さびしいけど、近くにいつもこれがいっしょ
2011年 11月 21日
積雪期(おらいの山では11月~5月くらいまで)の山のお供のタヌ2号(現役)と3号(控え)が、
敬愛するじっちの形見となってしまった。
山の帰りや、たまのバイトの時、いつも優しく迎えてくれたじっちがもういない。
さびしいけれど、これから山に行く時はいつもじっちのたぬきと一緒だよ。
裏山しい。
これからしばらく山のお供の日々なんですね。
これからも制作者のじっさまと一緒に、ということですね。
生物学的死と社会的死は一緒には来ませんから。
よくみると一匹まるまる毛皮になっていたんだ・・・。
こんなのはリアルすぎてハンズではきっと売れない。笑。
だと思います。キツネじゃ細長いし、ウサギは小さい、テンやイタ
チも小さ過ぎ。昔はカモシカも使ったかもしれませんが今やご禁制
ですしね。売り物で鹿の四角に切ったの見たことありますが。
正直タヌキでもやや小さい。もう少し幅があるとベストです。
じっちは捕獲と皮はぎまでで、なめしは専門業者さん。
紐とかベルトをつけている人もいるようですが、おいらはカッパズボ
ンに頭をはさんで使っております。
知り合いの鷹匠さんが山に鷹狩に入っているときは、こやつを隠さ
ないとお尻に穴があけられちゃう・・・
ベルトつきの鹿皮のを盛岡ICIで見ました。
やっぱベストは、青ですな。ばき。
雪の京都の山ん中で見た行き倒れを放置してきたのが悔やまれる。ばき。
雪の付きと手触りは関係有りそうな。
きつねは手触りも良さそうですが細いですね、
ここは銀色のを何匹分も縫い合わせて・・・。ばき。
それは高いのでムートンで代用は・・・ばき。
たぬ皮もよなべで縫えば広くなると思うのですが。
で脚四本で尾二本ブラブラ。
なめしはタンニンがいるので素人は難しいかも。
イヌイットは噛んでなめすそうですし、
濃い紅茶でタンニンの代用するひともいるみたいです。
おらは捕獲できませんが、カワハギ・バラシならできます。
ただ脚の先まで開くのは出来るかなあ。
最初ベルトも試してみましたが、歩いているうちに前にまわってきてふんどしみたいになるのでやめました。
会社辞めて暇だからと、自分で解体、なめしをしてみたらどうかと考えたこともありましたが、柔らかくきれいになめすにはいろんな薬品がいるみたいで、高くつくので諦めました。
タヌキは捕獲しなくても、その気になればロードキルで入手は簡単ですね。