恐るべし月山の自然
2013年 01月 31日
新雪は深くないが、単独なので体力温存のためキャット(雪上車)ルートを利用。前日も運行したのか、ルート上はほとんど沈まず。スキー場の上まで行ったところで、キャットに追い越された。
ヘルメットに作業服姿の方が何人も乗っていたので、壊れた姥沢小屋の点検でしょう。
2時間半くらいで姥沢着。いつもの光景。2階建でも3階建でも東側は屋根まで雪があり、西側は深くえぐれている。
そして問題の姥沢小屋は?
広い範囲に飛ばされた屋根や布団やらが点在している模様。
ちょっと、津波の被災地を思い出す光景。激しく壊れた建物にため息がもれた。雪に放り出されて埋もれた布団が悲しい。
T電力さんが点検終えて、もう帰られるところだった。天気がよくてよかったですね。
今日はこんなに穏やかな天気ですが、大きな山小屋が全壊するほどの強風が吹くのである。
10数年前にも確か、この小屋は土台からだいぶ離れた場所に動かされていたことがあった。
自然は、時に人間の想像を超えた力を働かせる。とりあえず冬季閉鎖中で誰も怪我をしなくてよかった・・・
太陽のおかげで暖かく感じるが、気温は低いようで、ここの雪は握れない。
姥沢のロッジ群まで戻り、裏からブナ林に下る。
ヤドリギがだいぶ近くなってきた。
周海沼まで下ると、Kぽんのと思われるトレースがあった。
ここの雪は少し太陽でいい感じになっていたので、ちびうさが作れた。
オコジョの足跡。
NCの屋根に登って姥と湯殿を眺めた。(なんとなく毎年一回は登る)
姥にはシュプールあり。赤いウェアのあの人です。
分岐の青看板は、簡単に手が届くようになりました。
姥沢小屋、既にたくさんの予約があったようですが、今年は営業できないようですね。
取り壊した後、今度はどんな小屋になるのだろう。
竜巻にやられたような被害状況ですね。運が悪いとしか
言いようがありません。。。
少し離れた姥沢のロッジ群は無傷。ここはなにか地形的に理由があるのでしょうかね。以前にもやはり風が土台からころげて離れたところに転がっていたことがあったので・・・
昨日、今日は風もあまりなく穏やかで、こんなことがあるなんて信じられないような感じです。
mt亭直撃したら・・・根こそぎ100mくらい飛んで行くかも?
ジャーマンシェパードのジェシカと共に月山に行った時の思いで旅ブログを書いていて、姥沢小屋の事を調べていたら、たどり着きました。全壊したことは全く知らなかったので、驚愕の一言に尽きます。
まことに勝手ながら、ブログ記事と写真を引用させていただきました。もし不都合がございましたら、削除しますので、ご連絡ください。
再建されたという記事は見てないのですが、どうなったのですか?
個人的なブログへの引用のようですし、特に不都合はありません。
残念ながら姥沢小屋の再建されませんでした。二度もあんなことがありましたから。
さきほどそちらのブログを見て、在りし日の姥沢小屋の写真を見られて懐かしく思いました。