大鳥小屋一泊以東周回(8/5-6)

先の予定が読みにくいので、行ける時に行っておこうと、8/5、6で気になっていた以東小屋を見に行った。
しばらく腰痛や股関節痛で体を休ませていたため、体力面が心配だったのと、頸椎ヘルニアのことも考えて、荷物が減らせる大鳥小屋泊に。
二日とも大気が不安定で雷雨の予報で、当日朝まで迷って、それから準備。日暮れまで着けばいいやとのんびり出かけたので、泡滝スタートは午後3時に近かった。
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泡滝より手前で川幅が広いところはサルの天下になっていて、20頭くらいぞろぞろ移動したり、あちこちでくつろいでいた。
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歩きだして間もなく、巨大な雪の塊が目につく。標高が500mしかないのに秋まで残ることも多い。
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駐車場から15~20分くらいのところの崩れ。ここはもともとよく崩れるところで、今回の豪雨で道がなくなったが、少し下を巻いて歩けるように踏み跡がついており、問題なく通れる。ただし、上に大きな岩があるので、大雨で地盤が緩んだ後は要注意。
特別目印などつけてありませんが、行けば、どこを歩くかわかりました。
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ほかにも崩れた箇所がありますが、ステップがついていて問題なしです。
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予報では午後から雷雨の可能性が高く、下山してきた方たちは雨具姿。夕方になるほど雨にたたられそうだと覚悟していたのに、だんだん晴れていく?
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ついついヒキガエルがいると捕まえてしまう。
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登山道脇にショウキランが2株。1つはまだつぼみだけの株だったので、あと一週間くらいは見られる。
タマガワホトトギスやトリアシショウマ、オカトラノオ、エゾアジサイなどもたくさん咲いていた。
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17時ちょっと過ぎに大鳥小屋着。いつも大鳥小屋と呼んでいるけれど、看板はタキタロウ小屋なのでした。
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雨のはずが、夕方さわやかに晴れて、稜線も以東の小屋も見えていた。山は行ってみないとわからないものですね。
夜明け前に雨が降る音で目覚めたが、ゆっくり朝ごはんを食べ、朝茶を飲んでいる間にやんだ。
5時半頃雨具を着ないで出発。稜線が見えているが、予報ではやはり雷雨と言っているので、見えているうちに眺めのよいオツボコースを歩くことに。
スタートして30分くらいで雨が降り始めたが、雲の位置が高く、ずっと稜線が見えていた。
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よくサルに会う地点でやはり遭遇。10頭弱?警戒はするが、ほっほーと声をかけても逃げない。しばらく眺めてから歩き出すと、静かに散って行き、威嚇はされなかった。
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きつい登りが終わり、鞍部に下ったあたり、毎年8月でもヒメサユリが見られるが、今年は少ないなぁ。
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チングルマが咲きたてなので、ここのヒメサユリのメイン群はこれから咲くかもしれない。
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花の写真を撮ったり、ヒキガエルと遊んだりで、なかなか進まない(笑)
雨はずっと降っているが、土砂降りではなく風もないので、ゆるやかな稜線歩きは快適。
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キンコウカ
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タカネマツムシソウ
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オオパギボウシ、マツムシソウの群落。オヤマリンドウもたくさん咲いている。
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ミヤマコゴメグサ
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コバイケイソウもまだまだ見頃
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このルートを歩いて大鳥小屋に下ってきた方が、ヒメサユリを一輪しか見なかったと言っていたが、足元ばかり見ていて気付かなかったのでしょう。オツボと以東の間にたくさん咲いていました。
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以東にずっと泊まっていても5日続けて見えないこともある大朝日が見えますよ!
