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気がつくといつもここにいる・月山依存症末期患者の日記


by akanezumi1984
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ワシが鶏を食らい、人はキジを食べ

今日は道の駅月山で「イヌワシの森倶楽部」企画、鶴岡市主催?のワシの狩の実演イベントの
お手伝い。おいらは、生餌の鶏投げ係。重要任務なのだ・・・が、その前にもう一つ嬉しい任務が。
ワシが鶏を食らい、人はキジを食べ_f0118332_23241792.jpg

イヌワシのコンロンが足紐の皮を食いちぎってしまったので、新しいのと交換。その間の足押さえ
係。イヌワシの足をつかめるなんて、めったにできるものではありません。
イヌワシの森倶楽部のTさんも来て、やりましょうか?と言ってくれたので「Tさんにやってもらって
写真を撮るか、自分がやるか」一瞬悩んだけれど、ちゃっかりと自分でコンロン押さえてTさんに
撮影してもらうことに。コンロンしっかりカメラ目線(笑)
おとなしくしてるなと油断していると突然羽ばたき、一瞬にしてコンロンの体が浮きます。へたすると
押さえていた人がひっくり返るとか。
ワシが鶏を食らい、人はキジを食べ_f0118332_2335958.jpg

準備整い、鷹匠さんはワシと丘の上に待機。おいらは鶏を隠し持ち、雪の陰に待機。今回は
地元の保育園や児童館の子どもたちが対象で、子どもたちだけで70人以上。引率者やスタッ
フで100人くらいが雪の壁の後ろにしゃがんで今か今かと待つ。
鷹匠さんの合図で、鶏を放り上げると、みな、固唾を呑んで見つめるが、コンロンはあらぬ方向に
飛んで行ってしまった。空腹なのだが、人が多すぎて警戒しているのだ。いつもはあまり物怖じ
しないのだが、さすがに大勢過ぎたか?
鷹匠さんの指示で、呼び戻し用に鶏持って丘の上へ駆け上がる。んがっ、かんじき履いてなかっ
たので事前に道つけしてあったところ以外は腿まではまるので、ショートカット不可。途中まで
鷹匠さんに戻ってもらって鶏渡し、無事ワシ回収。
元の位置に戻って再度挑戦するが、なかなか飛ばない。やはり警戒しているようだ。
お腹はすいているはずなので、鷹匠さんが丘をゆっくりと下り、鶏との距離をつめて行くと、よう
やく飛び掛った。
ワシが鶏を食らい、人はキジを食べ_f0118332_23514386.jpg

ここではほとんど食べさせず、すぐに鶏から引き離し、もう一度つっかかり挑戦。
一度襲えば、次はすぐに行くだろうと思ったのだが、どうも今日のコンロンはナーバス。なかなか
突っ込まない。また少しずつ距離をつめて行くとしゅーっと飛んで飛び掛った。
今度はがっつり食わせる。食べるのに集中してからは人が近づいても大丈夫なので、鷹匠さん
の指示で、子どもたちも恐る恐る近づき、間近で観察。
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こんなに大勢いた参加者。
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このくらいまで近寄り観察。おいらの持ち場はもっと近かったので役得。
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うまいっ。
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長いっ。

残酷ですか?生きるために食うのは当たり前のこと。今の時代、ほとんどの人はパックに入った
素材としてしか、あるいは既に調理済みのものしか目にしないけれど、誰かが殺してさばいて
くれている。
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満腹になったコンロンに触らせてもらう子どもたち。たった今、鶏を襲い、バリバリ食らっていた
ワシに恐る恐る触るのだ。大人も触らせてもらう。いくら触っても大丈夫と言っても、いきなり
高い位置から手を出すのは、生き物を飼ったことがない人だ。
この後、わかんじき履いて雪の斜面を上り、肥料袋で尻滑り大会。
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子どもたちを見守るうさ。
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お昼はキジ鍋が振舞われた(養殖のだけど)。子どもたちはご飯食べて解散。
午後からは屋内で研修会。鷹匠さんのお話と、山大農学部教授の講演もせっかくだからと受講。
会場で久しぶりに昨夏以東、大朝日、月山の山頂で会ったSさんと再会。
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帰路、おらいの山のあまりの美しさに車を停めて撮影。いつも見ているのと違う角度から。
この後、高速に乗ったらピンクに染まって、さらに美しかったが、撮影しようと車を停められる
場所に着いたらもう薄れていた。でもよい。おいらの目には焼きついた。
Commented by えすてぃ at 2011-02-20 06:36 x
子供たちが羨ましい~。
Commented by nora at 2011-02-20 07:35 x
こういうのなら、すっ飛んで参加しますぅー。
勿論、鍋も(笑)
Commented by akanezumi1984 at 2011-02-20 07:53
えすてぃさん、noraさん、肉眼で瞬膜見えましたよー。
by akanezumi1984 | 2011-02-20 00:01 | 生き物 | Comments(3)