キヌガサソウがきれいでした
2012年 06月 29日
思ったより天気がよく、どうせならすいている平日に行くか?
と、やおら出かけました。
時間が遅いくせに、装束場コースのキヌガサソウとタゴガエルが気になっていたので、博物園から大門海コースで姥沢に登り、リフト使用でできれば山頂まで行ってから帰りに装束場と考えましたが、リフト降りてしばらく歩いてから4時半から行きたい講演会があったことを友人のメールで気づき、山頂は諦め、キヌガサソウとタゴガエルに焦点絞って後はなるべく見ないようにして下山。
しっかり見ごろでした。といっても、例年撮影しているポイントの群落はまだがっつりと雪の下で、それよりもちょっとだけ上流の別の群落です。
ここにもあるのは知っていたけれど、いつも撮影している群落より早く咲くため、例年だと他の植物で見難かったのが、今年は残雪が多くてこちらの見ごろにあたったようです。
急いでいるけど、仕事もせねば・・・ちびうさ奉納。
装束場小屋前の小さな池はクロサンショウウオの卵がたくさん。今年は博物園の森のも、ここのも産卵の時期見逃してしまった。
さてさて、毎年この時期楽しみにしているタゴガエルの産卵は・・・近くに行くてクックックッと声が聞こえ、ビンゴー!大集結中でした。思わず顔がほころぶ瞬間。
カエル団子ができています。この状態だと興奮状態で逃げません。
どうも中心のカエルはもはや窒息死されているようです。以前、通りすがりで巻き込まれて死んだハコネサンショウウオも見たことがある。
卵が大きいのがわかるでしょうか?餌の乏しい環境で産卵するため、大きい卵を少なく産んで、オタマジャクシは大きな卵黄の栄養だけでカエルになるまで育つとか。
イワナシ、ヒメイチゲその他いろいろ咲いておりました。
登山道は、博物園から周海沼経由で姥沢に登る道は問題なし。
装束場コースは、装束場から金姥分岐までの区間は雪渓の上に目印がつけてあり、ほぼ問題なし。
一部ちょっと歩きにくい部分はあります。
装束場より下は、スノウブリッジに穴があったり、雪壁があったりで少し注意が必要です。
明日見てきます。
でも、カエルは見ませぬ・・・(^^;)
カエル、今日の明日じゃまだ狂騒状態が続いていると思いますが、装束場から登り返すのでしたら見られませんね。