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この見慣れた景色。いつもと同じに見えるけれど、小屋は壊れているのか・・・と思うとじわっときた。
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以東ピークについたら雨がやみ、眺めもよいのでしばらくピークで休んでいたが、いい加減、現実を直視しないと・・・
以東小屋が壊れたことはGW明けに知り、ネットで壊れた小屋の写真も見てはいたのだが、自分の目で見ないと納得がいかないと思いながら、見たくない気持ちも入り混じり、小屋を目前にして3o分も経過していた。
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ピーク側からはなんの問題もないように見えるが、裏側はすさまじい。管理している朝日屋さんが何度か様子を見に行き、片付けたり掃除をしているので、一階部分はきれいなのだが、二階は雨風入りっぱなしなので、断熱材が飛び散っていたり、カビだらけでひどい。
あちこち腐り始めているだろうし、台風で小屋ごと吹っ飛ばされる可能性も・・・
愛着のある小屋だけに、とても悲しく寂しい。
小屋の一回でごはんを食べたあと、二階とトイレを掃除。気づくともう以東についてから1時間たっていたが、特に急ぐわけでもなし。碧玉水の様子も見て行かねば。
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今季、以東は常駐管理が入っていないので、水場の案内も出ていないし、ロープ貼りもされていない。
6日現在は、あらかた水場に続く道が出ており、少し雪渓を歩くか、一部巻くかして行けるが、雪渓が消えたばかりの斜面も滑りやすいので要注意。
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冷たくてとてもおいしい水ですが、距離は近いけれど、小屋から標高差100m下ります。
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下りはオツボでも直登ルートでも自分はコースタイム同じなのだが、昨年のソダを使った登山道補修がどうなっているのか見たいのもあって、直登コースで下山。
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えぐれのひどいところにバイパスが作られたり、これ以上掘れないようにあちこちソダやネットで保全され、だいぶ歩きやすくなった印象。ただ、それらは割と上の方だけで、下の方のうんこらせーの段差の大きいところはそのままです。
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ミヤマクルマバナ
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カケスの羽。翼の一部にこんな美しいところがあるのです。
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もうツルリンドウも咲いていた
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イチヤクソウ
大鳥小屋について、遅めの昼食を食べ、2時ころ出発。
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途中雨が降ったりやんだり、日がさしたりと目まぐるしく天気が変わり、最後は土砂降り。
下りでちょっと膝が痛かったが、荷物を軽くしたおかげで、頸椎からくる背中の痛みは出ないで済んだ。
股関節と腰の痛みも、歩いているときは大丈夫で、車の運転時の方がよろしくない感じ。
遅い時間に出かけても、大鳥小屋泊だと余裕。こういう過ごし方もよいなぁ。
でも、晴れたら稜線の夕陽、日の出が見られたら最高。
以東小屋を修理するか、再建するかしてほしい。切に!
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帰りの運転中に左手甲に違和感感じて、つまんだら、やっぱりマダニ!その後右手首にも発見。
帰宅後はすぐシャワー浴びて全身チェック。もう一匹すごく小さいのを発見。
別に藪漕ぎしてないのに、今年はよくよくダニにくっつかれる・・・
Commented by morino1200tb at 2013-08-07 20:14
以東小屋がかわいそうですね。
補修で何とかなるのか、建て替えなのか、いずれにしても当分使えないのは残念。
3連休の時でもノンビリしたいと思っていたのに。
Commented by akanezumi1984 at 2013-08-07 21:20
morinoさん、もともと老朽化が心配されていたのですが、こんなに急激に壊れると、やはりショックですね。
山の冬は早いですから、早急に対処してほしいものです。
Commented by lc4adv at 2013-08-08 20:40
山頂直下に位置する以東小屋は貴重な山小屋だと思っていましたが、画像を拝見すると痛々しいですね。
朝日屋さんや地元の市町村だけでは負担が大だと思います。
寄付と募るとか、山小屋復旧目的で入山料をとるとか、実行して欲しいですね。
微力ながら願っています。
Commented by akanezumi1984 at 2013-08-09 23:04
lc5advさん、朝日の稜線の避難小屋は県所有で、県が判断しますのでねぇ・・・
by akanezumi1984 | 2013-08-07 11:59 | ほかの山 | Comments(4)

気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984