくさん降りている場所を探す。
そして、たくさんいたら、その中にカリガネやシジュウカラガンを探すのだが、黒いシジュウカラガンは簡単に見つかるが、カリガネはなかなかに難しい。
ほとんど諦めかけたころ、友人が見つけてくれた。
近くを車が通ったのか、ずっと奥の方でキツネでも出たのか、突如、爆発的に飛び立った。
こんなにいたのか!!日の出の飛び立ちより迫力があった。
内沼に寄ったり、新田駅近くでカモやチュウヒを見た後、蕪栗沼方面へ。
ここのオオヒシクイは近くで見ていても、ほとんど警戒しないようだ。
ツルシギが泳ぎながら餌を食べていた。タゲリの水浴び、オオジュリン、ベニマシコなども。
カリガネ探しに苦労したため、予定していた最後の場所には時間切れで行けなかったが、うららかな小春日和で一日鳥見が楽しめて、いい一日だった。
同行のビギナーさん二人も、終始楽し気にきゃっきゃしていてほほえましく、古株二人は「自分たちにもあんなころがあったんだよねー」なんて・・・
もう半月も養生していて、久しぶりの一日がかりの外出だったが、暖かい陽気や、運転手つきで楽だったことなどもあって、全然疲れを感じず。体の痛みもほとんど気にならなくなり、そうだ、本当は痛くないのが普通なんだよ、と当たり前のことに驚く。
ぽかぽか陽気で条件がよかったとはいえ、早朝から長時間出かけて大丈夫だったことで、月曜からの現場への不安要素がなくなった。
ちと予報では月曜からしばらく天気悪いようではあるが、寒さ対策を万全にして臨めば大丈夫だろう。
明日からまたウサオを連れて実家に移動である。
あかねずみさんの痛さ感度は、ふつうのレベルを超えてます。
痛みの許容レベルを下げることをおすすめします。(笑)
現場、お気をつけて、いってらっしゃい。
追伸*地平線通信、しみじみと読ませていただきました。
ウサオさん
これからもあかねずみさんのことを、宜しくお願いします。
首はヘルニアがあるので、もしかしたらずっと痛いままなのかと一抹の不安を感じていましたが、投資の甲斐あってよくなり、ほっと一安心。
今、ウサオとこたつでぬくぬくしております。
動画は音が入るので、臨場感が倍増しますよね。会話まで入ってしまうのが難点で、使えない時もあります(笑)
冬はひょっこり意外な鳥が身近な場所に現れたりしますので、油断なくあちこち散歩してみてください。